二ノ宮知子(「のだめカンタービレ」の作者)の作品に「GREEN 〜農家のヨメになりたい〜」というのがある。 1999〜2001年の作品。 農家の一人息子に一目ぼれした主人公が、好かれたい一心で農作業を手伝ううち、農業に目覚めてゆく話。 二ノ宮知子らしい、緻密な取材に基づいたギャグ満載の作品である。 その1巻の第3話「ライバルはバカ息子」から・・・ ←こんな兄ちゃんが出てくる。主人公が惚れる彼氏、誠の幼馴染である。 名前は清和希望(せいわ のぞみ)、23歳。 ちっちゃくて、ちょっととんがった感じの男の子で、ぶどう園の3代目。 頑固一徹の父親と、いつも「どつき漫才」を繰り広げている。 その男の子について、主人公がこんなことを考えるシーンがある。 「あのT.M.レボリューションな3代目が誠さんの幼なじみだったなんて」 T.M.レボリューションな・・・(笑) これが描かれた当時、歌ってた曲は、「WILD RUSH」「BLACK OR WHITE? Ver.3」のあたりか? ファンだったのかな〜、二ノ宮さん。 2巻以降の人物紹介のページには、「そのT.M.レボリューションばりのルックスで、誠とともに村の王子様的存在」と紹介されている。 王子様っていうか、かなりのギャグキャラなんですけど・・・(笑) それと、「WHITE BREATH」が大ブレイクして貴教の人気がうなぎ登りだったころ、少女マンガ誌に「T.M.R.西川貴教監修」と、どど〜んと銘打った少女マンガが連載されてたことがあった。 興味を引かれてぱらぱらっと見てみたら、ちっちゃくて唇が厚めの関西弁を話す男の子が主人公のマンガだった。ただし、ストーリーやキャラ設定は貴教自身とはまったく関係なくて、単に主人公のルックスが貴教に似せてあって、関西弁をしゃべるというだけ。 そのマンガがそのあとどういう展開になったのかまでは知らない。 すごいな〜、こんなマンガまで出るなんて、売れてるんだな〜と感心して見てた覚えがある。 そんだけ(笑) |