小説/Novels   (chronical order)



ふりむく マガジンハウス '05 Up!


赤い長靴 文藝春秋 ’04


いつか、ずっと昔 アートン '04


ジャミパン アートン '04 


間宮兄弟 小学館 '04 


思いわずらうことなく愉しく生きよ 光文社 '04 


スイートリトルライズ 幻冬舎 '04


号泣する準備はできていた 新潮社 '03 


オキーフの家 メディアファクトリー '02
(江國さんによる訳本)


いつか記憶からこぼれおちるとしても '02


あかるい箱 マガジンハウス '02


どうして犬が好きかっていうとね 竹書房 ’02
(江國さんによる訳本)

文庫版
泳ぐのに、安全でも適切でもありません 集英社 ’02


東京タワー  マガジンハウス '01



ホテルカクタス  ビリケン出版  ’01

ホテルカクタスという名のアパートに住んでいるぼうしときゅうりと数字の2の友情の物語。
導入部分は魅力的ですぐ引き込まれてしまう。 金のネックレスをして、汗をかきながら自分の体を鍛練するきゅうりってどんなの?とか、想像力をかき立てられてとても楽しい。 そういう不条理なことが嫌いな人は読まない方がいいです(笑)。 でも実は私は途中でちょっと考えすぎてしまったのだけど、そんなときに思い出したのが、小さい頃したおままごと。 身近なものをいろんな登場人物に見立てて遊んだんだよねぇ・・・ そんなことを思い出して楽しくなって読んでしまう物語でした。

文庫のリンク
ウエハースの椅子  角川春樹事務所  ’01



あたしの一生  飛鳥新社 ’00 
(江國さんによる訳本)
一匹の猫と人間の話なんですが、そう思ったら大間違い。これは立派なラヴ・ストーリー。猫と人間の対等な愛情。二人のハネムーンな時期から、嫉妬・孤独、成熟していく愛の形を描いています。猫のダルシーに感情移入して一気に読んでしまいました。人と人もこんな風にダイレクトに愛を伝えあえたらどんなにいいだろう−あなたが必要よ、ここにいて、ありったけの愛情をあげるから、と。
ダルシーの愛は余分なものをそぎ落としたもの。時には屈折したりするけど、その真摯な愛。江國さんがなぜこの本を訳すことにしたかわかる気がしました。猫好きだったら必読。そうでなくても十分楽しめる物語です。


薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木  集英社’00


冷静と情熱のあいだ Rosso 角川書店 ’99



神様のボート 新潮社 ’99
“すぎたことはみんな箱のなかに入ってしまうから、絶対になくす必要がないの。すてきでしょう”
旅がらすの親子の物語。去っていった男に必ず会えると信じて、街を転々とする葉子と草子。
絶対にまわりとなじまないがなれることはできる葉子。その子供草子は自分の人生を歩こうと気づいたとき親から離れていく。でもその別れはとてもつらい。二人の仲がよいほどに。あの人と葉子が地中海のバカンス中に草子ができただの、パリでのくだりなど。いろんな伏線があります。最後のシーンは夢なんでしょうか、現実なんでしょうか。
草子が降りたボートは葉子とどこに行くのでしょうか。


すいかの匂い 新潮社 ’98


ぼくの小鳥ちゃん あかね書房 ’97

雪の朝小鳥ちゃんはやってきました。それからぼくと小鳥ちゃんの共同生活が始まります。
ぼくの小鳥ちゃんの大好物はラム酒がけアイスクリーム。小鳥ちゃんのくせに猫みたいに
きまぐれで、女を感じさせられます。ぼくとガールフレンドと小鳥ちゃん。
心がほっこりするやさしいお話です。


落下する夕方  角川書店 ’96


流しのしたの骨  マガジンハウス ’96


なつのひかり  集英社 ’95

この写真は文庫版です
ホリー・ガーデン 新潮社 ’94
「愛の桃」や「カステーラの夜」とか各章のタイトルがすごく好き。おいしそうで。私にとって、
江國さんの中の一番好きな小説の一つ(どれが一番かは決められません)で、まだ終わらないで、と思う本でした。
果歩と静枝という二人の濃密な友情の物語。私もこの二人と同じ、中学から女子校で(おまけにクリスチャン)、ずっと長くつきあっている友達がいる。だから二人の心理的な駆け引きは共感できるところが多かった(女友達に彼氏を紹介するときの緊張感とか、いつの間にかできてしまった溝を見てみない振りとか)。一番近いはずの二人が時として本当のことを言えなくなる。それはお互いを牽制しあうってこともあるし、相手の反応がこわいから。お互いが影響しあってしまうのがわかるからだろう。自立した人間としてお互いに依存しないこと。それと友情との境界線はとても曖昧。
お互いを大事に思ってる一方で、駆け引きが必要だなんて、女友達特有なんだろうな。男の人にはわからないのだろう。でもそれってまるで恋愛みたい。そう、結局のところ、深い人間関係なのだ。友情も恋愛も。
忠犬さと公こと中野君も重要人物。保健室のような人と描写されている。ちょっと痛々しいんだけど。私としては。

温かなお皿  理論社 ’93
温かなお皿ってどうしてって思ったとき、何らかの形で食べ物が重要なキーワードになっいることに気づく。ぽってりと黄色い玉子焼きやエンジェルチョコレートマシュマロムースなど。でも温かなお皿だけでなく、読んだら冷たくなるお皿もあったけど。子供に優しいのは童話作家出身だからかな。特にぐっときたのは、「晴れた空の下で」の食べることと生きることの区別がつかんようになったんじゃ」と「ねぎを刻む」 これを読むと、青い夜、冷たい月、孤独を思う。相手を死にそうなくらい愛していれば、こんな孤独を感じずにすむのに、といいながら二人でいたらよけい孤独が深まると気づいている主人公。実はこの本を読んだ後、落ち込んだ時葱を刻んで見たことがあります。効果のほどは・・・みなさんやってみてください。

綿菓子  理論社 ’93
お姉ちゃんの恋人次郎君に密かに憧れていたみのり。しかしお姉ちゃんは次郎君を捨て、お見合い相手とさっさと結婚してしまった。小学校六年生で、女って哀しい、と悟り激しい恋いに生きると誓うみのりはいい意味ですごい。少女から大人へ変わっていく過程が変に甘くなく、地に足がついた感じで描かれています。人を好きになることの切なさやときめきが今まで知らなかったことを知っていくことで浮き彫りになっていく。少女は知らなかったことを知るから大人になるのか、大人になるから今まで気づかなかったことに気づくのか。ラストはちょっと官能的。女ってすごくすごくいいって気づくみのりの心の変化はとてもおもしろいです。何となく、山田詠美の「放課後の音符」を連想させるようなお話でした。

夕闇の川のざくろ 八曜社 ’93 絶版 江國香織とっておき作品集収録

この写真は文庫版です
つめたいよるに 理論社 ’93
どのお話も引き込まれる不思議なものばかり。何度でも読みたくなる魅力があります。シチュエーションは様々だけど、
生と死がテーマになってるものが多いかな。輪廻転生とか。「デューク」がすごく好きで、初めて読んだとき「びょおびょお泣く」に衝撃を受けたことを覚えています。江國さんの愛のある温かい目線がいいな。江國さんはよくあるはずのないことを見るらしい。小鳥が金網をくぐる練習をしてるところとか。このお話もそんな感じでできたのかな、ふと思いました。

この写真は文庫版です
きらきらひかる 新潮社 ’91


こうばしい日々  あかね書房 ’90
お父さんの仕事の都合で小さいときからずっとアメリカに住んでいるダイと途中から来た姉のマユコが主な登場人物。11歳の男の子のちょっと生意気でだけど女の子にふりまわされちゃうダイがいきいきと描かれていて、なんでそんなことわかっちゃうんだろうって思っちゃいます。昔ちょっとだけアメリカにいたときのことをまざまざと思い出すような、それほどに描写が詳しいです。
育った環境によって姉弟でも日本人とアメリカ人になってしまう。明るい小説なんだけど、そんなテーマが根底にはしっかりあります。
二つの文化の狭間にいるっていうことで、私はマユコに感情移入してしまう。母親が作るアメリカンなみそ汁ーコーンとベーコン入りーに反抗したり、異文化の隙間に落ちないようにしっかり立っているマユコはがんばってるなぁ、でもあんまり突っ張らないようにねと声をかけたくなります。
日本とアメリカの文化的スイッチが必要なのよね。両方に適応するには。

草之丞の話 徳間書房 ’90 絶版 
 「つめたいよるに」に収録されています。


エッセイとインタビュー essays & interviews




雨はコーラがのめない 大和書房 '04


とるにたらないものもの 集英社 '03


エドワード・ゴーリーの世界 河出書房新社 '02


泣く大人 世界文化社 '01 


陽のあたる白い壁 白泉社 '01  


恋するためにうまれた 幻冬舎 '01 辻仁成共著
江國さんと辻さんの往復書簡形式になっています。辻さんの投げかけたテーマに対する江國さんの返事というか、反応がおもしろい。 二人はとても仲がいい友人だそうで、おしゃべりを覗くような気分で読んで欲しいとのとおりの気分が楽しめます。 私がいいな、と思ったのは江國さんが書いていた、エネルギーのところ。エネルギーは消費することによってしか蓄積されない、と言うところに共感。 恋と愛に関して、江國さんの小説の核となるところが書かれている、と思うので必読です。江國さんのところだけでも。


彼女たちは小説を書く  メタローグ '01
江國さんのインタビューが掲載されています。

子供の本の書き手たち 全国学校図書館協議会 ’99

icon
十五歳の残像 新潮社 '98
一体どういう人選が行われたかは謎ですが、江國さんによるインタビュー集です。
甲斐よしひろ、安西水丸、大仁田厚、森田正光、琴錦功宗、公文公、春風亭小朝、金子功、萩原健一、田尾安志、大島渚、美川憲一、山本直澄、金田喜稔、谷川俊太郎、嵐山光三郎、長塚京三、石坂浩二、大沢有正、おすぎ、五味太郎、宮本文昭、と各界の著名人たちですね。
一番印象に残ったのは、金田さんと、五味さん。金田さんのはちょっと短編を読んだ気になってしまいました。五味さんはお、こんなにかっこいい人だったのか、とびっくり。
私の江國さんの印象は(あくまでエッセイとかインタビューとかテレビなどから得たものですが)、どちらかというと静かな人。で、インタビューってちょっとあわない気がしたんですけど、ご本人もインタビューは不得手で、最初で最後のインタビュー本になるだろうと書いてらっしゃいます。そういうのが伝わってくる部分もあったけど、普通のインタビュー記事みたいに「」が続くんじゃなくて、江國さんが文でその人の印象をまとめているので、読みやすかったです。


いくつもの週末 世界文化社 ’97
私が一番お気に入りのエッセイです。
HPタイトルの「RELISH」もここから頂きました。結婚してからの事を書いているんですが、
夫との距離のとり方がおもしろい。一方でとっても依存して、愛しているのに、一方ではとても冷静で、刹那的。愛(結婚)を持続させるには両方の眼がいるのかもしれないなぁ・・・
でも、まあ、結婚っていいものですよね。


絵本を抱えて部屋のすみへ 白泉社 ’97


泣かない子供  大和書房 ’96
江國さんの素が詰まったエッセイ集。随分前に書かれたものもあるから、
今現在の江國さんとはいえないかも知れないけど、少なくとも今の江國さんを
つくっているエッセンスがいっぱい入ってます。
お父さんや妹さんのこと、虫歯になりやすいことや、銀ブラのこと、夫のこと。
「いつもの鏡、いつもの鋏」が共感できて好きだなぁ。
江國さん、ふうき豆買いに来るときは知らせてください・・・


都の子  文化出版局 ’94


くだものだもの 日本ペンクラブ編 福武書店 ’92
「メロン」の項収録


詩集/poem



パンプルムース! 講談社 '05 


活発な暗闇 いそっぷ社 '03
(江國さん編集)


すみれの花の砂糖づけ 理論社 ’99


anthology



ただならぬ午睡 光文社 '04


with you 幻冬舎 '04


こんなにも恋はせつない 光文社文庫 '04


恋の魔法をかけられたら―恋愛対談 角川春樹事務所 '03

文庫版
LOVERS―恋愛アンソロジー祥伝社文庫 '03


icon
ナナイロノコイ 角川春樹事務所
'03



Friends 祥伝社  '03


江國香織ヴァラエティ '02

目次より
Over the shore 
海のむこう、今まで頭の中だけにあった場所へ 〜アメリカメイン州紀行〜
T作家の秘密をさぐる旅
Uここではない、どこかへ
わたしの好きなもの
少し変わったビブリオグラフィー
不思議な光  俵万智
ケイトウの赤、やなぎの緑 ・・・十年後の『きらきらひかる』
作家の本棚
物語の面白さって細部のリアリティだと思う 対談江國香織X川上弘美
珈琲の時間
わたしだけが知っている、江國さん
読者からの質問に、お答えします。


江國香織とっておき作品集 マガジンハウス ’01

どこに分類しよう、と迷ったあげく、結局作品集としました。
収録作品一覧
409ラドクリフ  初出 「季刊フェミナ」 ’89  言わずとしれたデビュー作。フェミナ賞受賞。
放物線 初出 「すばる」 ’90 11月号
ビートルズ訳詩集 初出 「鳩よ!」’01 3月号
九月の庭 初出 「飛ぶ教室」30号 ’89
があこちゃん 初出 「別冊飛ぶ教室」 ’93 7月
夜と妻と洗剤 初出 「週刊新潮」 ’00年11月21日号
物語の復権 語りおろし
とろとろ 初出 「野生時代」 ’93年11月号
ラブ・ミー・テンダー 初出 「小説NON」 ’89 12月号
『夢日記』江國リ子 
ぬるい眠り 初出 『アリスの国』 ’90 7月所収
『香織の記録』江國滋
夕闇の川のざくろ   (初出 ’93八曜社刊)


「緑の猫」 いじめの時間 朝日出版社収録 ’97 (いつか記憶からこぼれ落ちるとしても ’02 に収録されました)
江國さんおとくいの日常からポンとはずれてしまった親友の話。絶対的に仲良しだった友だちが
どんどん遠くにいってしまう。かなしい。でもどうしようもない。Helpless
脇役の高野さんちょっといい味だしてます。

性愛を書く! ビレッジセンター出版局 ’98


Love Songs 幻冬舎 ’98




絵本 picture books  


すきまのおともだちたち 白泉社 '05

icon
おさんぽ 白泉社 '02


草之丞の話
 旬報社 '01


桃子 旬報社 '00
デュークと同じく「つめたいよるに」からの抜擢。


デュ−ク  講談社 '00
「つめたいよるに」に入っていたお話が絵本になりました。
版画家の山本容子さんが挿し絵担当です。このお話の説明はあえて割愛。


モンテロッソのピンクの壁  ほるぷ社’92
猫のハスカップは夢の中で見た「モンテロッソのピンクの壁」に魅せられ、冒険
を始めます。途中いろんな出来事(どろぼうをたすけたり)にあいながらも
モンテロッソを目指すのだけれど、いろいろありすぎていまいちまとまりが
ないような気がする。子供向け小説にでもできそうなのです。でもぼくの小鳥ちゃんでおなじみの
荒井良二さんの絵が素敵です。

あかるい箱 マガジンハウス ’92
(オリジナルは'92で再版が'02)


江國さん訳による絵本


おへやのなかのおとのほん マーガレットワイズブラウン '04 ホルプ出版


イングリッシュローズィズ  マドンナ ホーム社 '03icon 


カプチーヌ    魔女のえほんシリーズ ダンギー・グレバン 小峰書店 '03
Capucina


失礼ですが、魔女さんですか エミリー・ホーン 小峰書店 
Excuse Me... Are You a Witch?


小さな魔女のカプチーヌ タンギー・グレバン 小峰書店 
Capucina the Little Witch

魔女のえほんギフト用 3冊icon (上記の魔女の本三冊セット)小峰書店 


ゆきのひのステラ メアリ−・ルイ−ズ・ゲイ 光村教育図書 '03
Stella, Queen of the Snow by Marie-Louise Gay


ホンドとファビアン ピーター・マッカーティ 岩崎書店 '03
Hond & Fabian by Peter McCarty


ステラもりへいく メアリ−・ルイ−ズ・ゲイ 光村教育図書 '03
Stella, Fairy of the Forest by Marie-Louise Gay


おひさまパン エリサ・クレヴェン 金の星社 '03
Sun Bread by Elisa Kleven


3びきのぶたたち デ−ヴィド・ウィ−ズナ− BL出版 '02
The Three Pigs by David Wiesner


ロンドンのマドレ−ヌ ル−ドヴィヒ・ベ−メルマンス BL出版  '01
Madeline in London by Ludwing Bemelmans


おおきなあかいなや マーガレット・ワイズ・ブラウン、フェリシア・ボンド 偕成社 '01


ねこたちの夜 ブルース・イングマン 小学館 '01


マドレーヌのクリスマス  ルドウィッヒ・ベーメルマンス BL出版 '00
小さいけど勇敢なマドレーヌちゃんと本当は魔法つかいの絨毯売りとのお話。
福音館書店から違う訳者で2冊でていたものの続き。既刊2冊は「絵本を抱えて部屋のすみへ」
でも紹介されています。


きんいろのとき アルビン・トレッセルト ほるぷ出版 ’99
Autumn Harvest by Alvin Tresselt
まさに江國節炸裂の一冊です。どうしてこんなに擬音が素敵なんでしょう。
秋の日の収穫の一日に農園に響くいろいろな音。
絵も赤や黄色がきれいに使ってあって、目でも楽しめます。


ふるびたくま クレイ・カーミー BL出版 ’99
Used-Up Bear by Clay Carmichael
海辺のくまの第二段。またまたかわいいくまちゃんのぬいぐるみがでてきます。
自分は使い古されて、もう相手にしてもらえないんじゃないか、と、くまちゃんは
悩みます。そこに付け入って、いじめる他のぬいぐるみたち。あれ、どこかで聞いた
ような話?ですか。でもね、心やさしいものはいつだって最後にはむくわれるんだよ
というラストです。


シェイカー通りの人びと アリス・プロべンセン ほるぷ出版 ’99
Shaker Lane by Alice&Martin Provensen
シェイカー通りの移り変わりを、その周辺の人々と共に、淡々と描いてあります。
これといって、話の盛り上がりもなく、話は進む。村が貯水所になることになって、みんなが
引っ越していってしまうんだけど、ヴァン・スループじいさんという、犬好きの人だけが水上
ボートで暮らしながら、アンティークショップを開いてたくましく暮らす姿はなんだかおかしい。


マーサのいぬまに ブルース・イン 小学館 ’99
When Martha's away by Bruce Ingman
マーサがいなくたって、ぼくは楽しいことしてるんだ。
飼い猫君の日常。アメリカって子供の自立心を育てる本が多いんだなぁ。
日本で有名なのって、「はじめてのおつかい」くらいでしょ。
絵が結構こってます。


心の小鳥 ミハル・スヌニット 河出書房 ’99
The soul bird by Michal Snunit
原題は「魂の小鳥」キリスト教的な考え方の本です。私達一人一人の魂
の中には小鳥がいてすべての感情を司っている。自分の感情の数だけ
心の小鳥には引き出しがあるんだって。その小鳥の声に耳を貸すことが
できない時っていうのは自分の感情をコントロールできない時。
誰かに抱きしめられたり、幸福な気持ちになると、心の小鳥はどんどん
大きくなっていく。読んだ後ホッとして、自分の中の小鳥に耳を傾け
たくなる。見失っていた大切なものが見つかるかも。イスラエルやイギリスで
大ブーム。米でも出版されているそうです。


レターズ・フロム・ヘブン レイチェル・アンダーソン   講談社 ’99


しょうぼう馬のマックス サラ・ロンドン 岩波書店 ’98
Firehorse Max by Sara London


海辺のくま クレイ・カーミッシェル   BL出版 ’97
Bear at the beach Clay Carmichael
かわいくてけなげなくまがおとうさんを探すお話。アヒルやヤドカリなどに
おとうさんの居所を尋ねてまわります。人間よりも動物のほうがニクイことを言っている
のがなかなか。「カメみどりいろのうみ」ってもとはどんな表現だったのか気になります。


きつねのおくさまのごけっこん カビン・ビショップ 講談社


夜がくるまでは イヴ・バンティ ブックローン出版 ’96

おとなになること サラ・ミッダ ほるぷ出版 ’95
Growing up and other vices by Sara Midda
絵本なんだけど、前半は英文そのまんまで後半がモノクロの江國さん訳バージョン。
大人に対しての子供の立場をユーモラスにそして辛辣に描かれています。子供のころ
から大分たった私ですが、こんな気持ちもあったなぁと思い出してみたり、反省
してみたり。英文と日文を照らし合わせて読めるので、江國さんの訳がより深く
理解できる一冊。

しろいゆきあかるいゆき アルビン・トレ ブックローン出版 ’95

大あらし ディヴッド・ウィーズナーブ ブックローン出版 ’95
Hurricane by David Wiesnaer

こぶたちゃん ドン・ウッド ブックローン出版 ’94

おおきなペットたち ほるぷ出版 ’93

1999年6月29日 ディヴッド・ウィーズナー ブックローン出版 ’93
June 29,1999 by David Wiesnaer
始めにいきなり難しそうな、化学式が出てくる。もうそれだけで苦手かも。
小学生の女の子が実験のために野菜の種を風船で飛ばすんだけど、
それがとんでもないことになって・・・
SF好きな子供向けなのか。江國さんには珍しく、科学的な話の絵本でした。

おひるねのいえ オードリー・ウッド ブックローン出版 ’93
The Napping house by Audery & Don Wood
ゴールデンコンビ、オードリー&ドン・ウッド。江國さんのリズムの言い訳がさえる。
またまた絵の細部に注目。登場人物はおばあちゃん、ぼうや、いぬ、ねこ、ねずみ、のみ。
最初のページから最後のページまでこの登場人物全員が描かれてます。探すのが
楽しいかも。子供と一緒に探してみるのもいいですね。

ペンギンかもしれないな ハイディ・ゴーネル パルコ出版 ’92

そとはただ春 E・E・カミン パルコ出版 ’92


くまのプーさんのクリスマス ブルース=トーキントン 講談社 ’92

ときにはひとりもいいきぶん ハイディ・ゴーネル パルコ出版 ’92
Sometimes I like to be alone by Heide Goennel
私にはこの人の絵怖いです。だって顔がないんだもん。一人のときは
踊ってみたり、ケーキを焼いてみたり、つりをしたり。一人でも怖くないよ、
楽しいよってことを教えたいのか。最後の一言「すごくいい」が江國さんらしくて
すごくいい。

いちにち ハイディ・ゴーネル パルコ出版 ’92
My Day by Heidi Goennel
女の子の一日。「ぴかぴかの新しい日」っていうのがいいですね。
希望にあふれていたころをおもいだす。

てろんてろんちゃん ジョイス・デュンバー ’92

おふろじゃおふろじゃ オードリー・ウッド ブックローン出版 ’93
King Bidgood's in the bath tub by Audery & Don Wood
素晴らしい!おもしろい!お話も絵も最高。結構グロテスクな絵なんだけど、
細部までこっていて、お風呂で悦に入っている王様の顔がすごくいい。
「どうだっ」って表情。いろんなヒントが絵の中に隠されているので、何度読み返し
ても新しい発見がある。おお笑いしちゃいました。お気に入りの一冊。



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