フライホイール破損、そして交換


エンジン換装後、いつものように快調にまわるエンジン。街中をブラブラして、帰り際
ふとコンビニに入りエンジンカット、買い物を済ませ、サテ帰るか・・・とセルを回す・・・
きゅ、きゅきゅ・・あれ?かかり悪いなぁ。もう一度セルを回す・・ヒュイーン・・・アレ?
プラグを外してセルを回したときのような、圧縮していない音だ。。。何故?
その場で考えつくことは、

1
、プラグが4本とも飛んでった

2、4気筒ともバルブ折れた

3、フラホイのギヤ欠けた

4、セルのピニオン飛んでった。

なんてことが頭の中ぐるぐる・・・でも1と2はいまいち考えにくいので、3か4だな
と思い、3を確認する為、クランクプーリーを(素手で!)ぐりぐり回す・・
でセル回すと一瞬キャリキャリと音がすれども、すぐ噛まなくなり、不発。
何回かクランクの角度を変えてやって見るがダメ。
いつまでもコンビニ前でやってるわけにもいかんしなぁ
根性入れて家まで押すか!


と考えたのが悪かった。(笑)デフのイニシャルを極限までキツめているわが愛車
右折、左折、一人で押せません、ハンドル90度切るともう内輪差でブレーキ現象が。
結局後続車に待ってもらい、3回切り返してやっと曲がるはめに。
次組む時はイニシャルを落そうと心に誓いました(汗

さて、その日は体力の限界、後日バラしてみると・・・



ありえーん!!!

ギヤ欠けてセル空回りでした・・・鬱

フラホイはもう使えないようです・・・純正加工付けるのか、社外新品買うのか・・・
そこに養命酒じゃなかった、救世主、社外フラホイを譲ってもらえる事に・・・
感謝でつ〜!

で、
キタフラホイとギヤ欠けフラホイ、並べて〜



そっくり(汗)
これは大丈夫なんだろか・・・・と少し不安になりつつも取付け。



車上でフラホイボルトを締めたり緩めたりは右上のあたりに出てるボルトとフラホイの
ギヤに24mmくらいのソケットを挟んで回り止めにします。
専用ツールがあればソレを使うのがいいんですが〜



こんな感じでやってるんで、力掛けてボルト締めるのは大変です・・・
これ以上車を上げるとブリッジでミッションを持ち上げるのが辛い・・・です。年か・・

一番厄介なクラッチのセンター出し。ツールは無いので、『目』で見て判断。



要は真ん中に来てれば良い訳で、見ても分かります。
合ってなければ、苦労するのは自分なんで、気合い入れて調整します。

その後搭載ですが、腹にミッション乗っけて、気合一発ブリッジでセンターシャフトを
入れます。シャフト先端が乗っかっても、クラッチのスプラインが合わないと入りません。
そんな時は、ミッションを回すかクランクを回すかですが、一人なんでクランクは
回せません。ミッション側を本体ごと回しつつ入れていきます。これも重労働。
ある程度入れば、後はボルトナットで勘合、ダウエル(ノックピンとも言う)がしっかり
はまっている事を確認して、全周ボルト締め付け。セルも付けます。



セルには断熱材を張りタコアシの熱を防御。
強化セルなんで、高圧縮でもキュンキュン回ります。

あとは補機類を取り付け、セルを回します。
キュキュキュ、ブロンバラバラ・・・プス。
止まってしまいました。でもセルとフラホイは噛んで回っているようです。良かった。
気を取り直して再始動、どうやら修理前にセルをがんがん回した為
生ガスを吸っているようでした。アクセル開度少なめに、長めにセルを回すと
ブロローンと掛かりました。

一安心です。でももう外は暗いです。色々あって、時間がかかりすぎです。
もうちょい早くできんとなぁ・・・



く、暗い・・・・