PFキャブレター化 5
大体かたちになって来たPFのキャブ化ですが、いよいよエンジンを掛ける段階に
なりました。まずは、取りつけた燃料ポンプが作動するかチェックします。
バッテリーを繋ぎ、キーをオンの位置に、その後セルが回る寸前まで、ひねります。
安全装置らしいですが、エンジン停止状態ではキーオンの位置では燃料ポンプは
回りません。エンジンが掛かると何らかの回路で、キーオンの位置でもポンプが回ります。
と言う事で、難しいですが、セルが回る前にポンプが動き出す所で止めます。
今回は元気に動きすぎました(笑)キャブレターの燃料パイプの付け根から燃料漏れです。
これは譲って頂いてから、何度か付けたり外したりしているので銅ワッシャーがダメに
なっていたようです。部品取りのソレックス40から移植しました。いずれ新品にしたい
ですね。漏れは止まりましたよ(^○^)
げっ・・・・燃圧が・・・・0.5k以上?これは高すぎだー!もしかして燃圧計壊れてる?
それともポンプの行きっぱなしがいけないのか?でも、オーバーフローとやらはしていない
様ですが・・・やはり燃圧計がイカレテルのかな?取りあえず油面を確認して・・・・
げっ・・・だいぶ高いぞ、ちょっと低く調整しとこう。なんとか調整も終り、さてエンジンを
掛けよう!・・・おや?ちょっとまて、なんか水がたれている・・・・?
がーん!ヒーターコア崩壊!うむむなぜに?!と考えることしばし、あぁあ〜あれか!
エンジンの傾けにより、後ろ側のヒーターホースが長さが足りずに無理な力を受けている
のを発見し、途中からホースを切って対策していたのでした。あの引っ張られでお疲れの
20年使用ヒーターコアは音を上げたようです。クーラントが入っていないのでこれでは
エンジンが掛かりません。どうしよう?と考えた末に取りあえずエンジンが掛けてみたい
と言う事で、ヒーターレス仕様にしました
・・・いっそこのままでもいいか?ヒーターコア高そうだし・・・ただ冬は地獄ですな。
取りあえずこれで水が入り、エンジンが掛かります。オイルはしのい後から換えてませんが
大丈夫と思います。
エンジンを始動する前に、購入時のジェットはパイロットジェットしか付いていなかったので
メイン&エアージェットを付ける事にします。今回は気温低いのでメイン160のエア200で
取りあえず濃すぎるくらいから行こうと思います。
釣りのしかけ入れにジェットを保管、番号振ればなお良いかも。
ジェットを組んだら、スロットルのストップスクリューと、パイロットスクリューの調整をします。
これらはKPのときに多少いじってるので、いちおうスムーズに進行しました。
ここまで準備できたら、いよいよ始動です。アクセルを軽く煽り加速ポンプを作動させ、
ちょい踏みでセル始動!最初は反応無かったのですが、セルを回しつづけると、
掛かりました!吸気音がソレックス40とは違うような印象です。やはり44の方が
力強い音に聞こえますね。少しアイドリングしていると、ホース締め忘れとかあったので
手直しをしたものの、思ったより安定して回ってくれています。
心配した、インジェクションCPの配線除去も問題なくエンジンは掛かりました。
久しぶりに太陽の光を浴びたPF号ヒーターコア破損が無ければ、もう走りまわっている
頃でしょうか。在庫あってもバカ高いんだろうなぁ〜
いよいよ北海道で赤玉号化(ヒーターレス化)か?
スムーズにキャブ化か?と思ったら、とんだ落ちがつきましたが、キャブ化編は終了です
次回!!ヒーターコア交換編に続く!?(爆)