タイトル | School Days(Overflow) |
メーカー | Overflow |
ジャンル | 恋愛ADV |
音声 | 有り |
アニメ | 有り |
エッチ回想 | 無し |
発売日 | 2005年4月28日 |
定価 | ¥9500(悪税抜き) |
要HD | 8GB以上 |
名前変更 | 無し |
評価時の進行度 | エンディング「そして言葉へ」「鮮血の結末」達成 |
備考 | 無し |
<ゲーム概要>
主人公「伊藤誠」が女友達「西園寺世界」の助けを借りて片想いの女「桂言葉」に告白し、彼女と付き合うことに…。
OPテーマ、本編、EDテーマの流れで1話とする全6話のアニメーションゲーム。途中の選択次第で展開は変わっていく。難易度は若干高め。
<フォースパラゴンの辛口寸評>
お勧め度:★★☆☆☆
買う動機は「エロアニメに期待」というだけで、事実上の衝動買い。
衝動買いにふさわしく、ゲームは確かにアニメーションはするが口パクが合っていないとか、使い回しが多いとか、要HDが異常に多いとか、バグ満載らしくOHPでは修正ファイルが出まくり、システムも回想が無かったり、文章が表示されない仕様故に主人公の声が事実上消せないなど不満だらけであった。
期待していたエロは悪くはないも、要努力といった感じ。背景で誤魔化していたりしたところもあったのでそのような無粋なことはせずに、魅せるエッチを展開して欲しかった。
こうしてみると明らかにクソエロゲーである。しかしこれらのマイナス部分を払拭したものがある。
それはその見た目とは裏腹な愛憎ドロドロのストーリー。主人公がどうしようもない駄目人間でプレイヤーの意に反する行動もとるために、その様相は過酷さを増している。救いようのないバッドエンドもある。一部矛盾する展開があるのが欠点ではあるが、あまりの凄まじいストーリーの前では無力ともいえる。
世間ではこのゲームの人気が高いらしいが、その原因の全てはストーリーにあるといっても良いだろう。
私としてはバッドエンドとそれに至るまでの過程のあまりの鬱ぶりに挫折した。もうやる気はしない…。