Challenge No.76(2002年11-12月号)
良心的兵役拒否者支援フォーラム
「アメリカのイラク攻撃に反対しよう!」

西尾ゆう子さん訳


 

イスラエルの若者である私たちは、イスラエルによるパレスチナ占領に反対し、占領軍での軍務につくことを拒否します。そして、ブッシュ政権によるイラク攻撃への絶対的反対を呼びかけます。偽りの口実による戦争が始まろうとしています。アメリカにとってもイスラエルにとっても、イラクは脅威ではありません。

この戦争は、中東地域に暮らす何百万人もの人々にこのうえもない災厄をもたらします。この戦争の背後にあるものは、石油資本の利益だけでなく、アメリカの誇大妄想的な野心です。アメリカは世界中に新しい秩序を押しつけようとしています。この秩序のもとでは、国際法は無視されて、アメリカだけが特権を享受することになるのです。国際社会は今までになかったやり方で動こうとしています。国際法を一方的に解釈し、予防的先制攻撃を行う権利を主張し、協力的な支配者や体制を作り上げ、他の民族国家を占領下におこうとしているのです。このようなやり方は危険です。新しいファシズムへの道を切り開いてしまいます。

私たちは、第三世界、中東、ヨーロッパ、アメリカにいる数百万人の若者たちと同じ意見を持っています。私たちは、若者の未来と人類全体の未来を危険にさらす事態から、顔をそむけない決意を固めました。

シャロン/ペレス連立政権はイスラエル国内のメディアと足並みをそろえて、ブッシュのイラク攻撃を支持しています。彼らは、フセイン政権を打倒して新しい傀儡政権を作ろうとしています。その新政権は、パレスチナ自治政府よりもさらに操縦しやすいものになるはずです。ひどい話ですがイスラエル政府は、パレスチナ人民の自治権を認めていません。占領政策を終了させるつもりもありません。したがって彼らは、この上もなく危険で無謀な手段に訴えるよりないのです。このような手段は、問題を解決するどころかさらに難しくしてしまいます。

私たちはイスラエルの若者と世界中の人々にうったえます。アメリカの戦争に反対しましょう。イスラエルによるパレスチナ人抑圧に反対しましょう。

 

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