2003年のプロ野球(勝手に予想とコメント)
さて、日本のプロ野球、今年2003年はどうなるんでしょうか?
というわけで、今年も勝手に順位予想とか活躍する選手、どうかな?と思ってしまう選手などをコメントしてみましょう、というわけです。
さらにますます日本人が活躍するであろう大リーグの話も、これまた勝手にしてしまいます。
(コメントは、4月5日までの試合などの状況に基づいています)
おさらいがてら、去年の両リーグ順位を書いておきます(1位から6位の順で)。
パリーグ:西武、近鉄、ダイエー、ロッテ、日本ハム、オリックス
セリーグ:巨人、ヤクルト、中日、阪神、広島、横浜
でした。
それでは、私が予想する順位です。まずはパリーグから行きましょう。
1位:西武
→希望的観測も含まれているが、やはり投打のバランスが一番良い。
→和田は今年も期待できそう。カブレラが復帰すればなお良い。キャッチャー伊東は、そろそろ本気で後継者を仕上げないと。
→松坂はとりあえず計算しないでも優勝できるのは去年証明済み。西口や三井、石井など先発のコマは十分揃う。
2位:近鉄
→相変わらずローズと中村ノリが打っている。
→守護神大塚が抜けたのは痛いかもしれないが、先発陣が特にしっかりすれば、優勝も大いにありうる。
3位:ダイエー
→小久保がケガで今季絶望なのが最大の誤算(彼がいれば優勝すると思っている)。
→ピッチャーはルーキーの新垣と和田が面白そうなだけに、なおさら小久保の脱落が痛い。
4位:日本ハム
→ヒルマン監督の采配が、今のところ大きく狂っていないのが面白い。
→小笠原、正田など主力がケガをしないのが絶対条件。キャッチャーの野口が阪神に行ってしまい、正捕手が誰になるかも見もの。
5位:ロッテ
→投打ともに華がない。ローズが抜けたのも痛いが、かといって劇的に順位が上がるとも思えないのが、今のロッテの戦力。
→今年もBクラスだったら、おそらく山本監督はクビであろう。黒木は来年のためにも、今年は計算しないほうがよさそう。
6位:オリックス
→元大リーグの吉井、マック鈴木を獲得したものの、開幕前の話題提供にすぎない結果になっている。(吉井は今2敗目、マックは2軍)
→谷は打つことは打つが、相変わらず得点に結びつかないところでしか打たない。石毛監督は今年でクビかもしれない。
(田村亮子と結婚したら、のろけてしまってかえって成績は下がる気がする)
次はセリーグ。しかしパリーグとセリーグと比べて考えると、やっぱセリーグの方が面白い。何とかなりませんかね?
1位:中日
→助っ人アレックスがとても良い。走る・打つ・守る、すべてが良い(足も速いし肩も良い4番バッター)。福留も相変わらず打つ。
→ピッチャー陣は大崩れしなければ、すばらしい面々である(川上、山本昌、朝倉など。野口も今年復活)。
2位:阪神
→伊良部や金本の獲得など、こちらも投打のバランスがとれた。キャッチャーも日ハムの元正捕手野口を獲得。
→夏場を今の成績で乗り越えれば、優勝もありうる。個人的には一番期待している。
3位:巨人
→基本的に投打ともにバランスがとれているが、いくつか爆弾を抱えている。
→ペタジーニの守備(開幕戦で大エラー)、清原のケガ(半分出れれば御の字か)、上原の偶数年度の不調(2年目も悪かった)
→江藤は今年はほとんど試合に出られないだろう。斎藤や後藤など、サブがどんどん伸びている)
4位:ヤクルト
→新外国人ベッツが、どれくらいペタジーニの穴を埋めるかにかかっている。ピッチャーは藤井が今季絶望。
→古田もいつまで万全の状態で出られるか計算できないので、そろそろ後継者を仕上げた方が良い。
5位:横浜
→山下監督が個人的に好きなので、もっと頑張って欲しいが、4月4日現在で1勝5敗。
→エラーが目立つのが気になる。最近は投打に華がないのだから、堅実に試合をしてほしいものだ。
6位:広島
→ピッチャー陣は悪くないが(黒田、高橋、佐々岡など)、打つほうが目立たない。
→しかし、目立ったけが人もいないので、もしかしたら最下位脱出はできるかもしれない(そうなると横浜が危ない・・・)。
日本の方はこんなもんですかね。横浜はホント、頑張って欲しいのですが。阪神も優勝したら相当面白いんですが。
一方、松井がヤンキース入りして、ますます日本での人気が高まる大リーグ。
こちらは選手ごとにコメントしてみましょう。
イチロー:今年は200本安打に届くかどうか微妙。しかし今年は盗塁王はとると思う(メルビン監督が、走塁はイチローの判断に任せる方針なので)。
佐々木:高齢化が心配だが(もう35歳)、抑えでは去年と同様、きっちり仕事をするであろう。
長谷川:こちらも中継ぎの仕事で、大崩しないだろう。計算できるピッチャーである。
(ただしマリナーズ自体は今年もプレーオフ進出は微妙である。若い有力選手がいなくなっているためである)
新庄:代打要員としては十分怖い存在。守備もよくチームでは重宝がられる。控えでいることに腐らないで頑張って欲しい。
大家:去年は13勝したが、好調の原因を自分でわかっていないため、今年はせいぜい7勝で終わると思う。
石井:去年の6連勝ははっきりいって計算しないほうがいい。今年も同じ成績でいければ、野茂なみに活躍し続けることだろう。
野茂:その野茂は開幕戦完封し、いぶし銀のピッチングが、ドジャーズの首脳陣の信頼を勝ち取るに至っている。
さて、ヤンキース入りの彼。
松井:4月4日現在4試合連続安打。ホームランは25本程度だろうが、その代わり打率3割は超え、脚も期待できる。慣れないレフトの守備が心配。
・・・相変わらず好き勝手言いましたが、ファンの方、悪く言われているところがあっても気にしないでください。
では11月までに、今度は今年の結果をエッセーにします。
(2003年4月5日)