古いネガを探して 自作アルバムの歴史
キャノンMC
1985年4月発売(52,000円)
1台目/1242157   2台目/1055304  
池:単4 ×  2本
 レンズ CANON  LENS  35mm  F2.8
田平天主堂の墓地



1997年11月撮影 長崎県田平にて

     1990年頃に中古を10000円で購入してよく使った、お気に入りカメラ。発売時は、ビートたけしがCMに起用され、コンパクトカメラとしては高額でレンズの描写力が高いことが売り物であったが、フラットな外観デザインが携行に便利なことと、AFとAEが比較的安定していたので、まちがいない写真が撮れて安心できた。一代目が電池の液漏れで動作不能となり、最近になって二代目を購入した。今度は5000円にまで下がっていた。
 今回の長崎県平戸の対岸にある田平天主堂はほぼ25年ぶりの再訪である。前回は徒歩で1時間半かけてたどり着いた海に向かう野道をレンタカーで、一気に登った。墓地は当時より立派になっていたが、わずかに残る石積みの墓に貧しい信仰の村のおもかげを残している。出来上がった写真は発色はMCらしいクッキリしたものだが一台目にはなかった周辺の光量不足が顕著にでている。それが逆に写真の効果を上げてくれた。

 キャノン・デザインの中で異質のもので、ミノックス35やオリンパスXAを下敷きにしていると思われる。もう少ししっかり作れば、その後のコンタックスの高級コンパクト路線の先駆けとなりえたが、後継機が販売されず消えていった。


【カメラの触感】