W&D

 

日記にも書いたが、7月1日に私のいとこの結婚式があった。

日記とダブるので、詳しくはここには書かないが、やはり親族的にも年齢的にも近いだけに

私も感動せずにはいられなかった。

物質的にも精神的にも多くの人に祝福され、誰もが、二人の末永い幸せを願う・・・。

結婚式とは、そういう場だと思う。新郎新婦は、結婚式の感激だけは忘れないで欲しいと思うのだ。

 

それだけに(ここから本編だが)、

6月に電撃離婚した堺正章(以下マチャアキ)、岡田美里(以下美里)の離婚劇が、私にはどうもうっとおしい。

今(7月8日)は落ち着いたが、離婚が騒がれた当初はしばらく、マスコミも大騒ぎ。

当然ワイドショーを見れば、この話題。さすがに私も刷り込まれたようで、興味をもってみていた。

何で離婚したのだろうか・・・こうなったら主婦感覚に近づいた気がする・・・。

しかし。どうも納得がいかないこの離婚劇。偏見もあるだろうが、少しまとめてみよう。

といっても私が納得いかないのは、美里の方だが・・・

 

まず、PTSDについて。父のE・H・エリックの家庭内暴力が尾を引いているとのことだ。

その影響で、マチャアキが付き人に怒鳴っているのを見ただけで、並々ならぬストレスを感じていた、という。

また、マチャアキが手紙などをポンと机に投げて置くのを見ただけでもそうなったらしいのだ。

これは新しい形態のPTSDなのだろうが、それにしてもおかしい。

普通PTSDというのは、暴力などの危険が直接自分にかかってくるから起こるものじゃなかったのか。

あまりこれが直接的原因になってるとは思えないが・・・。

 

次に、美里はこんなことを言っていた。

「出会ったときはマチャアキの仕事は週1回で、週4回はゴルフに行っていた」

「そのときの彼が良かった。ちゅらさん(NHKの朝ドラ)のパパが良かった」

つまり、今のマチャアキの仕事人間ぶりがいやになったということだろうが、これもどうだろう。

芸能人と結婚するということは、仕事で家を空けることが多くなるのは覚悟の上じゃなかったのか。

こうなると、何で結婚したのか、ということから疑問になる。

また、上のセリフは言い換えると「暇なころのマチャアキが良かった」となるだろう。

これは働く男にとって失礼この上ない。マチャアキだって家族のために働いていたはずなのに。

(余談だが、週1回の仕事で週4回のゴルフは可能なのだろうか?)

 

まさか、自分の子供を芸能界デビューさせることはないだろうな?

もしそれが実現すれば、それこそ笑い話だ。

子供が仕事で忙しくなったら、いやになるんだろうし。

 

さらに思い出して欲しいのは、離婚条件で、その一つに「毎月養育費100万円」というのがあった。

これだってはっきり言えば、今のマチャアキの仕事ぶりであって初めて可能な金額だ。

「忙しいマチャアキが嫌い」といって離婚した美里に対して、これも人道的には勝手過ぎる。

そしてなお納得いかない離婚条件は

「親権は堺正章へ(つまり美里に親権はない)。しかし実際育てるのは美里」というものだ。

私が解釈するに、「子供を育てたいのは私(=美里)だけど、何かあったらよろしくね」というものじゃないか。

親権をもつということは、子供に対して責任をもつということだからだ。別に私は法律に詳しいわけじゃないが・・・。

子供から切り離され、その上、何かあったら親の仮面をかぶれ、という美里の勝手な条件としか思えない。

 

私もワイドショーなどのマスコミで得た情報のみで、このエッセーをまとめたものだから、

実情はもっと複雑で、このエッセーの内容も事実とは違う部分もあるかもしれない。

それでも、美里の言い分には納得できない。私はいまだに、この件でマチャアキを批判する報道を知らない。

美里には、結婚当初の感激はとうにないのだろう。「(マチャアキには)愛はありません」と言い切っているわけだし。

一番かわいそうなのは子供で、親が離婚しても気丈に振舞っているそうである。

この子供たちが、この離婚のせいで、将来PTSDに陥らないことを祈るばかりである。

 

自分が結婚するときも気をつけないと・・・。

 

エッセーのインデックスに戻る