「今日、会議じゃありませんでしたっけ?」
「え? 違いますよ。日程が変更になったじゃありませんか … あ! し、しまった!!
Y(事)メンバーには連絡したけど、T(事)メンバーには忘れてたっ!!!」
Sです。(K(らんふぃす)注:Aさんは、発注元の人)
お忙しいところ失礼いたします。
私の開催日変更通知を出さなかった不手際で皆様にご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。 すいません。K(らんふぃす)さんにはご迷惑をおかけいたしまして・・ Aさんはまだ来ていないようですが(PM3:45現在)、 もし来られた場合はなんて謝ったらいいか今からびくびくしています。 本当にすいません。ひらにひらにご容赦願います。次回いらしたときには何なりと言いつけてください。 何でもいたします。
何でもするだってぇ〜! 早速、私はメールした。
K(らんふぃす)です。ああ、〆切が今月末なんだよなぁ。。。忙しいなぁ。。。。,
忙しい合間をぬって、K(技)とY(事)、往復で2時間30分。。。。
今日はメチャメチャ暑かった。。。。。。。
さぞかしビールが旨いだろうなぁ。。。。
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主人公は、アメリカ南部の片田舎に住んでいた少年の時に、両親を交通事故で亡くし、 更にその後、ある凶暴な男によって姉を惨殺された悲惨な経験を持っている。現在の館と過去の館、そして主人公の現在と過去(夜の記憶)、更に主人公の書く小説のストーリーが 絡み合って進行するこの小説、初めて読んだ作家だが、なかなか良くできていた。 何冊か買っちゃうかも。 ただ、どうなんだろう、最後の方で明かされる主人公についての秘密が、 かなり前の方で推測できてしまった。 また、突然主人公のパートナーとして現れる女性が、 ちょっと偶然にしては良いパートナー過ぎる気がした。 ラストでついに明らかになる殺人事件の真相自体は、アッと驚くという感じではないので、 そちらに期待するのではなく、是非そこまでのストーリー展開を楽しんで欲しい。それから何十年も経っているが、主人公は姉を殺された夜の恐怖の経験から逃れることが出来ず、 のどかな田舎の風景を見ても、その裏にある『誰も助けに来てはくれない』という恐怖を覚え、 長い間、ニューヨークでも一番騒々しいような所に住んできた。
また、その「夜の記憶」の反動からか、やはり長い間、 ある一つのシリーズ物の犯罪小説を書き続けている。 あの夜に姉を殺したような残虐な男と、そいつを追い続ける刑事の物語だ。
そんなある日、彼の小説を読んださる大金持ちの女性から、 何十年も昔に起きた殺人事件についての調査を依頼される。 被害者は少女で、依頼人の屋敷で働く使用人の子供だったが、依頼人とは無二の親友だったという。
但し、真実を探し出す為の調査ではない。この事件は事実上解決していた。 当時、明らかに犯人だと思われる男が警察につかまっていた。 その男は一時的に館に雇われていた大工で、 以前からその少女について卑猥なことを口走っていたし、 殺された少女も生前に「あの男の目つきがいつも怖い」と言っていた。 少女の死体は森の一角にある洞窟の中から発見されたが、 少女が森に入った後にこの男が森に入っていくのを目撃されていた。 しかしこの男は、証拠不十分で釈放され、しかも数日後に病気で死んでしまった。
でも、被害者の母親の心には、事件から数十年経った今でも「何故私の娘が…」という思いが残り続けていた。 依頼人が思うに、被害者の母親には、この殺人がレイプの失敗という単なる通りがかり的なもので、 犯人にとって被害者は性的欲求を満たしてくれるなら誰でも良かったのだ … ということでは納得できないらしい。
主人公への正確な依頼内容は、彼の想像力をフルに発揮して、 被害者の母親が「これが真実なのだ」と満足できるような物語を書くことなのだ。 犯人はこの屋敷の中の人間で、被害者を殺すための明確な動機と殺人計画を持っていることが条件である。
この依頼を受け、主人公は、偶然主人公と同じ時期に客人として依頼人の館に遊びに来ていた女性とともに、 数十年前の殺人事件について調査を続ける。 当時の館で過ごしていた人々に対して「犯人に成りうる可能性」を調査していくに連れて、 美しく幸せに満ちているように見えるこの館の裏に潜む闇が、少しずつ顔を出すことになる。
「あ、この人はNM社さんだから、いなくならないわ。 これからは、NM社さんにごひいきにして頂かなくっちゃ。 宜しくお願いしますね。」
っと言ってきた。更に、
「でも、私のクビの方が危ないけどねぇ。 これからどうなっちゃうのかねぇ…」
ということまで言われた。 こんな、常連とはいえ知らない奴に愚痴を言ってしまうほどだなんて…。 オバチャン達も、馴染みの客がドンドン居なくなってしまった上に、 自分達が継続して雇われるかも分からず、不安らしい。