About 106RALLYE - 106ラリーについて


PEUGEOT 106 RALLYE(1.3)


Spec - スペック


全長×全幅×全高:3565×1605×1360(mm)
ホイールベース:2385(mm)
車重:810(kg)
サスペンション:Fストラット/コイル、Rトレーリングアーム/トーションバー
エンジン:TU2J2/7型直列4気筒SOHC
排気量:1294cc
最大出力:100ps/7200rpm
最大トルク:11.2kgm/5400rpm


どんな車か?


 106RALLYE(1.3L、通称テンサンラリー)は、フランス・プジョー社から、
プライベーター用のベース車両として1993年に発表されました。

 それまでプライベーター用として販売されていた205RALLYEの後継車と言う
位置づけから、排気量1.3L以下のクラスに対応するものとされています。

 日本へは、正規ディーラーの106Xsi導入に先立って、1994年頃から並行輸入と言う
形で販売されました。軽快かつ素直な操縦特性、シャープなエンジンなどから
かなりの人気を得ました。

 しかし、95年、106がマイナーチェンジを受け、1.3RALLYEは生産中止になりました。
新型106RALLYEはボディ形状が変更され、エンジンも1.6L(通称テンロクラリー)
になっています。(正規輸入車もXsiからS16にマイナーチェンジされています。)

 輸入は95年頃までで、登録だけ96年になっている車があるようです。
日本への1.3RALLYEの輸入台数は300〜400台と言われています。

 そのキャラクターから、購入したオーナーがなかなか手放すことが無く、
事故ってしまっても再度購入する人が続出した、という逸話がある位なので、
なかなか中古市場に出てくることはありません。

 もし購入を考えておられるなら、専門店に問い合わせをして探してもらうぐらいの
覚悟が必要でしょう。

 ただし、並行輸入ながら、パーツが豊富で、かなり恵まれた環境にあります。
メンテ、チューニングに困ることはまずありません。

 運転すること、それ自体が楽しくてしょうがない、そんな車です。


いっちーの106RALLYE


’95年1月頃、小型軽量かつ楽しい車(いわゆるホットハッチ)を探していたいっちーは、
友人のOに「106RALLYEっていいかも・・」などと話しておりました。
すると、ある週末に当時のGST横浜店に強制連行されました。

そこには、やる気満々の試乗車と、これまたやる気満々の店長T氏が
待ちかまえておりました。

どうやら、「こいつは買いそうだ・・」と思われたらしく、話もそこそこに試乗。
T氏の運転によりいきなり全開。すんげー速い。この時点でかなりクラッとくる。

さらに自分で運転。エンジンのシャープなレスポンスとステアリングの剛性感に
ビビッとくる。ほとんど買う気。

店に戻って話を聞く。「今回15台入ってくるけどもう半分売れちゃった〜」などと言われる。
ヤバイ。普通なら一度落ち着いて考えるのが大人ってもんだが、
なぜか手元に判子がある。Why?

気が付くと「男のローン60回払いの契約書」にサインして判子を押していましたとさ。

で、’95年3月登録で納車され、以来浮気することなく乗り続けています。
この5年近く、故障による修理預かりが一度もないとても良い子です。

使用前

使用後(笑)


Extra - おまけ


いっちーのモトコンポ

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