昨日は3月3日の「ひなまつり」だった。
「3」は私の大好きな数字。3月生まれだし、3えこだし。
中学まで、ずっと3組だったし成績も3ばっかりだったし。
(しげゆんさん・みいさん・マディさんの一高三羽カラスには聞かせたくない話だ)
そうそう、そして三女高だし。
ユニオンも登録ナンバー「33」だし。
(すずめさ〜ん。昨日遊びに来るって言ってたじゃ〜ん。いないぞ〜。)
ちなみに、うちには「娘」が居る。
が・・私は昨日ばんどの練習に出かけてしまった。
「ひなまつり」の存在に気が付いたのは出かける直前だった。
「ああ・・そう言えば・・世間では、お祝いするんだった・・」
が〜〜ん。まずい!!
スーパーは「ひなまつり」一色で世間の女の子が成長を祝われてる姿が
目に浮かんだ・・ま・・・ず・・・い・・です。
仕方がない。我が娘が成長して
「私はひなまつりも祝ってもらえなかった!!」と
言ったら・・「その通りです」と言おう。
「面倒なんか、見てもらわなかった」と
言ったら・・「君は間違っていない」と言おう。
ああ、私が老人になって体が動かなくなったら橋の下に捨ててもらおう
「私だって、ほったらかされて育ったんだ」なんて
ああ・・こんな事は言ってはいけない。ああ・・こんな考えはいけない。
娘は「別にい〜〜よ。」とおーXXさんの口調で言った。
激しく心苦しく思いながら練習に行った。すんません。
そして「老後は橋の下で、ひとりで生きよう」と思いながら帰った
が・・自責の念にかられ、今日、1日遅れのひなまつりのお祝いをした
「ちらしずし」などなど・・・。
娘は夕食のテーブルを見て「あとずさって」いた。
何も、そんなに驚かなくても・・私だって「おかーさん」らしい事は
するわい。
子供たちの驚愕に満ちた異様な雰囲気の中「ひなまつり」は行われた。
「あのさー私だって、とりあえず、おかーさんなんですけどー」
と思いつつ、「期待されないおかーさん」は心密かに無事育ってくれている
「たくましい子供たち」に感謝していた。
[2002年3月4日 21時38分36秒]