●To Heart
<データ>
Leaf/純愛デジタルノベル/音声無し/1997年5月23日/定価8800円(税別)


<ストーリー概略>
高校生である主人公、そしてそのそばにいつもいる幼なじみ「神岸あかり」と「佐藤雅史」中学からの悪友「長岡志保」、彼らはごく日常的に楽しく高校生活を送っていた。
そして春、そんな主人公を取り巻く環境に変化の兆しが……。


<ゲーム目的>
目的の女の子を追いかけ回して、適当に選択肢選んで最後に結ばれてハッピーエンドというごく普通の純愛デジタルノベル。期間は3月上旬から5月はじめまで


<フォースパラゴンの甘口寸評>
お勧め度:★★★★☆
発売当初こそ期待度はいまいちだったがそのシナリオ性の高さから一気にエロゲー界のスターダムにのし上がった化け物ソフト。しかもその勢いは留まるところを知らず、コンシューマー機、PSにも移植(勿論H抜きで)されたという経緯がある。また、マルチというキャラはここから発生し、ハイルマルチー!!なるオタッカーをも生み出してしまった。
……俺がエロゲーマスターへの第一歩として一番始めに買ったソフト、なのでOPの歌(ブランニューハート)を聴く度にパソコンと格闘していた自分を思いだし、懐かしく感じます。ゲームシステム的にはごく普通の読み物で、たまーに出てくる選択肢を選んでゲームを進めていくもの。一応目標の女の子に会い続けていき、終盤の選択肢を間違えなければ難なくクリアできるが、女の子がどこにいるかがわからないため、セーブ&リロード無くしてのハッピーエンドは不可能である。(PS版では改善されている。)
欠点は音声がないことと、女の子の居場所が分からないことぐらいか。世間ではマルチが爆発的な人気を押さえているが俺個人としては神岸あかりの方が好み、次点がマルチだけどね。でも両方に言えることは「ええ娘や〜〜〜〜♪」。BGMレベルは秀逸。
ちなみにTBS系でやってたドラマ「to heart」はこのゲームとは何の関係もありません。っていうか、TBSの野郎「人間・失格」と同じことしやがった。殺す!!!


<フォースパラゴンのリプレイデータ>
1回目は勿論バッドエンド(ノーマルエンドとも言う)。2回目は葵、3回目にあかりと攻略していきました。印象に残ったのはあかりのシナリオ、感動!ティッシュよりハンカチが必要になってしまった。(マジ)うん、マルチも良かったな。お気に入りHシーンは……あかりのフェラだな。コンシューマーでは絶対にお目にかかれないやつです。ああしかし、返す返すも…音声があれば………。


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