広島にチンチン電車の鐘が鳴る
原作 きむら けん


2007年

8月24日(金)
19時30分開演
25日(土) 15時・19時30分開演
26日(日) 15時開演 

 銀座小劇場
一般  2500円  高校生以下 1000円 

小学生の浩作の夢はチンチン電車の運転士になることだった。
その、憧れの運転士に女学生の姉の郁恵がなったという・・・・・
昭和20年、広島の街を走るチンチン電車を運転する少女達がいた。
「広島電鉄家政女学校」の女生徒達はそろいの鉢巻きを頭に巻いて
軍都広島を、運転士として車掌として懸命に守りぬいた
8月6日、一発の原子爆弾が、人を、街を、電車を、殺してしまった。

希望をなくした人々が彷徨う廃墟・・・・・・・遠くチンチン電車の鐘が響いてきた!
                                                    
 演 出  鷲田 照幸
 構 成
 佐方  希
 舞台監督
 須子田峰雄
 制 作  秋山美友希
 照 明
 佐方  旬
 音 響  井出比呂之
       出 演     蒔村三枝子


000年の初演以来、毎年公演を重ねてきた『チンチン電車』
平和への祈りを込めた、蒔村三枝子の一人芝居をご覧下さい。

家族といっしょに暮らせる幸せ、明日もまた友達に会える幸せ、
そんな当たり前の事が、当たり前で無くなくなる戦争の日々
自分の命を慈しむように、他人の命も慈しむ事が出来たら殺し合いは無くなるはずなのに