病気再発・・・

 

今年に入ってから、私はある病気が再発している。

正直、またか・・・と思う。今年発病して、この病気はしつこいと思う。

だいたい7月から8月、1月から2月に発病する・・・困ったもんだ。

 

 

 

といっても、別に命に別状があるわけではない。

いや、あるわけがないのだ。

なぜなら、上の病気は、論文・レポートを書くときに発病するからで、もちろん病院に行くものではない。

 

私は英語を研究しているため、論文やレポートでよくデータを集める。

データは、例えば卒論では、英語のtheを徹底的に集め、今はmustとhave toを集めている。

これをいろんなところから集める。小説、エッセー、今ならインターネットからも集める。もちろん英語だ。

私の研究分野も、理系に似てデータ主義な面がある。理屈だけじゃダメで、データに基づいていることが必要だ。

だから猛烈にデータを集めるわけだが、この収集作業、思った以上に疲れるのだ。

ズバリ、単純作業と複雑作業のコンビネーションだ。

ひたすら集めなければいけない上に、私の場合、意味をもきちんと正確にとらえないとデータも役に立たない。

 

さて、もちろんこれが病気なのではない。

データ集めで困るのは、見間違えである。

たとえば今回はmustとhave toを集めているが、これを見間違うと

mostが出てこれば、mustのデータと勘違いしてしまうし、

have noが出てこれば、have toのデータにしてしまいそうになる。

さらに、データを集めていればだんだん飽きてくるので、見間違いも多くなる。

名づければ「データ見間違え病」となるだろうか・・・

今のところ、一休みすることしか特効薬はない。

 

(2002年6月15日)

 

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