昔「ジャーニー」と言うバンドに非常に顔の地味なボーカルが居た
スティーブ・ペリーと言う名前(だったと思う)
当時アメリカで一位を連続して取る様な人気NO1のバンドだったが
私の周囲の男性には「もの凄く」不評だった
ボーカルが「みっともない」からだそうだ
なにしろ「泣きべそ」かきながら歌ってるよーにも見える顔だった
確かに、かなり日本人的な平面的な顔であり、たとえて言えば
作業着姿で近所のうらぶれたラーメン屋に現れ
「今日は、いい日給だったからギョーザも付けようかな〜」
なんて言いつつ日々のビールに喜びを感じる
そう、きっと名前は「やっさん」って感じ・・
栄光あるべきROCKバンドのボーカルがそんな庶民じゃ
アメリカは許しても世間の男子は許さなかった
ROCKバンドのボーカルはロバート・プラントみたいに
一般男子が納得できる程「輝いて」なければいけなかったのだ
しかもあの様な庶民的な人間が全世界の女子にきゃーきゃー
言われる事に「意義あり〜〜!!」だったようでした
私的に言えば、銭湯帰りにばったり会いそうな
その平民的な外貌が安心感をそそり
「きっと、この人ならお風呂帰りにすっころんでも
大丈夫?って手を貸してくれそう・・」
な感じがして好きだったのです(曲も好きだったし)
女性にとって「安心感」とは何より貴重な物
こと程、左様に男女の価値観とは違うものなんだなあ
[2004年4月9日 22時31分25秒]