
野球は会議室でやっているんじゃなく球場でやっているんだ!
第33編
| 順位特権は正当な権利なり!−2002.12.16 |
| 夏季大会は一回負ければ、「はい、それまでよ」というもの。それに対して、秋季大会は地区大会の予選を兼ねているので、優勝校(1位校)の他に準優勝校(2位校)あるいは3位決定戦に勝利したチーム(3位校)が地区大会への出場権を得ます。地区大会の組み合わせでは、「1位校は他県の下位校と対戦する」という順位特権を与えられているケースがほとんど。この順位特権は、優勝することによって掴み取った正当な権利。批判も非難も受ける余地はありません。先日、ウェブ上で四国大会の総括をしたニュース記事を見つけました。四国地区高野連会長は「出場校を各県2校の8校から各県3校の12校に増やして、大会は大いに盛り上がった」と総評した後、「2位校と3位校が対戦する大会1日目から、1位校が登場する大会2日目まで5日ほどある為、1位校が戦力分析する時間的余裕があり、日程があまりにも1位校に有利すぎるという批判が一部にあった」と述べていました。1日目と2日目の間があいていることが1位校に本当に有利なのか否かについては各人各様の意見はあろうかと思いますが、もし仮に有利だとしても、1位校の順位特権はあってしかるべきなので、日程的アドバンテージも正当なものであると思っています。対戦相手にしろ大会日程にしろ、地区大会の順位特権には、21世紀枠のように「敗者が勝者よりも優遇される」という理不尽なところは微塵もないのだから、「結果がすべてである」というスポーツの掟を熟知しているスポーツマンがブーブー言うのは賢明ではないと思います。猪木さんなら、「順位特権は正当な権利なり!文句をたれるなかれ。批判をするなかれ。それでも納得できないならば、私がビンタで気合を注入してやる!!」と言うでしょう、多分。 -------------------------------------------------- ■参考資料:03年度四国大会日程 ・11/2:1回戦4試合 ・11/7:準々決勝2試合 ・11/8:準々決勝2試合 ・11/9:準決勝2試合 ・11/10:決勝1試合 |
| 山口県岩柳地区の勢力地図は急激に変わっている!−2002.12.23 |
| 私の観戦ホーム球場は、山口県柳井市にある柳井市民球場です。この球場では、新人大会の周東大会や秋季大会と春季大会の岩柳地区予選が行われており、毎年多くの試合を観てきました。豊関・県央・防徳など他地区のことははっきりいってよく分りませんが、岩柳地区に関してはチーム毎の年度別戦力比較はできますし、勢力地図の変化変遷ついてはある程度把握しているつもりです。私が高校野球に関心を持ち、球場に足を運び始めたのが97年度ぐらいから。それ以降、毎年多くの試合を観てきました。ここ最近つくづく思うことがあります。岩柳地区の勢力地図が急激に変わりつつあるということ。01年度あたりから、上位校と思われていたチームが下位校と思われていたチームに負けるケースが増えてきたのです。数年前なら考えられないような結果に私自身驚いたこともしばしば。着実に力をつけてきたのが、柳井学園・高水高校・聖光高校の私立勢3校と熊毛南高・岩国総合の公立勢2校。逆に力を失いつつあるのが、久賀高校と光高校。特に、久賀高校の凋落は目を覆いたくなるぐらい。実績では他校を圧倒している岩国高校も強さという点から言えば、必ずしも以前のようなダントツの力を持ってはいません。数年前の勢力地図は徐々に塗り替えられ、今現在新しい勢力地図が作られようとしているような気がします。久賀高校のようにかつての上位校が下位校に転落し、下位校であった柳井学園が上位校へ近づきつつあるように。今はまだ流動的ですが、数年後に新しい勢力地図が出来上がるのかどうか非常に興味があります。勢力地図の変化変遷というのは、何年間もずっと試合を観ていていなければ感知できないと思います。詳細に観察していれば、下降するチームあるいは上昇するチームの分水嶺となる年度もなんとはなく分るような気がします。以下に、97から00年度までの勢力地図と今現在の勢力地図を記してみました。これはあくまでも私個人の感覚に基づくものであって、成績などのデータによるものではありません。 -------------------------------------------------- ■97〜00年度 ・上位校:岩国高校・岩国工業・久賀高校・柳井高校・光高校 ・中位校:岩国商業・高水高校・柳井商業・熊毛南高・聖光高校 ・下位校:岩国総合・高森高校・柳井学園・大島商船・光丘高校 ※この期間は、上位・中位・下位間にはかなりの実力差があったような気がします。 ■01年度以降 ・上位校:岩国高校 ・中位校の上:岩国工業・柳井高校・光高校 ・中位校の下:岩国商業・岩国総合・高水高校・柳井学園・熊毛南高・聖光高校 ・下位校:高森高校・久賀高校・大島商船・柳井商業・光丘高校 ※この期間は、上位・中位校の上・中位校の下・下位間にはそれほど実力差はないような気がします。「戦国状態」というよりも「どんぐりの背比べ状態」と表現する方が適切でしょう。 |
| 「蟷螂の斧」と言われようと・・・−2002.12.23 |
| 「蟷螂(とうろう)の斧(おの)」という故事成語があります。この語の基となった故事とは、「斉の荘公が出猟した際、道ばたにいたカマキリ(漢語的表現が蟷螂)が通すまいとして前足をあげてこれを防ぎ止めようとしたしたのを、荘公が勇者なりとしてこれを避けて通った」(三省堂新明解国語辞典第三版より抜粋)というもので、「健気だがはかない抵抗」という意味だそうです。よくよく考えてみると、私がこの異論反論でしつこく繰り返している「21世紀枠批判」や「秋季中国大会組み合わせ抽選方式批判」は、まさに「蟷螂の斧」に他なりません。健気だがはかない抵抗。弱小ホームページでいくら正論を述べ悲憤慷慨したとしても、高野連総本山や中国地区高野連は痛くも痒くもないし、「どこぞのアホがなんかほざいているわい!」と馬耳東風を決め込むだけ。スポンサーである主催新聞社の意向を無視して、総本山が21世紀枠という制度を廃止できるはずがありません。山口・山陰勢が勝ち上がる可能性がなくなるので、中国地区高野連が秋季大会の組み合わせ抽選方式を他地区のような機会均等型の方式に変更するとは到底思えません。21世紀枠に関しては多くのメディアで取り上げられていて、制度の矛盾点がすでに指摘されています。一方、秋季中国大会の組み合わせ抽選方式は世間の認知度・関心度が相当低いと思われるので、小細工を駆使した非常識な方式を採用している恥知らずな地区があることを、少しでも多くの人に知ってもらえるだけでも意義があるような気がします。総本山や中国地区高野連から「蟷螂の斧」と馬鹿にされようと、これからも批判は折に触れて続けていく所存です。 |
| 高校サッカー誤審問題で思うこと−2002.12.23 |
| 野球を含めたすべてのスポーツ競技において、審判も人間ですから、判定において大なり小なりミスは犯します。しかし、「審判も人の子、誤審も犯すさ」と、簡単に割り切れない誤審というのもあるような気がします。そういう取り返しのつかない誤審が、先月、高校サッカーの試合で起こってしまいました。高校野球界でも誤審が話題になった試合は過去にはありますが、ここまで悲劇を招いた誤審というのは前代未聞です。以下の文章は、私が「高校サッカー誤審問題」について路地裏日記で記述したものを再掲載したものです。知れば知るほど、信じられないような誤審。「事実は小説よりも悲劇的なり」のようですね・・・。 ■2002年11月17日記述分 11月10日に行われた全国高校サッカー岡山大会決勝での誤審の記事が、読売新聞スポーツ欄の片隅に掲載されていました。作陽高校と水島工業の決勝戦は1−1で延長戦にもつれこみ、作陽がVゴールで全国大会進出を決めたと喜ぶのもつかの間、主審は不可解にもノーゴールの判定。ボールがゴール内の支柱に当たって跳ね返ったのを主審がゴールポストに当たったと勘違いしたらしいのです。作陽側は抗議したのでしょうが、結局判定は覆らず、おまけにPK戦で敗退するという踏んだり蹴ったりの結果。この不可解な判定の試合が終了して数日後、岡山県サッカー連盟?が「主審の誤審を正式に認めた上で、試合の結果は変更しない。作陽側にはそれなりの対処を検討している」というコメントを発表。こういうふうに誤審を認めることは前代未聞のことなんだとか。決勝戦ということでテレビ中継されていた為、この試合を観た視聴者から相当数の抗議が寄せられたのでしょう。普通は「そんな抗議なんか、馬耳東風。屁の河童」と聞き流すのでしょうが、あっさり誤審であると認めたところをみると、よっぽどひどい誤審だったのでしょうね。しかし、「試合結果は変更しない、それなりの対処」とはいかなるものか、非常に興味があります。作陽高校には気の毒すぎて、かける言葉もないですが・・・。 ■2002年12月19日記述分 「高校サッカー誤審の悲劇」のこと。この日記の11月17日のページにも書きましたが、岡山県高校サッカー選手権決勝での誤審によって、さらなる悲劇が起こってしまいました。協会は誤審であることを正式に認めたけれども、試合結果は現状どおりという裁定を決定。この裁定によって、作陽高校は記録上は敗退校となってしまい、選手権への出場は完全に閉ざされてしまいました。選手たちの怒りや悔しさは、想像を絶するものと思われます。これが第一の悲劇。勝利校と認定された水島工業の選手たちの胸中も相当複雑だったようで、選手権に出場するか否かということを討論し、結局出場するという結論に落ち着いたとのこと。しかし、同校のエースストライカーが選手権出場を辞退したというニュースが、今日のヤフーヘッドラインに掲載されていました。誤審、矛盾に満ちた裁定、敗戦校とされた選手たちの気持ち、自己のプライド、いろいろ思い悩んだ末に出した結論なのでしょう。「サッカーはチームプレーなのに離反するなんて、全国大会に出場するチームの士気を低下させる」と批判する人もいるかと思われますが、私は「彼の出処進退は、勇気のある見事なものである」と評価しています。誰が見ても明々白々な誤審をリアルタイムで処理できなかったことが、第一そして第二の悲劇を引き起こしてしまいました。抗議を一蹴した主審、主審の面子を守るためミスを看過してしまった副審、知らぬ存ぜぬを決め込んだ協会。この三者の責任は重大です。 ■2002年12月15日記述分 「高校サッカー誤審問題」のこと。この問題について言及するのは、今回が3回目。1回目は誤審の状況説明、2回目は勝利校と認定された高校のエースの全国大会出場辞退のことを書いてきましたが、今回は報道のことについてひとくさり。今日の読売新聞のスポーツ面には、勝利校のエースの出場辞退の記事が「誤審広がる波紋 地区優勝校エース辞退」と題して、大きく扱われていました。記事の内容に新鮮味はないものの、「主審によってノーゴールとされたVゴールが決まった時、作陽の選手が万歳する中、水島工業の選手はガックリと肩を落とした」という一文がありました。この一文からして、グランド上にいた選手達は事実を正確に把握していたようですね。不幸なことに、肝心の主審のみが事実を把握していなかった。記事の最後の方に、「作陽高校の3年生達は再戦を信じて、今も練習に参加している」と書いていました。いじらしいというか、なんというか・・・。ところで、この記事を掲載しているのが、全国大会をテレビ中継する日テレと同じ系列の読売新聞というのは、なんとも興味深いですね。普通、主催大会に水を差すような記事は意図的に掲載しないのが、報道のずるいところ。でも、今回読売新聞はきちんと報道しています。報道としてはこれが本来の姿なのでしょうが、読売新聞にはちょっと感心しました。21世紀枠に関して、反対意見は一切無視して、ひたすら我田引水的自画自賛的美化記事を掲載し続ける毎日新聞とはどえらい違いです。 |
| 年末なのでまたまた愚痴らせて!−2002.12.23 |
| 去年の異論反論の締めが「年末なので愚痴らせて!」だったので、今年は「年末なのでまたまた愚痴らせて!」と題して締めさせてもらいます。昔、「天才たけしの元気がでるテレビ」のオープニングでよくやっていた「こういう奴が嫌いだ!」シリーズのパクリにて。 -------------------------------------------------------------- ・甲子園大会や強豪校のみにしか興味を持たない奴が嫌いだ! ・「誰々の進路を教えて下さい!」と掲示板に書き込む奴が嫌いだ! ・それに応えて「誰々はどこへ進学しました」と教える奴はもっと嫌いだ! ・「球児」という言葉を使う奴が嫌いだ! ・「自分は元高校球児です」と前置きして語る奴はもっと嫌いだ! ・「文武両道」という四文字熟語を粘っこく連発する奴が嫌いだ! ・試合実況で「進学校」という言葉を意識的に連発するNHKのアナウンサーが嫌いだ! ・「今年の注目選手は誰ですか?」と掲示板に書き込む奴が嫌いだ! ・それに応えて「どこそこの高校の誰々です」と教える奴はもっと嫌いだ! ・掲示板に知っている情報を分別なく書き込む奴が嫌いだ! ・掲示板で具体的な選手名を出して評論する奴が嫌いだ! ・掲示板という公共の場で特定の野球部の内情を憶測で語る奴が嫌いだ! ・掲示板にニュース記事などをまるまるコピペする著作権違反野郎が嫌いだ! ・過度に勝敗にこだわる奴が嫌いだ! ・結果論で滔々と語る奴が嫌いだ! ・坊っちゃんスタジアムのスタンドで煙草を吸う奴が嫌いだ! ・柳井市民球場の外野芝生席に吸殻やジュース缶を捨てる無料見オヤジが嫌いだ! ・夏の強烈な陽射しを浴びねばならないバックスタンドに屋根のない球場が嫌いだ! ・21世紀枠をひたすら美化称賛している毎日新聞が嫌いだ! ・選手のことは一顧だにせず「主催新聞社命」の高野連総本山が嫌いだ! ・非常識な組み合わせ抽選方式を素知らぬ顔で採用している中国地区高野連が嫌いだ! ・くだくだと禁止事項を書いてまで掲示板を主体としたサイト運営をする管理人が嫌いだ! あ〜清々した。来年も愚痴をこぼしつつも駄文を書き散らしますので、宜しくお願い致します。 |