●きゃんきゃんバニーPrimo
<データ>
カクテルソフト/恋愛シミュレーション(?)/音声有り/アニメーション無し/エッチ回想無し/1997年12月12日/¥6800(悪税抜き)/要HD約40MB以上/名前変更可/備考:きゃんきゃんバニーヒストリー同梱/


<ストーリーとゲーム内容>
彼女が欲しいとほざいている主人公の前に現れたウサ耳少女、亜理子(ありす)。彼女から貰った手帳には恋人候補となる5人の女の子達が!手帳の効力は7日間、果たして主人公はこの間に彼女をつくることが出来るのだろうか?
かなり昔に出た同名ゲームを完全リメイクしたもの。内容は女の子の家に赴き、会話やプレゼントで好感度を上げてからエッチに突入、エッチでは会話やお触り攻撃で女の子の興奮度を上げていき、身も心も結ばれればクリアという攻略的な要素が強いシミュレーションゲーム。ストーリー性は低い。


<フォースパラゴンの甘口寸評>
お勧め度:★★★☆☆
カクテルソフトのイメージといえば「ストーリー性は高いがエッチが淡泊」なのだが、この作品に関しては完全な例外、「ストーリーは薄っぺらでエッチが結構濃厚」というのが相応しい表現といえるのではないだろうか。
ストーリーが薄っぺらなかわりに女の子を落とすのは結構難解。相手の好みに合わせた会話をしないと好感度は上がらないしエッチに突入したからといって安心は出来ない。女の子のウィークポイントを探すといったような戦略的な要素(暗記的要素とも言うべきか?)が強いので人によってはなかなか攻略が出来ないといったようなことがあるかも知れないだろう。逆にそういうのが好きな人には結構お勧めだったりする。
俺から見た不満点といえばCGがあまりエッチじゃないのと枚数が少な目なこと。声優で助けられている感じが強いような気がした。


<フォースパラゴンのリプレイ(中原唯編)>
というわけで早速5人の中からチョイス!俺が選んだのは女子高生の「中原唯」、やっぱりこれだよな。若い娘はええのォ、グヘヘヘヘ・・・と思いつつ攻撃開始。

【ラウンド1】
いくつかポイントを外したところもあったがどんどん仲良くなりどういう訳か「お兄ちゃん」と呼ばれるように、何か強引だが可愛いので許す。・・・・・・・あれ?これ以上がないじゃん。
結局好感度が足りず話題が尽きてしまい、退却する羽目に。(退却したら1日が経過し、最初からやり直し)仲良くなっただけじゃ駄目なんだよ。ギャルゲーじゃないんだから・・・・・・。

【ラウンド2】
今度は好感度が十分だったからめでたくエッチに突入、
「うっしゃぁ〜〜!やぁってやるぜ〜〜〜!!」
と思ったのも束の間、他のエロゲーとは違い、すぐにエッチできるわけではなく、女の子の興奮を高めなければ服を脱がせてエッチに持ち込めないという事が判明。そんなものクリックの嵐でどんどん感じさせればOKだろうと思っていた俺は順調に興奮度を高め・・・
「あれ?興奮度も高まるけどこちらの興奮度もどんどん上がってくるじゃない。何これ?・・・え〜と何々?『こちらの興奮度=主人公の耐久力、120オーバーで先走る』・・・なんだこれ?先走るってまさか・・・」
ここからはまさに死闘、興奮度を上げるためにクリックを繰り返すも、同時にこちらの興奮度もどんどん上がってくる。
そして死闘の末ついに全裸にしていよいよ・・・!しかしここでついに興奮度がオーバー、先走った主人公は白濁液を思いっ切り射してしまったのだった・・・・・・。
「だーーー!!後一歩でぢょしこーせいの唯ちゃんとやれたのにぃ!!何やってんだこの早漏ヤロウ!!何?我慢できなかっただと!?それくらい根性でなんとかしろ!!馬鹿もん!!!!」
かくして中原唯の攻略は失敗した。
「たくっ・・・・・・・・・・・・うっ・・・ちょ・・・ちょっと失礼・・・」
この直後、股間に違和感を感じた俺はそのままトイレに駆け込む羽目になったのだった・・・・・・。
「しょうがねーだろ?クリックする度にはにゃ〜ん♪な喘ぎ声がするんだから・・・ぶつぶつ・・・・・・・。」
どうやら根性無しは俺の方だったらしい・・・(><)


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