ファミリーコンサート


2000.8.12 東京都保谷市 こもれびホール

出演

中川ひろたか
新沢としひこ
上田浩司(Piano)


プログラム

♪おはよう
♪ハッピーチルドレン
♪それはすばらしい夏のある日
♪にじ
♪元祖・雪男のヨーデル
♪本家・雪男のヨーデル
<歌作りコーナー>♪東京でありながら
♪いたずらこねこのピクルッチ
♪おじいちゃんちのカメ
♪かめの遠足
絵本(スライド)「しんちゃんの花火」
絵本(スライド)「はらぺこあおむし」
絵本(朗読)「おおきくなるっていうことは」
♪このとりことり
♪さんぽでパタポン
♪チャンス
<体操> ♪カイカイゾクゾク海賊の歌 by ミツル
<ピアノソロ> by 上田浩司
<演歌> by 海彦山彦
♪渋谷物語 
♪二人は貧乏

♪ゆびきり
♪はじめの一歩
♪Song
♪世界中のこどもたちが
<アンコール>
♪あした
♪ともだちになるために


コンサートの主催を決めたものの、ほとんどの実行委員はCD・ビデオでしか中川さん・新沢さんを知りません。そこで、ビリビリちゃん、ウッディー、しまちゃん、ゆーきんと私ぷるっちが勉強のためにこのコンサートを見に行きました。子どもたちも皆連れて行けたらよかったのですが、柏から保谷市はちょっと離れているので、今回はお母さんたちの「お勉強」ということにして(こどもたちよ、ごめん!)子どもたちにはお留守番をお願いしました。

そして期待でワクワクしながら迎えたオープニング。
お二人が登場して、この人が中川さん、あの人が新沢さんなのねーと思ったのもつかの間、私たちの目は新沢さんにくぎ付けになってしまいました。す・すごい。テンションが高い。予想外のお姿に目はてん・口はあんぐり状態になってしまいました。
マイク片手に右へ左へ体を揺らしながら楽しそうに跳ねている新沢さんは、CDから聞こえてくる声からは想像もつかなかったのです。

そしてだじゃれを連発する中川さん。ビデオのご本人よりもずっとカッコイイおじさまでした。が、歌の合間のトークではハイテンションの新沢さんの横でぼそっとギャグを飛ばし、なんだか漫才を見ているよう。

歌は『はじめの一歩』『世界中のこどもたちが』などよく知っている曲もありましたが初めて聞くも沢山あり、やはりまだまだ勉強不足を実感しました。
まあ、それにしても盛りだくさん!「歌作り」コーナーあり、「絵本」のスライドや朗読のコーナーあり、「体操」のコーナーがありオマケに「演歌」まで披露してくれました。

そして忘れてはいけないのが、上田浩司さんのピアノソロ。上田さんを知ったのはこのときが初めてでしたが、やんちゃ坊主がそのまんまおとなになったような雰囲気が印象的で、茶髪のそのお姿は私のピアニストのイメージとは違っていました。でも一度ピアノを弾き始めると、そのとてつもなく澄んだ音色に鳥肌が立ち、目は踊るような指先にくぎ付けになったのです。

ファミリー向けコンサートなのにアンコールを含めて2時間40分。なんて長いんでしょう。これが普通なのかしら。盛り盛り沢山で楽しかったけど、果たして柏の子どもたちはこんなに長時間辛抱できるのだろうか。保谷の子ども達がおりこうさんなだけで柏じゃきっと無理だ・・・なんていろんな事が頭の中でぐるぐるしながら会場を後にしたのでした。

              ○○○

このレポートはずいぶん長いこと手付かずになっていました。
コンサートレポートのページを作ろうと思い立ちいくつか書き進めるうちに、私にとって記念のこのコンサートの分も残しておきたくなりました。でもその時すでにコンサートから半年が過ぎ、コンサートを見に行った時はまだレポートをアップしようなんて思ってもいませんでしたからもちろん曲順をメモったりもしていません。記憶も薄れどうしようかなと途方にくれていたら、あったんですよ。新沢さんのHPの「新沢日記」の8月12日分をプリントアウトしたものが。もちろん「新沢日記」にも探しには行ったんですけど、もうすでに遥か彼方の過去ログになってしまっていて見れなかったんです。だからプリントが残っていたなんて奇跡に近いですね。
でも、それから少し書き始めたものの何だかんだと理由を付けては後回しにして、結局一年も経ってしまいました。

このまま「ゴミ箱」行きになってもおかしくありませんでしたが、『保谷のレポートいつ指マークになるのか楽しみにしているのよ』と言ってくれた人がいて、その期待を裏切っちゃいけないと、一年経った今仕上げている次第です。
ですからあまり覚えていなくて・・・、レポートらしいレポートが書けずに申し訳ありません。この「こもれびホール」が後に上田さんの第二弾のCDを録音することになるホールと知っていれば全神経を集中させて聴いたのでしょうけど、とにかく新沢さんのインパクトが強くて、ホールの音の響きかたまでは残念ながら覚えていません。

でも、上田さんが絶賛するこの「こもれびホール」ではじめて上田さんのピアノを聴いたことが、もしかして私がこんなに彼のピアノに惹かれることに関係するのかしらね?このあと遠く新潟や名古屋まで彼のピアノを聴きに行くほど惚れ込むとは・・・。

                   レポート by ぷるっち
                          2001年8月


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