時は、西暦199X年

某社は、財政逼迫の危機に包まれた。

財政難は、残業時間の規制を招き、

一部の強力なプロジェクトだけがその規制を免れるという

弱肉強食の時代を迎えていた。

…古より伝え聞く…

残業規制あるところ…北斗 現る……



ザコ: だ、誰だてめぇはぁ!

ケン: ここで何をしている、今日は定時間日だぞ。

ザコ: うるせぇ! 俺は明日までに仕上げなきゃなんねぇ仕事があるんだっ!

ケン: 昨日までに仕上げなかったことが、既に過りだということが分からないのか。

ザコ: やかましい! 分かったようなことを言うなっ!

ケン: 口で言っても無駄か…

はぁぁぁぁぁぁぁぁぁあたたたたたたあっ!!

北 斗 定 残 熱 波 !!!

ケン: “空調断”の秘孔を突いた。貴様の周りは、暑くなる一方だ。

ザコ: うわぁ、あ、暑い! 暑くて仕事やる気が出ねぇ!!

ケン: 貴様のやる気は、既に死んでいる。 さぁ、酒でも飲みに行け。冷たいビールがおまえを待っているぞ。

ザコ: そ、そうだな…。



????: 待てぇい! そうはいかんぞ!!

ケン: む、貴様は? ………………




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