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時は移り所は変われど、人類の営みに何ら変わるところはない。

2009年7月27日 のほほ


いつも見に行っているブログで引用されていた構造改革支持者のブログ。

小泉元首相は、決して国民を甘やかさず、むしろ「痛み」を受け入れることを求めたが、それでも人気があった。「国民を甘やかす」政治家ではなく、「国民を説得できる」政治家を、国民のほうもきっと求めている。国民は「説得されたい」のだ。

Zopeジャンキー日記

…何というか。
シバキが大好きだけど、結局は「お上」頼りな国民性がよくわかりますね。

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性懲りもなく「銀河英雄伝説」の話をする。
かつて銀河帝国を建国し、全宇宙を専制的に支配した独裁者ルドルフ。
ルドルフは民衆の圧倒的支持を受け、選挙によって指導者となった。
なぜ民衆はルドルフのような独裁者を支持したのか。
「ルドルフは悪い奴で民衆をうまくだましたのさ」

本当にそうだったんだろうか、少年時代のヤンは釈然としなかった。
彼は父に尋ねた。

父親の見解は他の人々と多少、異なっていた。息子の質問に彼はこう答えた。
「民衆が楽をしたがったからさ」
「楽をしたがる?」
「そうとも。自分たちの努力で問題を解決せず、どこからか超人なり聖者なりが現れて、彼らの苦労を全部ひとりでしょいこんでくれるのを待っていたんだ。そこをルドルフにつけこまれた。いいか、おぼえておくんだ。独裁者は出現させる側により多くの責任がある。積極的に支持しなくても、黙って見ていれば同罪だ……」

               −「銀河英雄伝説 黎明篇」より
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「自分さえ良ければ」と考える人は、大衆迎合的な公約を歓迎するだろう。
そういう人は、それによって生じる弊害には目を向けない。少なくとも自分に弊害がなければ。



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