●捕われた硝子の心
<データ>
TEATIME/純愛(?)AVG/音声一部有り/エッチ回想有り/2001年4月20日/¥8800(悪税抜き)/要HD400MB以上(最低だと100MB以上)/名前変更不可/CD2枚組/
評価時の進行度:智シナリオのみクリア
<ゲーム概要>
父親の死亡、そして遺言により人里離れた山奥にある館へとやってきた主人公。そこで彼は父に関係するという女の子3人と館を管理していたメイド2人と会う。折しもそんな時、車のタイヤがパンクし、電話も通じない状態になる。かくして5日後の定期配達まで館に滞在することとなるのであったが……。
ゲームはポリゴンで形成された館内を彷徨い、女の子達と会話をしていくことで進んでいき、途中の時点で好感度の高い女の子のシナリオに分岐する仕組みとなっている。(但しメイドは攻略不可能)難易度は低いが、人捜しゲームなのでその辺で若干苦労する。
<フォースパラゴンの甘口寸評>
お勧め度:★★★☆☆
今までのポリゴンといえばどうも3次元色の強い劇画調のものが多く、中には不気味さも加わって敬遠していたものだが今回は2次元キャラとポリゴンを半ば無理矢理融合してしまったという素晴らしいものでなおかつエッチがリアルタイムという代物だったので購入した。
で、結果はというとエッチに関してはなかなか良かったというのが本音。普通のエロゲーだとエッチも大概1本道で少々不満気味となるのがこれだと自由自在、回数も結構あるので抜きゲーとしては何ら問題はないし、回想モードではクリアしたキャラとエンドレスセックスが可能。不満といえば全裸でしかエッチできないことやメイドとエッチ出来ないこと、そしてエッチが殆ど全部同じ事。まあメイド以外の所は仕方ないことか。白消しは無くせるので問題外。
ストーリーの方はというとオーソドックス。まあ普通といった感じ。クソって事はないと思う。ただ全体的に人を捜すためにだけ館内を歩くだけだからその辺が退屈、そうするんだったらもう少し奇抜なイベントとかを増やして欲しかったな。
こうしてみてわかるとおり、これは殆ど抜きゲーの部類といっていい。キャラが気に入ってハイスペックに耐えられるPCを持っているなら買っても損はないでしょう。
<フォースパラゴンのハンドパワー>
【エッチでもの凄く邪魔な「白消し」を消す方法】
このゲームをインストールしたフォルダ内の「SceneH」の「h01」「h02」「h03」に「hm01」という白球みたいなBMPファイルがあり、そのファイル内を全て「透明色」で塗り潰すことにより白消しが消滅する。
ちなみに白消しの下の陰部はつるつるなのでその辺まで期待をしてはいけません。しかしこんなんだったら何故白消し有り無しとかのオプションをつけなかったのだろうか?