「魔女裁判」


貴方に心惹かれ
ただ見つめていた自分
何もかも忘れ
孤独さえ幸せに変えた

貴方に心吸われ
ただ立ち尽くした自分
何もかも捧げ
不安さえ安らぎに変えた

愛しい貴方は
存在が大きすぎて

まだ未熟な自分の心は
自身を切り裂く刃となった

顔が見ることの出来なかった日は
午前一時の涙を流した

貴方に心惹かれ
ただ見つめていた自分
何もかも忘れ
孤独さえ幸せに変えて

ただ
想いだけが募った

そんな
愛しい貴方は

魔女裁判にかけられ
火あぶりの刑となり
黒く焦げた骨だけが残された