タイトル | My Friends−マイフレンズ− |
メーカー | Euphony Production |
ジャンル | 恋愛ADV |
音声 | 有り |
アニメ | 無し |
エッチ回想 | 有り |
発売日 | 1999年4月28日 |
定価 | ¥8800(悪税抜き) |
要HD | 5MB以上 |
名前変更 | 不可 |
評価時の進行度 | ほぼクリア |
備考 | 初回特典: オルゴール |
<ゲーム概要>
ごく平凡な学園に通う主人公「神谷徹」の身の回りで起こる出来事(主におにゃのこ絡み)を描いた作品で、流れとしては前半は主人公の通う学園内外、後半はミステルというペンションで様々な出来事が発生する。
所々に選択肢があり、これによりシナリオが変化し、結ばれる相手も変わる。バッドエンドは存在しないので難易度は最低。必ず誰かとエッチが出来てハッピーエンドとなる。但し従姉の奈津美は攻略不可。
<フォースパラゴンの甘口寸評>
お勧め度:★★★☆☆
これはアセンブラージュブランド「Euphony Production」の低難易度恋愛ゲームシリーズとして期待の購入…と行きたかったが、当時の購入手段は品揃えの悪いヨドバシしかなく、そのヨドバシで初回版を売り切れで買い逃して数ヶ月後にようやく通常版を入手という個人的に苦い経験のあるソフトである。
さてゲームの方だが至って普通。超常的な事は起きずに淡々と日常生活が進むのである。このゲームはおにゃのこ達との触れあいや、後半登場するミステルでのバカンスを楽しむものであるからそういったものは存在しないのである。
しかし小生はそれで十分楽しめた。色々つけて駄目にするよりはこういった基本に忠実なものにした方がいい時もあるのだ。
更に「どんな行動をとってもバッドエンド無し」「ミステルの『最初の誰に会うか』の選択でセーブしてそれを使い回せばさしたる労もなく全員攻略」という初心者にも優しいシステムが純粋に楽しめるゆとりを持たせてくれた。
他のエロゲーにはバッドエンドがあったりするが、はっきり言って恋愛ものでバッドエンドを迎えて嬉しい者はいないだろう。
ただ難易度の低下に伴いフラグが成り立たない部分があったりしたのはマイナスか。
シナリオが平凡なので恋愛も平凡な感じで平凡に結ばれるが、一部の例外がある。
それは「高杉美咲」「工藤真弓」の存在。この2人、実はアセンブラージュブランド「ぷち」の作品「Graffiti」からのキャラで、「『Graffiti』の主人公を取り合うも、結局2人とも結ばれなかった」という設定で登場する。
そういう過去を持ち、そこへ今回の主人公が絡むのだからかなり盛り上げてくれるのである。
一応彼女らの前作品を知らずとも問題は無いが、出来ることなら「Graffiti」をプレイした上で彼女らのシナリオを堪能して欲しいところ。
しかし「Graffiti」自体はかなり古い作品であり、またこのゲームとは違って難易度が高めなので少々それは酷なことかも知れない。
エッチに関しては1人1回(早苗は2回連続)で長さは普通。全体から言って普通というところで悪くはない。
システムについては悪くはないが、うちだと音量調節で強制終了。また2画面CGがあるも、自在に動かせなかったりと所々で不便を感じました。
<フォースパラゴンの空耳アワー>
前のGraffitiはかなり昔のソフトだし美咲や真弓の声優なんか諸般の事情という必殺技で変わってしまっているだろう。
…と思っていたら変わっていませんでした。つまり前のまま、真弓は西原久美子(仮名)でしょうが、もう一方は…誰だっけ??
ちなみに真弓へのそれがしの評価として
「通常は申し分なくも、エッチ時は台詞控えめ、フェラ音無し。エッチ時はもう少し派手にしても構わないと思う」