記事タイトル:自分でそう生きると決めたのなら 


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お名前: 管理人   
またまた仕事のお昼休みに荒浜に寄って見た

今日は空一面の曇り空で、海面との境すら判らない程
海の果てと空の境は灰色に、けぶっていた。
「照る日もあれば、曇る日もある」昨日、貰ったメールの文面を思い出しながら
真っ青な空と海の記憶と目の前の海を見比べていた
・・曇り空の海を美しいとは言えないな・・ただ果てしない広さは感じる。

海は荒れていた。真っ白く砕ける波しぶきが海面にアクセントを付けていた。
遠くには小さな漁船が大揺れに揺れていた。時々姿さえ見えなくなる程に
船は揺れ波は大きかった。
「自分は、この船か・・」最初、そう思った。
揺れ沈みかけながら、それでも浮かび続ける小さな漁船・・・でも・・・。

ふと見ると杖をついた老人が波際ぎりぎりに歩いていた。
左の地平線から右の地平線に向かって、ゆっくりした足どりで・・
灰色の大きな空・荒れ狂う大きな海、長く長く伸び続ける波のラインを辿りながら
あるく老人の姿は・・まるで人の一生の様だった

人は地平線の果てで生まれ、地平線の果てに向かい、そして消えて行く・・
美しく晴れ渡る日もあれば、曇り荒れ狂う日もある。
「もう、ふっきらないと・・自分で、そう生きると決めたのなら
 数々の別れの中から真実だけが、残るんだから・・・別れ以上の出会いを
 管理人さんは持っている筈・・・。」

「譲れないNO」を持ち続け生きている私に対して送ってくれた言葉です。
人は自分の中にYESを持ちNOを持つ、もう忘れかけてるよ、いろんな事
でもね、どうして全ての人と分かち合いたいと思ってるのに、人と人は
お互いにNOと言う種を蒔いてしまうんだろう。
・・ちょっと、この先もそうなのかなって・・今が幸せなだけに・・
心配になって・・。

胸にしみました・・ありがとう。
いつでも、いつまでも見ていてね。限りない感謝を込めて・・
               遠い遠い所に住む、あなたに・・・・。
[2001年10月17日 23時11分39秒]

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