アラスカ   ルー・リード 「ベルリン」から
床から起き上がりキャロラインが言う
「なぜ、ぶつの?ひどいわ・・」
瞳を上げて、キャロラインが言う
「自分は、どうだって言うのよ、恥知らず・・」
でも彼女は「死」を恐れてはいない
みんなは彼女をアラスカと呼ぶ
彼女が麻薬を打つと、みんなが笑って聞く
「いったい何を考えてるんだい?」と

床から起き上がりキャロラインが言う
好きなだけ、ぶつがいいわ、もうあなたを愛してないもの
唇を噛みながらキャロラインが言う
本当は人生って、こんな、つまらないトリップなんかじゃない筈
でも彼女は死を恐れちゃいない
みんなは彼女をアラスカと呼ぶ
彼女が麻薬を打つとみんなが笑って聞く
「いったい何を考えてるんだい?」と

彼女は拳で窓ガラスを突き破った
それは、とても不思議な感じだった
アラスカは、とても寒い。アラスカはとても寒い。

サッド ソング    ルー・リード 「ベルリン」から
アルバムをめくると、彼女は、まるでメリー女王の様に
とても堂々としている、まるで
誤っているのは僕たちだと言わんばかりに
もう悲嘆に暮れるのは止めよう
(彼女が自分で死ななくても)
誰かが彼女を殴り殺していたかもしれないんだもの
悲しい歌、悲しい歌、悲しい歌、悲しい歌。

自分の城は子供たちと家庭、彼女はメリー女王
僕は努力した、でも間違っているのは僕達かもしれない
もう悲しむのは止めよう
誰かが彼女を殴り殺していたかもしれないんだから
悲しい歌、悲しい歌、悲しい歌、悲しい歌

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