飲み会多発時期に・・・
これを書いている今、12月16日。今年もあと2週間少々で終わりだ。
新しい年に向けて、まずは今年1年お疲れ様、ということで忘年会が多くなる時期だ。
そして年が明ければ、今年1年頑張ろう、と英気を養うために新年会が開かれる。
このとき必ずといっていいほど、大人にはアルコールがついてまわる(お子様には例外)。
そんなときいつも「酒は自分のペースでゆっくり飲もう」と、酒の弱い私は思うわけである。
しかし、飲み会の場で結構見かけるのは、一気飲みであったり、酒を強要したりと、
とかくアルコールを乱用する、および乱用させる(させようとする)光景である。
そのような光景を見ると、どうもわからない、というのが常々の感想だ。
何かの本に書いてあったが、アルコールを交えることはコミュニケーションを促進する手立てなんだそうだ。
また、酒は百薬の長ということわざもあり、アルコールはストレスを発散する役目もあるという。
アルコールを飲むのはこうしてみるといいことだらけだ。
しかし、これはほどほどの量を飲んだとき、言い換えると、個人の身体に適した量を飲んだときの話である。
一気飲みをして、血中アルコール濃度を急激に高めるのは肉体的に危険だ。
実際、一気飲みで命を落とした人もいるし、これがもとで訴訟を起こした一件もあると聞いた。
また、飲みたくないのに酒を強要されるのもどうかと思う。
これじゃストレスがたまり、酒は百薬の長どころじゃない。ますます酒、ひいては飲み会がいやになるだろう。
さらに、個人の嫌いな酒ばかり勧められるのも論外だ。
酒を飲むと気分がハイになって楽しいよ、などの親切心なのかもしれない。
しかし、私なら気持ちだけ受け取っておこう。あとは断って、私の好きな酒を飲ませてもらう。
私は甘い酒(カクテルなど)が好きなので、飲み会でも常にそういう酒ばかり飲む。
ビールはそれこそとりあえず程度だ。(ビール好きじゃないので)
そんなときビールばかり勧められると興ざめだ。まぁそういう人は私の周りにはいないが。
幸い、私の友人知人は、私が酒に弱いことを知ってくれているので、お酒を強要されたことはほとんどない。
(あっても冗談だとわかりきっているし、一度断ると強要は終わる)
私がお酒を楽しく飲めるのは、周りのそういった配慮の賜物だと、感謝しきりだ。
かなり理屈っぽくなったが、楽しく酒を飲みたいな、と
飲み会多発のこの時期、考えるわけである。
飲み会で私と同席された際は、どうぞよろしく・・・
(2001年12月16日)