触媒ストレート製作


最近PFの触媒のビビリがひどくなってきたので、どうしようか悩んでいました。

エンジン掛けたらビリビリ〜と鳴ってエンジン止めるまで鳴りっぱなし。

さて、どうしよう、う〜ん。ぽんっ(手を叩く音)そうだ、「鳴るならば外してしまえ純正触媒」

字余り(^^ゞ

ということでマフラー制作してくれるショップに「いくら?」って聞いたら、

「諭吉さん一人連れてきて」だったのでまあそのぐらいだったら・・・しかし一万円は給料日

まで出せん。と思い「考えとく」と言い店を後にした。

それからある休日にふと部品取りのJT191ジェミニ号が目に入った。その車のマフラーは

取り外されており、目をひいたのが触媒フランジが四角でボルト4本止めだ!

これはいける!と踏んだ僕はガレージ(物置)に転がっているコブラのマフラーのフランジ

をあてがってみると・・・おおおっピッタリ〜〜!

早速JTジェミニの触媒前後のパイプを持ち作業場へ(笑)

まずは、サンダーで少し余裕を見てカット。

PFの触媒を外し仮止めして、長さを見ます。あわなければ、サンダーで削り長さは微調整

していきましょう。切り口をだいたいの角度に削ります。パイプが少し曲がっているのが

ミソだね。そのまま繋ぐとフランジが密着しないので切り口をナナメにして面を出します。

今回使うのは、ホームセンターで1万円ぐらいで買える100V家庭用溶接機です。

これはオートメカニック誌で結構使える、と書いてあったので買ってみました。

ホントは会社の200Vが使いたかったのですが、会社で作っていると上司にやっつけられ

そうなので諦めました。

結論から言うとマフラーなどの厚さのパイプは結構付きます。フランジは厚さが有るので

うまく溶け込まないと思います。やってませんが・・・(^^ゞ

よってフランジ手前のパイプを残し、そこを繋げるということになりました。これなら問題なく

付くようです。

現車にパイプを取り付け、合いマークを付けます。付けるのは2.3ヶ付けると正確にいき

ます。

つなぎ目にあまりにも隙間が出来るようならサンダーで軽くならします。削りすぎると、

長さが合わなくなっちゃいます。

後は、溶接です。

つなぎ目を万力で固定し2.3ヶ所、点付け溶接で仮止めします。くっついたら万力を外し

本格的に溶接します。溶接は自分で「結構うまいよな」とか思ってもスラグ(溶接後のかす)

をハンマーなどで取ると全然付いていなかったりして結構へこみます。

山盛りになった溶接後をサンダーでならして、付いてなさそうな所を再び溶接でもってやり

ます。何度か繰り返して隙間が埋まったら、地面(アスファルトなど固いところ)に叩き付け

て、くっついているか確認します。無事付いていたら完了です。

しかし、このままでは見た目があまりにもみすぼらしいので塗装することにします。

まずサンダーにワイヤーブラシを付けぎゅい〜んと磨きます。錆を取るのが目的ですが

同時に塗装の足付けにもなります。ついでに溶接の継ぎ目の内側にバリが出ていたので

削り落します。

このサビサビが・・・

こんなにピカピカ・・・おそるべしサンダーの威力

塗装は耐熱シルバーで行いました。なんか台風上陸みたいで、風が強かった・・・

4回ぐらい重ねて塗りました。すぐ錆びるのはいやだからね。

やっと完成。4時間ぐらい掛かった。早速付けてみよう〜〜!

こんなのが出来ました。ちょっと曲がっていて触媒「ストレート」でないのに注目。

まあ材料費タダだし〜>^_^<

装着後はバトルマフラーの本領発揮で爆音に・・・(汗)

PFジェミニは、何度と続く寸法あわせのために計四時間も写真の格好・・・リヤフェンダー

は気にしないで下さい(ーー;)


JT191のフランジが合うということは触媒も使える!長さが少し足りないので今回と同じ

カンジでスペーサーを作ればイケル!!排気温度警告灯のセンサは付かなくなるけど・・・

誰かやらない?