KP61ユーザー車検


某氏に貸していたKP61、今年の4月で車検切れ。気になっていたその後のKPの行方

おいらにはもう維持する余裕が無いので解体屋送りかと思っていたら、

某氏より、KP売ってくれ、との事。「車検無いよ・・」と言うと継続(車検)取ると。

解体屋逝きになるくらいなら、タダでいいからもてーけ!と、おいら。

車検は、どこかに出すと言ったので、おいらが「ユーザー車検」で行こうと持ちかけました。

もともと所有する予定ではなかった某氏は予算が少ないみたいだったので、店に出すと

予算的にきついのでは?と代行でおいらが車検場に行く事になりました。

まずは電話予約で継続検査か新規及び構造等変更かを指定し、日付けと何ラウンドに

受験するかを申し込みをします。

ラウンドとは、検査ラインの稼動時間をあらわすものです。休み時間を挟みながら1日に

4ラウンド稼動します。稼働時間は画像を参照して下さい。(室蘭の場合)

夜勤明けですので、余裕を見て、2ラウンド10:45〜を予約しました。

必要なものは

  1. 自動車検査証、
  2. 24ヶ月点検記録簿、
  3. 自動車税納税証明書(今年度の物)
  4. 現在掛かっている自賠責保険証明書
  5. 印鑑(車検証の名義の物、代行の場合は注意)

です。事前に準備しましょう。これらの書類を挟んでおくバインダーはあった方がイイ!

当日、支局の窓口には、『ユーザー車検窓口』の表示が・・・ユーザー車検の敷居は

高く無いようです。窓口の人に『ユーザー車検なんですが』と伝えれば、やさしく教えて

くれます。教えられたように書類をそろえ、重量税を納税し、自賠責保険を次の車検

期間がカバーできるだけ掛けます。

書類に記入し、(住所、氏名、ナンバープレート番号、車体番号等)窓口に提出します。

書類にユーザー車検のハンコが・・・

この間20分くらいかな?混みかたにもよりますが。

書類に不備が無ければ、自動車検査表(ライン検査の結果を記入する用紙)に認印?

を押されます

認印をもらったら、ライン検査です。最初に車体番号とエンジン形式のチェックがあります。

検査官が来る前に、ボンネットを開け、待機します。番号の位置は事前に確認しておき、

検査官に『ここです!』と教えることが出来るようにしておくとスムーズに検査が進みます。

番号が検査表と一致したら灯火類、ワイパー、ホーン、ホイールナットのチェック

を一通りラインに入る前に終わらせます。合格であれば認印をもらいライン内へ・・・

ここのラインはまず排気ガスのCO,HCを測ります。マフラー出口に検査棒を入れて

しばらく待ちます・・・・電光掲示板に『○』 まるはOKです。記録機に用紙を差し込んで

記録し、前に進みます。次はサイドスリップ、タイヤのトーイントーアウトを測るものです。

ゆっくりテスターの上を通過・・・『×イン』 ばつインとはトーインになっててダメだよって事。

要調整ですな。×がでても最後まで検査を続けます。全部終わった後で、×の項目だけ

再検査が出来ます。続いては、ローラーの上に乗っかって、スピードメーターの検査を

します。ギヤをいれクラッチを繋いで、ローラーを回し、40km/hでパッシングをすれば

判定が出ます。まあ、メーターですからね、そんなに狂わないと思いますが、タイヤの

外径がノーマルと違うと、注意です。結果は『○』

次はローラーに乗っかったまま、ブレーキのチェックです。

まずフットブレーキを検査します。電光掲示板の指示どおりフットブレーキを思いっきり

踏みつけます。テスターが動いてブレーキチェック。『○』

次はサイドブレーキ検査です。同様に、思いっきり引きます。ここも『○』

ここも記録し、前進します。

ここでテスターの最後ヘッドライト検査です。ここはハイビームにして、テスターの前に

止まります。すると、テスターがライトの前に動き、光軸の位置を計測します。

ここは左右別々に判定が出ます。

左『○』

右『×下』 ばつしたとは、下向きすぎでダメだという事ですので、コレも要調整です。

だめでしたが記録してさらに前進します。

次は下回り検査です。地下に掘り下げられたピットに検査員がいて下回り点検します。

各部の緩みなど、点検してる様子はモニターで見ることが出来ました。

なんかガンガン叩いてるんですが・・・ゴラァそんなに叩くとボディの錆び穴が広がるだろ

とか思いつつ、終了。結果は『○』でした。

さて、下回り検査の結果を記録し、検査官に聞くと、サイドスリップとライト再検査は隣の

大型ラインで行うとの事。早速調整してもらいに業者さんへ。2項目の調整で5500円

ちょっと高いような気がするんですが、テスター無いとどうにもなりませんので、やって

もらいました。

早速大型ラインで再検査です。再検査項目をボタンで選択して進みます。

さすがに、調整してもらっただけあって、今回はすんなり合格。

後は、書類を窓口に提出して、完了です。

 

新しい車検証とステッカーが出来ました。ステッカーを見ると・・・?使いまわしかよ(爆)

なんにせよ、これでなにもなければKP61 2年延命です。次はエンジンのタペット音を

どうにかしないとね・・・

そうそう、今回いくら掛かったんだゴラァって問い合わせがあったので・・・

重量税       25200
自賠責       
27600
印紙代 
        1400
用紙代         
40
ライト等調整料   
5500円   

合計        
59740