WIZARDRY RPG

− OutLaws Edition −

■データセクション■


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アイテム解説 <防具編>


■鎧(Armor)■

□ローブ (Robes) >#1〜6、外伝1〜2、ディンギル

 柔らかな毛織布で作られた丈の長くゆったりとした長衣。丈夫に織られているため、魔術師や僧侶などの旅装として用いられる。

□フェアリィクロース (Faerie’s Clothes) >ディンギル

 小柄な体格のフェアリィたちの背丈に合わせて作られた長衣。軽く丈夫であり、フェアリィの冒険者たちに愛用されている。

□黒装束 (Black Clothes) >ディンギル

 忍者専用の忍び装束。黒装束という名称ではあるが、実際には渋染めか深い紺染めで染められており、黒以上に夜闇に溶け込むような色彩をしている。

□道衣 (Dougi) >ディンギル

 修道僧が修行の際に着用する装束。生成りの木綿製の衣で、丈夫に作られている。元は修行僧が日常の雑事の際に着た作務衣ともされる。

□カンズーローブ (Canezou Robes) >#8

 婦人用の袖なしケープ。深いデコルテを覆うのに用いられ、麻やレースなどの薄物でつくられた。形は多様であるが、いずれも前端はベルトに差し込んで着用した。

□長衫 (Cheongsam) >エンパイア

 魅惑の衣装。元は東方蛮国で遊牧民が乗馬の際に着用する民族服だったが、いつしか東方の港町の酌婦や妓女たちが着る、身体への密着度の高い詰襟で横に深いスリットの入った絹製の衣服となった。

□レッドコート (Red Cort) >オリジナル

 大英帝国銃士隊の軍服の通称。当時、戦列歩兵が敵を威圧するため、また火薬の硝煙が漂う戦場の中で指揮官が部隊を識別するために、派手な色合いのものが好まれた。当初はイングランド軍の銃士のみが着用していたが、東インド会社にも採用され、インドにおいてはセポイにも与えられた。

エメラルドローブ (Emerald Robes) >#5、外伝1、ディンギル

 目に鮮やかな翠色に染め抜かれた長衣。善の戒律をもつ者だけが着られる魔法の法衣。若干ながら魔法無効化の効果をもつ。

□サファイアローブ (Sapphire Robes) >ディンギル

 深い海のような蒼色に染め抜かれた長衣。中立の戒律をもつ者だけが着られる魔法の法衣。若干ながら魔法無効化の効果をもつ。

□スカーレットローブ (Scarlet Robes) >#5、外伝1、ディンギル

 燃え立つような紅色に染め抜かれた長衣。悪の戒律をもつ者だけが着られる魔法の法衣。若干ながら魔法無効化の効果をもつ。

□ワーガンローブ (Wargan Robes) >#3

 古代の魔術師ワーガンの名を冠した呪いの法衣。どうやら非業の最期を遂げたらしく、着用者を冥土への道連れにする気か、防御度を上げてしまう。

□アノラック (Anorak) >慈悲の不在

 寒冷地や山岳登山などでよく利用されるフード付きの外着。元はアラスカ地方の先住民イヌイットが着るアザラシ皮の外着である。冷気に対して耐性がある。

□墨染 (Black Robes) >オリジナル

 霊能者たちのまとう墨染めの法衣。

□白衣緋袴 (Miko’s Clothes) >オリジナル

 東方の神に仕える巫女が着用する装束。白い小袖に緋色の切袴を着用する。

□狩衣 (Kariginu) >オリジナル

 東方の貴族が日常で着用している装束。もともとは狩りの時に着用する装束だったが、活動に適しているため普段着として普及した。主に陰陽師が着用する。

□道袍 (Daopao) >オリジナル

 東方の道士が着用する装束。

□レッドシルクガウン (Red Silk Gown) >#8

 婦人用の紅い絹製のガウン。

□忍装束 (Ninja Garb) >#6、ディンギル

 忍者専用の忍び装束。黒装束の下に、細かい鎖製の着込みが仕込まれており、ある程度の防御力がある。鎖着込みは布地に縫い込まれているために、音を立てることはなく、隠密行動や体術の妨げになることはない。

□エンチャントローブ (Robes of Enchant) >#6

 魔法の法衣。防護の魔力を付与されており、布製の法衣であるが、金属製の鎧に匹敵する防御度を誇る。

□ヴェナルローブ (Vennal Robes) >#6

 堕落の法衣。

□コンジュアラーローブ (Robes of Conjurer) >エンパイア

 召喚師の法衣。

□フラックジャケット (Flak Jacket) >#7

 防弾衣。銃弾や砲弾の破片から身体を防護し、被害を低減するために着用する防護服。1914年にアメリカで開発された最初期の防弾衣は四層織の絹製で、当時の拳銃弾を阻止することができた。後により強靭性の高いナイロンやポリエチレン、ケブラーなどの化学繊維が用いられるようになり、防弾性能が向上している。近年ではより強力な小銃弾を阻止するために、セラミックプレートを追加装備した重装モデルが主流となっている。

□リジューヴェネイションローブ (Robes of Rejuvenation) >#8

 若返りの法衣。強力な再生を与える魔力が付加された魔法の法衣。着ているだけで体力を回復させるHP回復能力に加え、致死効果に対する高い耐性を備えている。

□プロテクティブコート (Protective Coat) >オリジナル

 防護服。黒死病が蔓延した際にペスト医が身に着けた革製の厚手の外衣。

□ピナフォアドレス (Maid Clothes) >オリジナル

 女中のお仕着せ。黒もしくは濃紺のワンピースとフリルの付いた白いエプロンを組み合わせたエプロンドレス。屋敷内の炊事、掃除、洗濯や給仕など家事労働を行う女中の制服である。貴婦人に随伴する女中を識別するため、ヴィクトリア朝の英国で成立した。

□エレメンタルドレス (Faerie’s Robes) >ディンギル

 精霊の衣装。妖精の手によって草の繊維で編んで作られた魔法の衣装。鳥の羽のような軽さでありながら、強靭な防御度を誇る。

□エンジェルローブ (Angel’s Robes) >ディンギル

 聖女の法衣。鮮やかな朱色の法衣であり、女性のみが身にまとうことが許された聖なる衣。高い状態異常に対する耐性と魔法無効化の呪力を宿している。一説によると、オリジナルはマグダラのマリアが身につけていた長衣とも言われる。

□リッチローブ (Lich’s Robes) >ディンギル

 死者の法衣。呪術によって不死の身体を手に入れた妖術師が身につけていた法衣とされる。不死者にとっては絶大な防御力を発揮するが、生者が着用すると体力を根こそぎ奪う呪いが掛かっている。

□紫衣 (Violet Robes) >オリジナル

 朝廷から高僧に下賜される貴顕の色である紫に染められた絹織りの法衣。

□闕腋袍(Ketsuteki−Hou) >オリジナル

 東方の武官の正装。両脇の袖の下を縫い合わせず広げたままのため、闕腋という。

□縫腋袍 (Houeki−Hou) >オリジナル

 東方の文官の正装。裾に襴をつけ、両脇の下を縫い合わせているため、縫腋という。陰陽師の正装である。

□死装束 (White Clothe of Death) >エンパイア

 白装束。白無地の小袖に浅葱色の裃、袴であり、本来は切腹の際に着用する装束である。異風を好み、派手な身なりをして、常識を逸脱した言動を取る“傾奇者”とも呼ばれる侍が、死を覚悟した戦場に赴くときに着用する装束とされる。

□小忌衣 (Omigoromo) >オリジナル

 東方において、古代から伝わる神事に着用する衣。朝廷において新嘗祭および天皇の代始めの新嘗祭である大嘗祭、六月十二月の神今食において着用した。白絹地に青摺で花鳥風月の文様が描かれている。

□スピンスタードレス (Spinster’s Dress) >オリジナル

 紡ぎ女の衣装。古めかしいデザインではあるが、華やかなウェディングドレス。しかし、老嬢たちの呪いが込められている。秘められた魔力を解放すると……。

□デスブラックガウン (Black Gown of Death) >#7

 死の黒衣。強力な魔法防御の魔力が付与された法衣だが、身に着けただけで体力を奪い取る呪いが掛けられている。

□マーキュリックローブ (Mercuric Robes) >GBC#2、3

 水銀の法衣。金属質の銀色の光沢を放つ生地で仕立てられた法衣。

□セントサープリス (Sage’s Robes) >GBC#1、3

 高位の僧侶たちが儀式でまとう純白の法衣(Surplice)。

□スカイクラッド (Skyclad) >オリジナル

 魔女の法衣。魔女が儀式で裸身をさらすことによって空を飛ぶという伝承から、着用すると浮遊呪文リトフェイトの効果を維持することができる。

□ナンディンサリー (Nandin Sari) >ND#1

 ナンディンの聖衣。シヴァ神の聖獣ナンディンの加護を受けた神秘の衣。牛頭戦士の烙印を受けた神女のみが着用することができる。

□アストラルローブ (Astral Robes) >オリジナル

 星霊の法衣。星界を渡って来た来訪者によってこの世界に持ち込まれたとも言われる。異界の知識が編み込まれており、秘められた魔力を解放することによって、この世界で開発された四系統の魔法、全ての呪文(禁呪アブリエルを除く)を習得することができる。

□クリムゾンガーブ (Garb of Crimson Knight) >オリジナル

 深紅の装束。深い鮮血色に染め抜かれた魔性の軍装。魔に魂を売った闇騎士のみが身にまとうことができる、“君主の聖衣”の対極とも言うべき呪われた装束である。

□ガーブ・オブ・ロード (Garb of Lords) >#1〜2、外伝1〜2

 君主の聖衣。別名“聖なる鎧”とも呼ばれる君主専用の装束。鎧を模して仕立てられた布製の軍衣だが、これを装備した君主は驚異的なまでの力を身につけることとなる。順に上げると、すべての状態異常に対する耐性、最高ランクの魔法無効化の効果、着ているだけで体力を回復させるHP回復能力。また、あらゆる武器を使ったとしても獣人、不死、魔神属の魔物への二倍打撃を与え、さらに死点を穿つ致死攻撃まで繰り出せるようになる。

□ウィザードローブ (Wizard’s Robes) >#5NAL

 魔法使いの法衣。着用する者の戒律に応じて色や特性が変化する魔法の法衣である。

□ホワイトローブ (White Robes) >#5NAL

 白の法衣。ウィザードローブを善の戒律の者が着用すると変化する法衣。魔法無効化の効果と毒や石化への耐性を備える。

□レッドローブ (Red Robes) >#5NAL

 赤の法衣。ウィザードローブを中立の戒律の者が着用すると変化する法衣。火炎と冷気への耐性を備える。

□ブラックローブ (Black Robes) >#5NAL

 黒の法衣。ウィザードローブを悪の戒律の者が着用すると変化する法衣。高い魔法無効化の効果と致死攻撃への耐性を備える。

□レザーアーマー (Leather Armor) >#1〜6、外伝1〜2、ディンギル

 なめし革で作られた胴鎧。軽快で、身体の動きを阻害しないことから、多くの冒険者たちに愛用されている。

□パデットレザーアーマー (Paddet Leather) >#1〜6、外伝1〜2、ディンギル

 油で煮込み堅くなった革鎧。金属製の鎧には劣るが、軽量な割にはそこそこの防御度を有することから広く用いられている。

□ロッテンレザーアーマー (Rotten Leather) >#1〜2

 腐った革鎧。各部が腐食によって劣化しており防御度は低下している。

□スタテッドレザーアーマー (Studded Leather) >#6

 鋲打ちすることによって強化された革鎧。

□スタッドキュアブラ (Stud−Cuir Bra +2) >#6

 鋲打ちをして補強した黒い革製のブラとパンツ。服の上からでも着用できるが、下着のように素肌に直接着ている者もいるようだ。災厄の城にて、女王の部屋から鞭と一緒に発見されたという噂がある。またこのセットは、闇市場で高額にて取引されているとも言われている。

□グラディエーターハーネス (Gladiator’s Harness) >オリジナル

 剣闘士の防具。古代ローマ時代の剣闘士が着用していた防具。肩から上腕部にかけて防御するが、急所である胸部や腹部が大きく露出している。技量に優れた剣士は装甲箇所を活かして身を守ることができたと云う。

□サーペントハイドアーマー (Serpent Hide Armor) >外伝1

 蛇革の鎧。蛇革で作られた革鎧だが、呪われており、防御効果は望めない。毒に対する耐性と若干の魔法無効化効果がある。

□綿襖甲 (Mianao Jia) >外伝2

 分厚い綿の布地に鉄の小札を銅の鋲で止めて作られた中国の胴鎧。一見、丈が長いコートにしか見えない。材質が厚めの綿布であり、ほぼ全身を覆うために防寒性に優れ、北方辺境に駐屯する兵士たちに愛用された。

□ナイトウォーカー (Black Leather Suit) >GBC#3

 夜間の活動に適するように漆黒に染め抜かれた革鎧。要所を薄めの鉄板を仕込むことによって補強されているために防御度も高い。若干の魔法無効化効果と毒と麻痺に対しての耐性がある。

□チェインメイル (Chain Mail) >#1〜6、外伝1〜2、ディンギル

 鉄製の鎖を編んで作られた胴鎧。堅牢に作られており、斬られても刃を通さず、打撃も柔軟に受け止め、刺突もよほど鋭利な刃でなければ貫けない。古代から中世後期まで広く使用された優秀な鎧である。

□ホーバーク (Hauberk) >#3

 裾を膝丈まで長くして下半身も防御できるようにした鎖鎧。騎兵戦を得意としたノルマン人たちによって使用され、後にヨーロッパ全土に普及した。

□コローデッドチェインメイル (Corroded Chain Mail) >#1、2

 錆びた鎖鎧。赤錆に覆われて腐食した鎖鎧。

□ブリガンダイン (Brigandine) >慈悲の不在

 鎖鎧の上から数枚の鉄板を仕込んだ革製のコート(Coat of Plate)を重ね着して防御度を高めた胴鎧。プレートメイルへの過渡的な役割を果たした鎧ともいえる。

□シルバーメイル (Silver Mail) >#5

 禍々しいまでに白銀に輝く鎖鎧。うっすらと燐光を放っており、一見上質な魔法の鎧に思えるが、着用者の体力を吸い取る呪いが掛けられている。ただし、秘められた力を解放することによって、着用者の体力を全快させる力をもつ。

□コールドチェインメイル (Cold Chain Mail) >#1、2、外伝2、ディンギル

 氷の鎖鎧。ひんやりとほのかに冷気を放つ青白い金属で編まれた鎖鎧。火炎に対する強い耐性をもち、着用者を火炎から保護する魔力を備えている。対となるファイアーチェインメイルと共に秘められた魔力を解放すると……。

□ファイアーチェインメイル (Fire Chain Mail) >外伝4、ディンギル

 炎の鎖鎧。ほのかに熱気を放つ赤い金属で編まれた鎖鎧。冷気に対する強い耐性をもち、着用者を冷気から保護する魔力を備えている。対となるコールドチェインメイルと共に秘められた魔力を解放すると……。

□エヴィルチェインメイル (Chain of Evil) >#1、2

 悪の戒律をもつ者だけが装備できる漆黒の鎖鎧。チェインメイル+3に相当する魔法の鎧である。若干の魔法無効化能力と毒に対する耐性をもつ。

□エルヴンチェインメイル (Elven Chain Mail) >外伝1、2

 エルフ族の工芸品の極みともいうべき、秘伝の技術によって鍛造された鎖鎧。非常に軽量かつ丈夫であり、軽快な身のこなしを身上とする盗賊の行動も妨げないため、盗賊も装備が可能である。

□ディバインメイルアーマー (Gown of Divine Mail) >#7

 聖なる鎖鎧。司教府の擁する僧兵騎士団「紅十字騎士団(Red Cross Crusaders)」の制式装備として知られている。紅十字騎士団は、東部教国に征服された聖地奪回のために編成された十字軍遠征とともに設立したもっとも古い騎士修道会であり、勇猛果敢な戦いで名を馳せた。十字軍遠征の失敗により本国へ帰還して以後、教皇直属の騎士団として“夜霧の都”に駐屯し、王国群諸侯に睨みを利かせている。

□インディゴチェインメイル (Indigo Chain Mail) >GBC#2

 善の戒律の者だけが装備できる藍色の鎖鎧。チェインメイル+4に相当する魔法の鎧である。若干の魔法無効化能力と石化とHPドレインに対する耐性をもつ。

□ミスリルチェインメイル (Mithril Chain Mail) >オリジナル

 真銀とも呼ばれる魔法金属、ミスリル製の鎖鎧。精緻な匠の技によって鍛え上げられた鎖を堅牢に編んでおり、なまじの板金鎧を上回る防御力をもつ。鎖鎧としては最高級の品である。

□ストロンゲストチェインメイル (Strongest Chain Mail) >ディンギル

 最強の鎖鎧。冷気を放つ青白い金属と熱気を放つ赤い金属の輪を交互に組み合わせて編まれた鎖鎧。火炎と冷気に対する強い耐性をもち、着用者を火炎と冷気から保護する魔力を秘めている。

□ブレストプレート (Breast Plate) >#1〜6、ディンギル

 戦場での機動性を高めるために胸部だけに重点を置いた胴鎧。

□ハーフプレート (Harf Plate) >オリジナル

 胸甲と背甲、喉甲と草摺からなる胴鎧。火器が普及し、機動性を重んじる戦術に対応した軽量かつ堅牢な胴鎧である。主に戦列を構築する長槍歩兵が使用した。

□ブロークンブレストプレート (Broken Breast Plate) >#1〜2

 歴戦の胸当て。実戦で長く用いられた鎧であろうか、各部が傷んでおり防御度は低下している。

□キュイラス (Cuirass) >#3

 上半身を防御する板金鎧。

□デヴィルズブレストプレート (Devil’s Breast Plate) >#1〜2

 悪魔の胸当て。呪われており、身に着けるとしだいに体力を蝕まれていく。その呪力によるものか、若干の魔法無効化効果がある。

□ジナリキスプレート (Zynaryx Plate) >#8

 甲羅の胸当て。ジナリキス群島に棲息する巨大蟹の甲羅を加工して作ったフェアリィ族専用の胸当て。驚くほどに軽量だが、鉄鎧に匹敵する堅牢さを誇る。

□メタルビキニ (Metal Bikini) >オリジナル

 真鍮製のブラとパンツ。服の上からでも着用できるが、下着のように素肌に直接着ている者もいるようだ。防御面積が少なく実用的ではない筈だが、非常に軽量であることから一部の女性剣士には愛用されているという。

□アロイプレート (Alloy Plate Mail) >外伝1

 黄金と白銀の合金エレクトラム(Electrum)製の胸当て。魔法によって強化されており、若干の魔法無効化効果がある。

□キャリバンキュイラス (Caliban’s Cuirass) >#8

 キャリバンの胸当て。絶海の孤島に棲んでいた怪物キャリバンの所持していた胸当て。軽量かつ防御度が高く、吟遊詩人にとっては最良の鎧となる。

□ドラゴンスケイル (Scale Armor) >GBC#1〜3

 竜麟の鎧。火竜の鱗で作られた鱗鎧。火炎に対して高い耐性をもつ。

□ロリカ・ムスクラタ (Plate of Heroes) >外伝4、ディンギル

 英雄の鎧。古代ローマ軍団を指揮した軍団長の胸甲(Loica Muscolata)。鍛えられた胸筋を模した意匠をしているのが特徴。若干の魔法無効化能力と致死攻撃への耐性を備えている。

□アースプレート (Armor of Earth) >GBC#3

 大地の精霊の加護を受けた琥珀金製の胸当て。地霊に近しいノーム族のみが装備することができる。若干の魔法無効化効果と雷撃に対する耐性がある。

□プラチナプレート (Platinum Plate) >GBC#1、3

 魔法で強化された白金で作られた胸当て。ブレストプレート+5に相当する魔法の鎧。

□シェルプレート (Shell Plate) >旅人の財産

 貝殻の胸当て。貝殻のような襞飾りで装飾された優美な胸当て。女性の体形に合わせて作られている。

□イージスプレート (Plate of Godess) >ディンギル

 胸部に伝説の魔女ゴルゴンの顔が象嵌された白銀の胸当て。ギリシャ神話の戦女神、アテナの胸当て(Aegis)を模した意匠となっている。身に着けているだけでHPを回復させ、魔法無効化の効果も備えた戦乙女にとって最良の鎧である。

□裲襠甲 (Liangdang Jia) >オリジナル

 鉄の小札を綴り合せて作られた中国の鎧。騎兵が馬上で動きやすいように袖がなく胸甲と背甲を肩の革紐で結び、腰帯で固定する。

□明光鎧 (Mingquang Kai) >オリジナル

 鉄の小札を綴り合せて作られた中国の鎧だが、胸部と背部、腹部を護心鏡と呼ばれる楕円形の鉄板で補強し、防御力を高めている。護心鏡は錆による腐食を防ぐために漆が塗られた上で磨かれ、表面が鏡のように反射したためこの名が付けられた。

□歩人甲 (Buren Jia) >オリジナル

 多数の鉄製の小札を綴り合せて全身を覆った中国の鎧。重量はかさむが、防御度はかなり高い。

□逆鱗鎧 (Nilin Kai) >オリジナル

 龍の鱗を綴り合せて作られた小札鎧。龍の鱗は硬く堅牢で、火炎に対して強い耐性があるため、鎧の素材としては非常に優秀である。

□賽唐猊 (Saitangni) >オリジナル

 金色に輝く小札を綴り合せて作られた小札鎧。非常に軽く、また矢や刀も通さないほど堅牢な鎧である。オリジナルは梁山泊に拠った好漢のひとり、徐寧の家に伝わる家宝の鎧とされる。

□腹巻 (Haramaki) >オリジナル

 簡易式の鎧。胴回りだけを防御する。前立挙2段、後立挙2段、長側4段、草摺7間5段下がりで背中引き合わせに着用する。

□胴丸 (Doumaru) >外伝1、2

 主に徒歩武者が着用する鎧。前立挙2段、後立挙3段、長側4段、草摺は8間5段下がり、引き合わせは右脇といった仕様。また、肩口を護るために杏葉と呼ばれる小札が付いている。

□大鎧 (Ooyoroi) >外伝1、2

 騎馬武者の着用する鎧。腹巻や胴丸と区別するために式正の鎧、著長などとも呼ばれる。鉄や練革の小札を織り紐や染革で綴り合わせ(威し)て作る。この織り紐や染革の色によって、威色が決められる。前立挙2段、後立挙3段、長側4段、草摺は5段下がりで脇楯含めて4間となる。袖は5段の大袖を付け、肩口には右に栴壇板、左に鳩尾板を付けて防御する。

□当世胴 (Tosei−Do) >#6

 南蛮から渡来した胸甲に草摺や袖を付けた当世具足。二枚胴具足とも呼ぶ。長槍や鉄砲の普及による戦術の移行に対応して、防御度を高めた改良型の鎧である。

□黒韋威大鎧 (Kuroito−Odoshi) >ディンギル、GBC#2、3

 俗に“札良き鎧”と称される、小札を全て薄く鍛えた鉄小札を用い、それを黒革で威した大鎧。総鉄小札で作られただけに堅牢だが、重量もかなりかさむ。

□萌黄威大鎧 (Moegi−Odoshi) >オリジナル

 萌黄色の糸で威された大鎧。女性の体型に合わせて作られた珍しい鎧で、木曽義仲の愛妾、巴御前が着用した大鎧がオリジナルと云われる。

□赤備胴 (Aka−Zonae) >慈悲の不在

 丹塗りの二枚胴具足。甲斐武田家の部将、飯富家の家士は甲冑の色を赤に揃え、常に先陣を切って戦いに臨んだと云われる。以降、この赤備えは精鋭部隊の印として、山県、小幡、真田、井伊など諸家に受け継がれていくこととなる。

□楯無 (Ruined Plate) >ディンギル

 既に滅びた武家の一門に伝わる絢爛たる装いをされた小桜韋威大鎧。本来であれば、代々に渡る祖霊の加護によって強力な防御力を発揮する逸品だが、惜しむらくは一門の零落と共に呪われてしまった。

□赤糸威胴丸 (Akaito−Odoshi) >外伝2

 堅牢になめされた牛革と硬く鍛えられた鉄札を赤糸で威して綴り合せた極上の胴丸。小札に込められた加護の祈りによって、HPドレインと致死攻撃に対する抵抗と高い魔法無効化の魔力をもつ。一説によると九郎判官義経が着用した胴丸がオリジナルと云われる。

□紫匂威大鎧 (Murasakinihoi−Odoshi) >オリジナル

 藤の花を模したように上から下へ紫色が薄くなるように威した大鎧。子供が着るような小さな鎧で、フェアリィ族の侍が着用することができる数少ない鎧である。一説によると河内源氏に伝わる大鎧、源家八領のひとつ源太産衣がオリジナルとも云われる。

□卯ノ花威大鎧 (Unohana−Odoshi) >TR1

 卯の花色(薄く紫がかった白)糸で威された大鎧。鎧の胸板、大袖などに八大龍王の金飾りがあしらわれていることから“八龍”とも呼ばれる。

□緋金胴 (Hi−Kane−Do) >#6

 黒鉄色の鉄甲を緋色の織り紐で威した二枚胴具足。秘められた呪法によって、火炎に対する強力な抵抗を備え、若干の魔法無効化の魔力をもつ優秀な鎧。

□黒金胴 (Armor of Master) >ディンギル

 剣聖の鎧。漆黒に塗られた五枚胴具足である。

□プレートメイル (Plate Mail) >#1〜6、外伝1〜2、ディンギル

 鎖鎧をベースに各部を装甲板で補強した板金鎧。重量はかさむが、防御度はかなり高い。

□フルプレート (Full Plate Armor) >#3、6

 完全に装甲板によって装鉄した板金鎧。間接部は蝶番によって可動するようになっており、行動の自由度は高いが、重量が重いため動きづらい。

□アンティークプレート (Antique Plate) >GBC#2

 古びた鎧。年代物の板金鎧で、各部が傷んでおり防御度は低下している。

□ファーストクラスプレート (1st Class Plate) >#1〜2

 極上の鎧。北イタリアのミラノやドイツのニュルンベルクなどの鎧工房で制作された最高峰の板金鎧。技量の高い鎧職人によるオーダーメイドで制作されるため、非常に高価であった。

□カースドプレート (Cursed Plate) >#2、ディンギル

 呪われた鎧。呪われており、身に着けるとしだいに体力を蝕まれていく。

□ニュートラルプレート (Neutral Plate) >#1〜2、外伝1、ディンギル

 中立の鎧。中立の戒律をもつ者だけが装備できる魔法の板金鎧。プレートメイル+2に相当する魔法の鎧。若干の魔法無効化の魔力をもつ。

□エヴィルプレート (Armor of Evil) >#1〜2、外伝1〜2、ディンギル

 悪の鎧。悪の戒律の者だけが装備できる魔法の板金鎧。プレートメイル+3に相当する強力な魔法の鎧。若干の魔法無効化の効果と、毒に対する耐性を備えている。

□ブルズプレート (Bull’s Plate) >ND#1

 猛牛の鎧。シャインカー戦士のために用意された漆黒の鎧。牛頭戦士の烙印を受けた者のみが装備することができる。

□ヘヴィプレート (Leaden Plate) >GBC#3

 屈強なドワーフ族の戦士のために作られた重装甲を施した板金鎧。彼らの体格に合わせて作られているため他種族の者には装備することができない。

□ミスリルプレート (Mithril Plate) >外伝1〜2、ディンギル

 真銀と呼ばれる魔法金属ミスリルを大量に用いて鍛造された板金鎧。その見栄えの良さから、女性の剣士たちに人気の高い甲冑である。

□エボニープレート (Ebony Plate) >#6

 黒檀のような漆黒の色合いの正体不明の材質で作られた板金鎧。“黒騎士”の異名で恐れられた闇騎士ジェフリー・クレイトン卿の装備として有名である。彼の死後、長らく行方が知られていない。かなり高い魔法無効化の効果がある。

□ゴールドプレート (Gold Plate +5) >#5

 魔法によって強化された黄金で作られた板金鎧。プレートメイル+5に相当する高い防御力をもつ魔法の鎧。太陽の欠片とも言われる黄金の魔力により、冷気に対する耐性と着用者の体力を回復させる効果がある。

□ダークネスアーマー (Armor of Darkness) >GBC#3

 漆黒の鎧。遥か古代に隕鉄から生成された黒く輝く金属ガルヴォルン(Galvorn)を鍛え上げた魔性の板金鎧。

□アーマー・オブ・ロード (Armor of Lords) >ディンギル

 聖なる鎧。純白の胸甲と法衣によって構成される君主専用の鎧。これを装備した君主は驚異的なまでの力を身につけることとなる。順に上げると、すべての状態異常に対する耐性、最高ランクの魔法無効化の効果、着ているだけで体力を回復させるHP回復能力。また、あらゆる武器を使ったとしても獣人、不死、魔神属の魔物への二倍打撃を与え、さらに死点を穿つ致死攻撃まで繰り出せるようになる。

□コッズ・アーマー (KOD’s Armor) >#2

 伝説の“ダイヤモンドの騎士”の鎧。胸元に緑の輝きを秘めた大粒のダイヤモンドが嵌め込まれている。今では製法の失われた希少な魔法合金で鍛造されており、最高の防御度を誇る。さらに不壊のダイヤモンドに込められた魔力を解放することによって、法術マツの呪文を無限に行使できる。そのため、まさに鉄壁の防御力を発揮する。

□オムニアーマー (Omni Armor) >オリジナル

 強化外骨格。かつて惑星ロストガーディアで高度な文明を築いていたヘラゾイド族の技術を用いて開発された強化外骨格。装甲は金とチタンの合金で作られており、高度な防御度を誇る。装着して起動させるには高出力のリアクターが必要となる。

 

■楯(Shield)■

□バックラー (Backler Shield) >#6、ディンギル

 手でもつ小型の楯。古代から広く利用された小型の楯で、前に突き出すようにして構える。相手の武器に対し、積極的に打ち払うようにして用いる。

□ラウンドシールド (Round Shield) >#3、6

 円形の小型の楯。取り回しがしやすいので、多くの職業で装備できることもあり、よく利用されている。

□ブロークンシールド (Broken Shield) >ディンギル

 壊れた楯。装備すると、むしろ防御の妨げになる呪われた品である。

□カポーテ・デ・エスクード (Capote de Escudo) >ND#1

 楯のカポーテ。闘牛において闘牛士が手に持って牛の突撃をかわすのに使う革製のケープ。厚く丈夫な牛革製で牛の角から闘牛士の身を守る。

□ヘラルディックシールド (Heraldic Shield) >#6

 紋章の楯。楯表に立派な紋章が刻まれている。ラウンドシールド+1に相当する魔法の楯。

□サポートシールド (Shield of Support) #1〜2、外伝1〜3、ディンギル

 支えの楯。ラウンドシールド+2に相当する魔法の楯。かつて騒乱の時代、もっとも有名な迷宮のひとつ「狂王の試練場」において、なぜか滅多に発見されることが無く、珍品として本来の価値以上で取引されたという逸話がある。

□ディフェンスシールド (Shield of Defense) #1〜2、外伝1〜3、ディンギル

 守りの楯。ラウンドシールド+3に相当する魔法の楯。軽く、それでいて堅く丈夫という最良の楯としての条件を満たすために、様々な材質を組み合わせて作られた逸品。

□スターホイール (Star Wheel) >旅人の財産、欠けた大地

 星紋の楯。楯表に円を組み合わせた星状の幾何学紋様が施された魔法の楯。

□シールド・プロ・マジック (Shield Pro Magic) >#5、外伝1、ディンギル

 魔封じの楯。強力な魔法防御の呪いの込められた魔法の楯。

□ヒーターシールド (Heater Shield) >#3、5、6

 主に騎兵の使用する楯。馬上での取り回しがしやすく、かつ下半身を守るために下部が尖った方形をしている。

□払楯 (Parrying Rod) >オリジナル

 忍者や修道僧などの使う特殊な楯。長さ80cm程度の弓なりに曲がった木製の太い棒であり、中央部に握りが付いている。その握りを掴んで、相手の攻撃を受け流すようにして使用する。扱いには熟練を要すため、体術に優れた忍者や修道僧以外にはまず使用できない。

□カイトシールド (Kite Shield) >オリジナル

 洋凧のような縦長の形をした楯。騎乗した際に脚部を防御するために、そのような形をしている。

□手楯 (Hand Shield) >オリジナル

 東方で使用されている長方形をした木製の楯。侍専用の楯であるが、ほとんどの侍は二刀流もしくは両手で大太刀を使うスタイルを取ることが多いので、使われることはあまりない。

□タワーシールド (Tower Shield) >ディンギル

 大楯。重装歩兵の携行する大型の楯。前に構えると、ほぼ半身を防御できる大きさであり、その防御性は高い。

□ナイトシールド (Shield of Knight) >GBC#3

 騎士の楯。楯表に見事な意匠を凝らした上質の楯である。

□ナッシングシールド (Shield of Nothing) >#1〜2

 虚ろの楯。その名の通り、防御効果はまったくなく楯としての機能を有していない呪いの品である。しかし、その呪力によるものか、火炎と冷気に強い耐性をもつ。

□ホワイトシールド (White Shield) >オリジナル

 純白の楯。ヒーターシールド+2相当の強化魔法を付与された魔法の楯。善の戒律を持った者のみが装備できる。

□隼人楯 (Shield of Hayato) >オリジナル

 東方で使用されている長方形をした木製の楯。表面に赤白黒の逆S字紋様が塗られている。この紋様は辟邪や破魔の呪力を意味し、この楯は宮城を防衛する衛士に配備された。

□エヴィルシールド (Shield of Evil) >#1〜2

 悪の楯。ヒーターシールド+3に相当する強化魔法を付与された魔法の楯である。悪の戒律を持った者のみが装備できる魔性の防具。

□クレストシールド (Crested Shield) >#5

 紋章の楯。楯表に見事な大紋章の刻まれた大楯。しかし、この紋章は古に滅びた名家の大紋章であり、その一門の呪いが秘められている。

□ミスリルシールド (Mithril Shield) >ディンギル

 真銀と呼ばれる魔法金属ミスリル製の楯。

□フレイムシールド (Shield of Flame) >オリジナル

 炎の楯。楯表に燃える炎の描かれた長方形の大楯。冷気に対する高い耐性をもっている。

□ドラゴンカイト (Dragon Kite Shield) >#6、ディンギル

 火竜の鱗を楯表に敷き詰めたカイトシールド。堅牢な竜の鱗によって高い防御効果を誇ると同時に、火炎に対する高い耐性をもっている。最高級の楯のひとつである。

□リフレクトシールド (Reflect Shield) >オリジナル

 反射の楯。鏡のように磨きぬかれた銀色の楯。この楯は、その中心で攻撃を止めれば、あらゆる打撃を無効化する効果をもつ。

□ホーリーシールド (Holy Shield) >ディンギル

 聖なる楯。特別に聖別された純白の楯である。神の祝福を受け、高い防御効果を誇る。最高級の楯のひとつ。

□グレートエヴィルシールド (Great Evil Shield) >GBC#3

 極悪の楯。遥か古代に隕鉄から生成された黒く輝く金属ガルヴォルン(Galvorn)を鍛え上げた魔性の楯。

□コッズ・シールド (KOD’s Shield) >#2

 伝説の“ダイヤモンドの騎士”の楯。楯の中央に緑の輝きを秘めた大粒のダイヤモンドが嵌め込まれている。今では製法の失われた希少な魔法合金で鍛造されており、最高の防御度を誇る。さらに不壊のダイヤモンドに込められた魔力を解放することによって、法術ディアルマの呪文を無限に行使できる。

□セレスティアルシールド (Celestial Shield) >NAL#5

 聖霊の楯。白地の楯表に聖母マリアの肖像が象嵌されている。イングランドの英雄王アーサー王の所有していた楯(Prydwen)がオリジナルともいわれる。

□エンプレスドラゴンスケイル (Empress Dragon Scale) >外伝2、ND#3

 女帝の鱗。それ一枚だけでも楯の代わりになるほどの巨大な鱗。迂闊に触れただけで体力を奪い取られる呪いが掛かっているが、すべての状態異常に対する耐性、高い魔法無効化の効果を備える。この鱗で全身を覆われた竜属が存在すると考えると寒気のする話ではあるが……。

□ライトシールド (Light Shield) >#7

 光の楯。青白い燐光を放つ魔力によって形成された魔力の楯である。この世界で最高の防御度を誇る不壊の楯といえる。

□マーキュリックライトシールド (Mercuric Light Shield) >#7

 偽りの光の楯。別の世界の技術によって作られた光の楯。オリジナルのライトシールドに匹敵する防御度を誇る。

□エナジーシールド (Energy Shield) >オリジナル

 かつて惑星ロストガーディアで高度な文明を築いていたヘラゾイド族の開発した超兵器。高エネルギーを力場で制御して形成した魔力の楯である。起動させるには高出力なリアクターが必要となる。

 

■兜(Helmet)■

□スカルキャップ (Skull Cap) >#6

 主に僧侶の被る鍔のない帽子。

□ターバン (Tuban) >#4

 中東地域およびシャンバラ亜大陸で伝統的に用いられる頭に巻く帯状の布。東部教国では敬虔さの象徴として、日常的に着用されている。

□フェザーハット (Feathered Hat) >#6

 羽飾りの付いたフェルト製の帽子。それなりに丈夫にできており、長旅に出かける旅人などに愛用されている。

□メイジキャップ (Mage Cap) >#5

 魔術師の帽子。鍔広の三角帽。

□烏帽子 (Eboshi) >オリジナル

 東方の貴族が日常で着用している帽子。主に陰陽師が着用する。

□トリコーンハット (Toricorne Hat) >#6

 三角帽子。つばの両脇と後ろを折り返してあるため、上から見ると三角形に見えるためそう呼ばれる。折り返したつばが雨除けとなるため、屋外で活動する軍人や海賊たちに愛用された。

□ミトラ (Mitre) >#6

 司祭帽。司祭位の証として授与される。そのため、旅する僧侶や司教は身分証明証代わりにこの帽子を着用することが多い。

□ノービスキャップ (Novice’s Cap) >#4

 見習いの帽子。

□忍頭巾 (Ninja Cowl) >#6

 忍者専用の頭を守る頭巾。表面的にはただの黒布でできた頭巾に見えるが、鉄の薄板で補強されており、ある程度の防御度をもつ。通常は、覆面で目を除いて顔全体を覆い、顔を見られないようにする。しかし、高レベルの忍者の中には、素顔を見た相手を必ず殺せるという自信から、顔の覆面をつけない者もいる。

□帽子 (Mousu Cap) >オリジナル

 錦製の頭巾。

□スキンキャップ (Coonskin Cap) >慈悲の不在

 アライグマの毛皮帽。西部の英雄、デイヴィー・クロケットが愛用したことからクロケット帽とも呼ばれる。 

□巻纓冠 (Kenei−Kan) >オリジナル

 東方の武官の正装時に被る冠。頭に被る部分と髷を収める巾子、巾子から垂れる細長い薄布の纓は内巻きに丸めて纓挟と呼ばれる木片で留める。また巾子の紐の根元には老懸という馬の毛をブラシのように束ねて扇状に広げた飾りを付ける。

□垂纓冠 (Suiei−Kan) >外伝3

 東方の文官の正装時に被る冠。頭に被る部分と髷を収める巾子、巾子から背中に垂れる細長い薄布の纓からなる。伝説の陰陽師、安倍晴明が着用していた冠がオリジナルとされる。致死攻撃への耐性を備え、着用しているだけで体力を回復させる効果をもつ。

□ミトラ・デ・サンク (Mitre de Sanct) >#6、ディンギル

 司祭の聖冠。特別に聖別された司祭帽であり、僧侶や司教にとっては神の加護を受けた証と考えるため、何としてもこの聖冠を手に入れたがることだろう。

□イエローキャップ (Yellow Cap) >外伝2

 落第生の黄色い帽子。火炎に対する高い耐性を持つが、呪われている。秘められた魔力を解放すると若干の最大HPを増やしてくれるが、代わりに着用者の身体を燃やし尽くして灰にしてしまう。

□ホワイトブリム (Maid Headdress) >オリジナル

 女中の制帽。白いフリルの付いたキャップ。屋敷内の炊事、掃除、洗濯や給仕など家事労働を行う女中が、作業中に髪の毛が邪魔にならないように押さえるために着用した室内帽である。やがて、見栄えを重視したカチューシャのようなヘッドドレスに変化していった。

□フェアリィキャップ (Faerie Cap) >#6、ディンギル

 妖精の帽子。妖精の手によって若樹の枝を編んで作られた魔法の帽子。鳥の羽のような軽さでありながら、強靭な防御度を誇る。

□モルデカイコーン (Mordecai’s Cone) >#6

 モルデカイという古の魔法使いの愛用していた帽子。彼は優秀な魔法使いであると同時に優秀な冒険者であり、王国群の各地において多くの事績を残している。着用者の魔力を高める効果があるため、多くの魔術師がこれを探している。

□ウィザーズキャップ (Wizard’s Cap) >#5、ディンギル

 魔法使いの帽子。魔法使いが好んで被る鍔広のとんがり帽子。頭部を守るだけではなく、若干の魔法無効化の効果もある。

□コックスコーム (Coxcomb) >#6、ディンギル

 道化師の帽子。雄鶏の鶏冠を意味するが、転じて道化師の被る赤い帽子を指す。

□ウィザードスカルキャップ (Wizard Skull Cap) >#4

 魔法使いの帽子。

□アデプトボルドネス (Adept Baldness) >#4

 達人の禿カツラ。まるで冗談のような奇抜な外観をしているが、恐るべき魔力が込められており、着用者の魔力を飛躍的に向上させる。また、強力な魔法防御の効果がある。

□サークレット (Magic Circlet) >外伝2

 銀細工で飾られた額冠。

□天冠 (Tiara of Flowers) >オリジナル

 花を模した金細工の冠。東方の神に仕える巫女が、神楽を奉納する際に着用する。

□PKクリスタル (PK Crystal) >#6、ディンギル

 霊能力を高める効果のある水晶を埋め込んだ頭飾り。

□鉢金 (Head Band) >XTH

 鉢巻の額に鉄板を縫い付けて補強した額当て。

□兜巾 (Tengu Tefillin) >TR1

 修験者の被る帽子。修行で山中を遍歴する際、落石や落枝から頭を護るために着用した。

□ムーブメントダイアディム (Ring of Movement) >#1〜2、ディンギル

 転移の額冠。転移の呪文マロールが封じ込められており、一度だけその魔力を解放することができる。

□ローレルクラウン (Crown of Laurel) >オリジナル

 月桂樹の冠。月桂樹の枝で編まれた冠で、古くは歌技に秀でた詩人に贈られる栄誉の証であった。

□ウォーボンネット (War Bonnets) >オリジナル

 鷹羽の冠。新大陸の先住民の部族に伝わる酋長や勇者のみが着用を認められた指導者の象徴としての冠。

□ゴールドティアラ (Gold Tiara) >#3、ディンギル

 黄金の飾冠。

□カーフダイアディム (Diadem of Calf) >ND#1

 仔牛の冠。牛の角を模した角飾りを施した飾冠。牛頭戦士の烙印を受けた神女だけが装備できる。

□アイアンウィルクラウン (Crown of Ironwill) >オリジナル

 鋼鉄の宝冠。着用者の意志の力を強める効果がある。

□ホーリークラウン (Holy Crown) >ディンギル

 聖なる宝冠。特別に聖別された純白の冠である。神の祝福を受け、高い防御効果を誇る。最高級の兜のひとつ。

□レザーキャップ (Leather Cap) >オリジナル

 革製の帽子。頭頂部を守ることができる。

□サレット (Sallet) >#3

 鉄兜。目を守る眉差は付いているが、基本的に頭頂部を守ることに重点を置いている。

□陣笠 (Jingasa) >オリジナル

 戦陣で用いた笠。足軽や雑兵の御貸具足として与えた簡易的な兜の一種で、鉄製の笠に黒塗りか朱塗りを施し、識別のため正面に主家の紋や合印を描いていた。上級武士も遠出や火事の火消し指揮の際などに上等な拵えの陣笠を用いた。

□半首 (Face Guard) >XTH

 額と頬を覆う鉄板製の防具。

□レザーヘルム (Leather Helm) >#6

 革製の兜。顔の部分は大きく開いており、その分広い視界が取れる。

□バシネット (Bacinet) >#3、6、外伝1、2、ディンギル

 顔面を守る面頬の付いた鉄兜。顔面を守る面頬は蝶番で開閉するようになっており、視界を確保したい時は開けることができる。

□サフォケイトヘルム (Suffocate Helm) >ディンギル

 窒息の兜。頑丈な造りの顔面を守る面頬の付いた鉄兜だが、息抜き穴が塞がっており、着用し続けると窒息してしまう呪いの品。

□シシャーク (Shishak) >オリジナル

 中東地域で用いられている鉄兜。水滴型の鉢の後方に首を守る首覆いが付いている。鉢の正面には棒状の鼻当て(nasal)が取り付けられている。東欧でもジスチャージ(Zischagge)と呼ばれ広く使用された。

□モリオン (Morion) >オリジナル

 スペイン風の兜。アーモンド型の鉢に鍔の前後が尖っているのが特徴的である。比較的に安価に製作できることから、イングランド王エドワード6世が長槍兵の装備として採用したこともあり、16世紀から18世紀にかけてヨーロッパ諸国で流行した。

□星兜 (Kabuto) >#6、ディンギル

 東方で作られた侍用の兜。天頂を守る鉢が複数の鉄板を組み合わせており、それらを止める鉄鋲が無数に打たれている。この鉄鋲を“星”と呼ぶことからこの名が付けられた。

□ウィングドヘルム (Winged Helm) >エンパイア

 天頂部の両脇に翼を模した飾りの付けられた鉄兜。武神の巫女である戦乙女が好んで装備することが多い。また見栄えの良さから、女性の剣士たちに人気がある兜でもある。若干の魔法無効化効果がある。

□アーメット (Armet) >#3、5、6、外伝1、2、ディンギル

 頭部から喉元までを完全に保護する鉄兜。顔面を守る面頬は蝶番で開閉するようになっており、視界を確保したい時は開けることができる。

□諏訪法性兜 (Suwa Hoshou Kabuto) >オリジナル

 既に滅びた武家の一門に伝わる前立てに金色の角獅子を配して、頭頂部の鉢を白いヤクの毛で覆った唐頭兜。本来であれば、代々に渡る祖霊の加護によって強力な防御力を発揮する逸品だが、惜しむらくは一門の零落と共に呪われてしまった。

□オービットヘルム (Helm of Obitus) >#6、ディンギル

 地獄の兜。

□エヴィルヘルム (Helm of Evil) >#1〜2、ディンギル

 サレット+2に相当する魔法の兜。悪の戒律に属すものだけが装備できる魔性の防具。

□ブルズヘルム (Bull’s Helm) >ND#1

 猛牛の兜。シャインカー戦士のために用意された牛の角飾りを施された漆黒の大兜。牛頭戦士の烙印を受けた者のみが装備できる。

□ヘヴィヘルム (Leaden Helm) >オリジナル

 屈強なドワーフ族の戦士たちのために作られた重厚な装甲を施した大兜。彼らの体格に合わせて作られているため他種族の者には装備することができない。

□山王剣獅噛兜 (Sanouken Kabuto) >オリジナル

 山王剣を模した三方鍬形に獅子噛の前立てを施した筋兜。

□鹿角脇立鬼面兜 (Demoniac Helm) >ディンギル

 鹿角の脇立てに鬼神面の面頬をつけた異形兜。

□エボニーヘルム (Ebony Heaume) >#6

 黒檀のような漆黒の色合いの正体不明の材質で作られた大兜。“黒騎士”の異名で恐れられた闇騎士ジェフリー・クレイトン卿の装備として有名である。彼の死後、長らく行方が知られていない。若干の魔法無効化の効果がある。

□ドラゴンヘルム (Helm of Dragon) >オリジナル

 竜の兜。全体に金の縁取りが施された鋼の兜。前立てには金の竜が施されている。古代のドワーフ族の名工の手による逸品。

□インフィニティヘルム (Infinity Helm) >#8

 無限の兜。

□スターヘルム (Helmet of Visions) >オリジナル

 額の部分に青い輝きを秘めた大粒のダイヤモンドを嵌め込んだ真銀製の兜。ダイヤモンドには強力な魔力増幅の魔法が込められており、装備した者の魔力を飛躍的に高める効果がある。

□オーバロードヘルム (Helm of Overlord) >GBC#1

 覇王の兜。頭頂部に黄金の王冠飾りの施された黒鉄色の大兜。

□コッズ・ヘルム (KOD’s Helmet) >#2

 伝説の“ダイヤモンドの騎士”の兜。額に緑の輝きを秘めた大粒のダイヤモンドが嵌め込まれている。今では製法の失われた希少な魔法合金で鍛造されており、最高の防御度を誇る。さらに不壊のダイヤモンドに込められた魔力を解放することによって、魔術マダルトの呪文を無限に行使できる。

□オムニマスク (Omni Mask) >オリジナル

 かつて惑星ロストガーディアで高度な文明を築いていたヘラゾイド族の技術を用いて開発された強化外骨格の一部。装甲は金とチタンの合金で作られており、高度な防御度を誇る。高度な知性と深い知識を備えた人工精霊が宿っており、装着した者を知的にサポートする。装着して起動させるには高出力のリアクターが必要となる。

 

■小手(Gauntlets)■

□レザーグラブ (Leather Gloves) >#5、ディンギル

 革製の長手袋。軽く指先も自由に動かすことができるため、多くの職業で装備することができる。

□ガントレット (Steel Gloves) >#5、ディンギル

 鋼鉄製の小手。指先まで装鉄して防御しているため、防御度は高いものの重く、細かい作業には向かない。

□シルバーガントレット (Silver Gloves) >#1〜2、ディンギル

 銀製の小手。魔法によって強化されているため、鋼鉄製の小手より高い防御効果をもつ。

□リードガントレット (Lead Gauntlets) >#6

 鉛の小手。重い上にさほど強度も高くないため、実用的ではない。

□バズバンド (Bazubands) >オリジナル

 中東地域で用いられている小手。手の甲から前腕部までを装甲板で覆っている。弓を扱いやすいように革手袋の上から着用する。

□手甲 (Cuir Gauntlets) >#6、ディンギル

 東方で作られている小手。革手袋の外側を装鉄するような作りになっていて、特に手の甲と前腕部を重点的に防御している。

□マスタリィグラブ (Gloves of Mastery) >オリジナル

 熟練の小手。装備した者の技量を一段階底上げする魔力を備えている。

□忍手甲 (Ninja Gloves) >オリジナル

 忍者専用の軽く丈夫な小手。一見は黒い布地の手甲だが、中には細かい鎖が縫い込まれている。また、手のひらの部分は薄い布地になっており、細かい作業にも支障をきたさない。

□ホビッツグラブ (Hobbit’s Gloves) >外伝2

 小人の小手。ホビット族の冒険者のために、その体格に合わせてやや小さめに作られた魔法の小手。麻痺に対する耐性がある。

□エンチャントグラブ (Magical Mittens) >GBC#1

 魔法の小手。魔術師のために作られた黒絹製の小手で、手の甲には銀糸で魔法印が刺繍されている。若干の魔法無効化の効果がある。

□セイクリッドグラブ (Sacred Gloves) >オリジナル

 聖者の小手。僧侶のために作られた純白のビロード地の小手で、手の甲には聖句が刺繍されている。若干の魔法無効化の効果がある。

□ファンブルグラブ (Gloves of Fumble) >オリジナル

 不器用の小手。装備した者の自動失敗率を上げる呪われた小手。

□ミスリルガントレット (Mithril Gloves) >#3〜4

 真銀と呼ばれる魔法金属ミスリル製の小手。

□ウィンターミトン (Winter Mittens) >#2、外伝1、ディンギル

 神話の時代から魔力を保持し続けているヤドリギの皮で編まれた手袋。冷気に対して強い耐性をもつ。

□マンティスグラブ (Mantis Gloves) >#3、6、外伝2、ディンギル

 深緑色をした金属で作られたカマキリの鎌のような形状をした魔法の小手。攻撃性の強い昆虫であるカマキリの特性をもつのか、攻撃命中に補正がつく。高レベルの戦乙女が装備していることが多い。

□フェアリィグラブ (Faerie’s Gloves) >ディンギル

 妖精の小手。

□ヘヴィガントレット (Leaden Gloves) >GBC#2

 屈強なドワーフ族の戦士たちのために作られた重厚な装甲を施した鉄小手。彼らの体格に合わせて作られているため他種族の者には装備することができない。

□春日手甲 (Kasuga Gloves) >GBC#1

 春日の手甲。春日大社の加護を受けた手甲。

□ドラゴンジョーズ (Dragon Jaws) >PCE#1〜3

 竜の顎。火竜の鱗を用いて作られた小手。火炎に対して強い耐性をもつ。

□ゴールドガントレット (Gold Gloves) >GBC#1

 黄金の小手。魔法によって強化された黄金で作られた小手。太陽の欠片とも言われる黄金の魔力により、火炎に対する耐性と着用者の体力を回復させる効果がある。

□ミスリルメイルミトン (Mithril Mail Mittens) >外伝2

 真銀と呼ばれる魔法金属ミスリル製の鎖小手。

□ミルダールグラブ (Gloves of Myrdall) >#5

 伝説の都ミルダールで作られたとされる魔法の小手。

□ダークネスグラブ (Gloves of Darkness) >GBC#3

 闇の小手。遥か古代に隕鉄から生成された黒く輝く金属ガルヴォルン(Galvorn)を鍛え上げた魔性の小手。

□ホーリーグラブ (Holy Gloves) >ディンギル

 聖なる小手。特別に聖別された純白の小手である。神の祝福を受け、高い防御効果を誇る。最高級の小手のひとつ。

□コッズ・ガントレット (KOD’s Gauntlets) >#2

 伝説の“ダイヤモンドの騎士”の小手。手の甲に緑の輝きを秘めた大粒のダイヤモンドが嵌め込まれている。今では製法の失われた希少な魔法合金で鍛造されており、最高の防御度を誇る。さらに不壊のダイヤモンドに込められた魔力を解放することによって、魔術最強の攻撃呪文ティルトウェイトを無限に行使できる。

□ダイヤモンドガントレット (Gloves of Diamonds)  >GBC#1〜3

 ダイヤモンドの小手。伝説の“ダイヤモンドの騎士”の小手を模して造られた魔法の小手であり、ほぼその性能を再現している。シルバーガントレットにグリーンダイヤモンドを組み合わせ、エンチャントメントブックの魔力を解放することによって作成される。

□オムニガントレット (Omni Gauntlets) >オリジナル

 かつて惑星ロストガーディアで高度な文明を築いていたヘラゾイド族の技術を用いて開発された強化外骨格の一部。装甲は金とチタンの合金で作られており、高度な防御度を誇る。装着して起動させるには高出力のリアクターが必要となる。

 

■靴(Boots)■

□バスキン (Buskins) >#6、ディンギル

 半長靴。柔らかくなめした革製で履き心地も良い。多くの職業で着用することができる最も基本的な靴。

□脛巾 (Leggings) >オリジナル

 東方の履物。旅路や野良仕事の際に脛を守るために着用する。

□ソラレット (Solleret) >#6、ディンギル

 鉄靴。装鉄した長靴。戦場で足元を狙う長柄武器に対抗できるように丈夫に作られている。その分重く、長距離の移動には適さないため、長旅の際は革製の長靴に履き替える戦士も多い。

□レザーブーツ (Leather Boots) >#6

 革製の長靴。非常に丈夫に作られており、防水加工もされているため、野外の悪路を踏み越えることができる。盗賊などは足音を消すために足の裏に毛皮を貼り付けていることが多い。

□レッドシューズ (Red Shoes) >#3

 赤い短靴。

□シルバーソラレット (Silver Solleret) >#6、ディンギル

 銀製の鉄靴。魔法によって強化されているため、鋼鉄製の鉄靴より高い防御効果をもつ。やはり重いため、長距離の移動には適さず、長旅の際は革製の長靴に履き替える戦士も多い。

□リードブーツ (Lead Boots) >#6

 鉛製の鉄靴。重い上にさほど強度も高くないため、実用的ではない。

□ラバーシューズ (Rubber Shoes) >#7

 ゴムの長靴。

□忍足袋 (Tabi Boots) >#6、ディンギル

 忍者専用の東方の履物。足の裏に綿が敷き詰められており防音性に優れ、諜報活動に適している。また丈夫で長時間履いていても苦にならない。

□ウィアードブーツ (Weird Boots) >GBC#3

 不気味な長靴。

□ゴートフットブーツ (Goatfoot Boots) >#7

 山羊脚の長靴。山羊革で作られた長靴で、険しい山岳地帯でも滑らずに足場をしっかりと踏みしめられるため登山に適している。

□貫 (Turanuki Boots) >ディンギル

 なめした熊皮製の革沓。故実によれば大鎧を着用する際に履くこととなっている。

□浅沓 (Asakutsu) >オリジナル

 浅い拵えの木沓。故実によれば束帯や狩衣を着用する際に履くことになっている。

□ロビンバスキン (Buskins of Robins) >TR2

 駒鳥の半長靴。鮮やかな朱色に染め抜かれたスエード革製の半長靴。足の裏には、柔らかくなめした毛皮が幾重にも張られて静音性を高めている。

□ロングレッグブーツ (Boots of Longlegs) >オリジナル

 早足の長靴。非常に軽量で履き心地の良い魔法の長靴。

□フェアリィサンダル (Faerie’s Shoes) >ディンギル

 妖精の短靴。

□セイクリッドスリッパ (Sacred Slippers) >#6、ディンギル

 聖者の短靴。特別に聖別された魔法の靴。非常に履きやすく長旅にも適している。

□アリエルスリッパ (Ariel’s Slippers) >#8

 大気の靴。大気の精霊アリエルの加護を受けた魔法の靴。この靴を履くと常に風をまとい、軽快に移動することが可能となる。

□ミスリルソラレット (Mythril Solleret) >オリジナル

 真銀と呼ばれる魔法金属ミスリル製の鉄靴。

□ウィングブーツ (Winged Boots) >#4、外伝1

 踵に羽飾りの付けられた長靴。浮遊の魔法が付与されており、魔力を解放することによってリトフェイトを行使できる。

□ウィンターブーツ (Winter Boots) >慈悲の不在

 神話の時代から魔力を保持し続けているヤドリギの皮で編まれた長靴。冷気に対して強い耐性をもつ。

□マンティスブーツ (Mantis Boots) >#6、ディンギル

 深緑色をした金属で作られた鉄靴。昆虫の脚を連想させる外観をしている。金属製にも関わらず軽快で、移動力に補正が付く。高レベルの戦乙女が装備していることが多い。

□セブンプレイスブーツ (Boots of Seven Places) >旅人の財産

 跳躍の長靴。

□ゴールドソラレット (Gold Solleret) >オリジナル

 黄金の鉄靴。魔法によって強化された黄金で作られた鉄靴。太陽の欠片とも言われる黄金の魔力により、火炎に対する耐性と着用者の体力を回復させる効果がある。

□ミスリルチェインホーゼン (Mythril Chain Hosen) >オリジナル

 真銀と呼ばれる魔法金属ミスリル製の鎖鉄靴。

□ホーリーブーツ (Holy Boots) >ディンギル

 聖なる長靴。特別に聖別された純白の長靴である。神の祝福を受け、高い防御効果を誇る。最高級の長靴のひとつ。

□グラススリッパ (Glass Slippers) >#6、ディンギル

 透明のガラスで作られた靴。これを所有する女性は幸福になれるという伝説がある。魔法で作られた靴なので、頑丈で壊れることはなく、硬いガラス製にも関わらず履き心地も良い。高い魔法無効化の能力と状態異常への耐性をもつ、強力な履物である。

□ジェットブーツ (Jet Boots) >オリジナル

 かつて惑星ロストガーディアで高度な文明を築いていたヘラゾイド族の技術を用いて開発された強化外骨格の一部。金とチタンの合金で作られており、高度な防御度を誇る。足裏から噴出する噴流の反作用によって高速移動を可能とする。装着して起動させるには高出力のリアクターが必要となる。

 

■外套(Cloak)■

□クローク (Cloak) >オリジナル

 厚いフェルト地の外套。風雨から身を守ってくれる旅人必携の外套。

□アノインテッドクローク (Anointed Cloak) >#6

 聖別された外套。

□ナイトサーコート (Surcort of Chivalier) >オリジナル

 騎士の軍装。鎧の上から羽織る識別用の軍装。多くの場合、軍の識別用紋章や自分の家紋を刺繍する。

□ブラッディークローク (Bloody Cloak) >GBC#3

 血染めの外套。

□シャドウクローク (Shadow Cloak) >#4、6、ディンギル

 影の外套。黒く染められた革製の外套で、夜闇にまぎれやすくなっている。そのため、「忍術」による隠身の際に補正が付く。

□トワイライトクローク (Twilight Cloak) >#4、外伝2

 黄昏の外套。黄昏時の空のように赤く染め抜かれた外套。敵の打撃を軽減し、着用者を護ってくれる効果がある。

□輪袈裟 (Cape of Hi−Zen) >#6

 肩から下げる略式の袈裟。金糸で経文が刺繍されており、その防護効果によって若干の魔法無効化の効果がある。

□グットホープケープ (God Hope Cape) >#4、戦闘の監獄

 希望の外套。純白の布地で作られた外套。敵の打撃を軽減し、着用者を護ってくれるとともに、若干の魔法無効化の効果がある。

□ブラインドケープ (S−Cape) >外伝2

 眩ましの外套。偏光を自在に操るその生地は、着用者の姿を完全に背景へと溶け込ませ、逃走を補助する効果がある。通称、“エスケープ”。

□デスシュラウド (Death Shroud) >#7

 死体の外套。戦死者を包む遺体袋代わりに用いられる外套。

□メイソンズエプロン (Mason’s Apron) >TR2

 石工の前掛け。秘密結社“石工師合”の制服。元来は石工の組合だったが、いつしか建築に関係しない知識人の秘密結社となったと云われる。かつての石工組合の名残から、組織のシンボルは直角定規とコンパスであり、会員の集会では石工の作業着である前掛けを着用するという。

□ビーフィーターズコート (Beefeater’s Cort) >ND#1

 ビーフィーターの制服。シャインカー討伐のために編成された特殊部隊ビーフィーターの隊員に支給される真紅の軍衣。なお、本来のビーフィーターとはイングランドのロンドン塔衛兵隊ヨーマン・ウォーダーズ(Yeomen Warders)の通称である。

□エルブンクローク (Elven Clock) >オリジナル

 エルフの外套。エルフ族秘伝の技術によって編まれた外套。一見普通の灰色の外套だが、身に着けていると暑さや寒さから身を護り、さらに屋外においては周囲の情景に溶け込み、姿を隠すことができる。襟元には木葉を模った銀色の留め金が付いている。

□火事羽織 (Fireman’s Clock) >オリジナル

 火事装束の羽織。火事場で火の粉を避けるために羽織った。革や羅紗製の身丈が短めの打裂羽織で、定紋を付けていた。

□フォレストケープ (Forest Cape) >#6

 山野で活動する弓使い専用に仕立てられた外套。野外での行動に適した森林迷彩の色彩で染められている。そのため、「忍術」による隠身の際に補正が付く。

□猩々緋陣羽織 (Red Surcort) >オリジナル

 鮮やかな猩々緋に染め抜かれた羅紗織の陣羽織。背には疫神を祓う鍾馗神の姿が刺繍されている。若干ながら、ドレインに対する耐性と魔法無効化の効果がある。

□プロスペロークローク (Prospero’s Cloak) >#8

 プロスペローの外套。ミラノ大公プロスペローは大気の精霊アリエルを使役した魔術師として知られる。その名を冠したこの外套は烈風に対する耐性をもつ。

□ディスプレッサークローク (Displacer Cloak) >#6、ディンギル

 分身の外套。着用者の姿をずらして投影し、敵の攻撃を当たりづらくする魔法の外套である。

□カプリコーンクローク (Cloak of Capricorn) >#5、ディンギル

 山羊皮の外套。山羊の毛皮で作られた外套。若干の魔法無効化の効果と麻痺と石化に対する耐性を持っている。しかし、残念なことに呪われており、着用していると徐々に体力を奪われてしまう。

□メイデンケープ (Maiden Cape) >GBC#2

 天女の羽衣。薄い紗で織られた魔法のショールで、若干の魔法無効化の効果と状態異常にすべて対する耐性を備えている。

□金襴九条袈裟 (Cape of Hi−Zen) >#6

 九つの衣片を継ぎ合わせて作られた袈裟。経文を綴り込んだ金錦によって作られており、経文の加護の力によって高い防御効果がある。

□エントロピークローク (Entropy Cloak) >#4

 無秩序の外套。受けた衝撃を拡散することによってダメージを軽減させる魔法の外套。ただし、身につけた者の内包するエネルギーすらも拡散させてしまう呪いを持つために着用には注意が必要である。

□トードスキンクローク (Cloak of Toodskin) >オリジナル

 姥皮の外套。ヒキガエルの皮で作られた不気味な外套である。しかし、秘められた魔力を解放すると大幅に若返ることができる。そのため、かつての若さを取り戻したい多くのご婦人方がこれを探し求めているという。

□ハイドケープ (Cape of Hide) >#4、ディンギル

 革の外套。一見、みすぼらしい薄汚れた革製の外套だが、敵の打撃を大幅に軽減し、着用者を護ってくれる。また、秘められた魔力を解放すると、一度だけ転移の呪文マロールを使用することができる。

□ダークネスクローク (Cloak of Darkness) >GBC#3

 闇の外套。暗闇のように漆黒に染め抜かれた魔法の外套。秘められた魔力を解放すると魔術マモーリスの呪文を行使できる。

□ミッドサマークローク (Midsummer Cloak) >外伝2

 真夏の外套。真夏の陽射しに染め抜かれたかのような鮮やかな赤をたたえている。織り上げる際に封じ込められた核撃ティルトウェイトの呪文を行使できる。また、若干の魔法無効化の効果と、冷気に対する強い耐性をもつ強力な魔法の外套である。

□メニーカラークローク (Cloak of Many Colors) >#8

 極彩色の外套。虹色の光沢を放つ謎の素材で作られた外套。毒、麻痺、石化に耐性があり、若干の魔法無効化の効果がある。