インマニポート段付修正
インマニは生産時の型の形状によってポートに段付が生じる場合がある
(大体がインマニ側が細い)特に44パイ45パイのキャブを
付けるとなると段付修正が必須である。
ポート研磨のための削り代なのか、大体のインマニで見ることができます。
どのくらいズレてるかというと、45パイインシュレーターで、↓くらい
削りがいがありますねぇ~
入り口だけ削ってあわせてもいいんですが、ここはなだらかに
ヘッド側まで全体を研磨していきます。
なぜって?なんとなく削りたかったんです。
下手に削らない方が急な絞りで流速上がってイイかも知れませんが。
道具はエアリューターと、アルミ用切削刃で、すばやく削ります。
エア圧が高すぎると刃が暴れて危ないので、少し絞ります。
電動ドリルに砥石でやってる方もいますが、こちらの切削速度は
まさに段違い、削りカスも段違いに発生します。保護めがね必須です。
あと、刃にはCRCなど吹きかけておくとアルミの溶着がある程度防げます。
リューターは工具屋 直線の製品です。
刃は・・・会社にあったような・・・(爆
まずインマニ側から荒削り。
インシュレーターぎりぎりに削ります。
ポートの中間から手前側まで削りました。中間から絞ってるような感じです。
これをキャブ側、ヘッド側のポート径を変えずになだらかなテーパーにします。
結構難しく、絞り部分が取りきれず何度も指でなぞって確認しつつ削ります。
ちなみに、外気温はマイナスでっした。
足の上でこんな感じで削ってます。
通行人に怪訝そうな顔で見られるのが恥ずかしいです(笑)
足元は氷(風呂マット使用)、防寒着上下、保護めがね、リューターキュイーンで
完璧に怪しい人物ですね~(自爆
なんとか日が暮れる前に全工程を完了。
途中3MAと1KT出してエンジンを掛けたりしてたので、遅くなりましたが。
ポート研磨は賛否両論ありますが、僕は鏡面しない派です。
理由は、段付さえなくなれば自分の中で納得するので( ゚Д゚)マンドクセー
ってことです。(嘘
なんかの本でEX側は鏡面、IN側はペーパー120番程度の粗さで仕上げる
みたいなコトが書いてありまして。
長くなるので書きませんがその解説に納得して、それからは鏡面にしないです。
昔は原チャリのポート鏡面とかやってたんですけどね。