CHAGE&ASKA
私がCHAGE&ASKA(以下C&A)にはまってからすでに9年目になる。
別にファン歴の長さについて自慢したいわけではないが、比較的あきっぽい私にしては
よく9年間も好きでい続けられてるな、というのが素直な感想である。
中学2年のときのFNS歌謡祭で「GUYS」を聞いてそのかっこよさに惚れた。
(「GUYS」はアップテンポな曲なのだ)
何がかっこよかったのか。歌か?声か?それとも二人のルックスか?(笑)
とにかくテレビを通じて、C&Aのエネルギーを浴び、それ以来、このデュオが気になりだしたのは確かだ。
しかし当時はまだシングルが出たら店に飛んでいく、というほどはまってはいなかった。
アルバムが出たら、どうせシングルも入ってるし、まとめて買っちゃえ、というのが思想だった。
だから私は「SAY YES」「YAH YAH YAH」のシングルは持っていない。
「GUYS」「RED HILL」のアルバムを買うことでシングルを買ったようなものになっていたのだ。
シングルを買い出したのは「HEART」からだが、これは「Sons and Daughters」以来
一向にニューシングルが出る気配にないので、待ちに待った結果、シングルが出てから店に買いに行ったのだ。
それ以来、シングルを買い続けているのだが、何せC&Aはシングルを出す間隔が異常に長い。
ここ5年間(1997年から2001年6月まで)デュオとして出したシングルの枚数は2枚!
(まぁこの間、ソロ活動していたときがあったからいいのだが・・・)
こうなってはアルバムまで待とうなんて、悠長な考えは捨てて、シングルが出たら鮮度が落ちる前に買おう、
ということになったのである。
9年もファンをやっていれば、C&Aの人間性なんてものにも触れる機会ができる。
コンサートでの2人は、トークなどとにかくサービス精神旺盛なのだ。
意外とASKAの方がトークは面白かったりする。
さらに、C&Aの考え方から私が学ぶことは多い(いずれもインタビューからの抜粋)。
・「大事なものは変わっていく」
→変化は避けられない。だからこそその瞬間に思ったことを大事にしたい。
・「自分たちのやりたいことは迷わずやりたい。
難しいことは、やりたいことのパワーで乗り越えればいいんだ」
次がポイント。
・「淡々とやりたい、等身大の価値観でね」
正直、C&Aの最近の曲は、ヒットチャートにおいては元気がない、といわざるを得ない。
オリコンのベスト10に入っている期間も短いし。
ファンからすれば、やはり売れないよりは売れているほうが気分がいい。
「自分の好きな曲がこんなに多くの人に浸透しているんだ」という優越感に浸れるからかもしれない。
しかし、上に書いた一言で、この優越感が大したもんじゃなくなるのだから不思議だ。
と同時に、私の場合はこの一言を聞いて、妙に安心する。
自分の本当に作りたい歌を作ってくれればいい。私たちファンはそれを受け入れればいい。
歌手が表現したいことに私たちが共感できればCDを買えばいいのだし、共感できないのならば
無理して高い金を出してCDを買う必要などないのだから。
良いと思うからCDを買う(またはレンタルする)、それだけのことなのだ。
といいつつ、今後も私はオリコンのヒットチャートを気にしながら新曲を聴いてるんだろうな・・・
こうして、私はC&Aの曲と考え方が好きである。
今後も彼らのCDは買い続けるだろう。ただし極貧でなければ。
とはいえ、CDを出す間隔をもうちょっと短くしてほしいな、と思わないでもないのだが。
まぁ、そんなときは、待つことも楽しみにしてしまうしかないか。