自分にしては、まれな体験をしたので聞いてください。
ひょんなことで大怪我をしてしまいました。
時間は１０時。寝ようと思い、短パン（これがまず敗因）とＴシャツに着替えました。
しかし、お気に入りのＭＤを車の中においてきたことがわかったので
「ひとっ走りいってくるか」と、即、チャリで一路車へ・・・。
駐車場の入り口は家からは反対側。そこで、いつも使っている林のような場所を抜けて
行こうと近道をしました。
しかし、そこの入り口には、昨日に限って路上駐車の車がとまっていたのです。
仕方ない、と思い、それでも近道をしようと（急がばまわれ）
その車の横を抜けて上がろうとしました。すると、真っ暗だったので
何かにつっかかって自転車がとまってしまい、体が投げ出されてしまいました。
「あららら」ころんじゃった。
「まったく」と思い、泥を払おうと太ももをはらったら、
「げっ」手には、血がべったりついていたのです。
「ひどくすりむいたな・・・。」と思い、でも、くやしいので
今度は（やっと）迂回して、向こう側から車にたどり着き、
ＭＤをとりました。
やっととって、ふと、足をみると、靴下が真っ赤・・・。
仕方ない。家に電話して、うちの親に
「自転車でこけた。消毒用意しといて。」と言いました。
べたべたするので、自転車を片足でこぎ、たどり着くと。
「まあ、これはすごい・・・。」「すぐ病院。」
まあ、緊急病院リストは携帯に詳しく入っているのでかけました。
まず、一番近いＫＫ病院は「今日は産婦人科の当直ですがいいですか？」
「まあ、たいしたことないからそれでもいいか。」と思ったけど
次をあたりました。
次に近いＫＳ病院は「眼科の当直ですが・・・。」
「をいをい、どうして華の金曜日にそんな人が当直」
と思ったけどそれはこっちの勝手な理由。
さらに、ＳＫ病院（似てるな名前が）は、
「外科の先生はいますが、ちょっと手が離せないので
けっこう待ってもらいます。」
・・・まったく、ついてない・・・・。
最後のＫＤ病院、ちょっと遠いけど親切。すると
「すぐー、来てください。」
もう、速攻で行きます。
タクシーでは、行きかえりお金がかかるので
自分で運転して行こうと（左足だし）思ったら、
周りのみんなに止められた・・・。
おとなしくタクシーで行きました。
ついたら、すぐに看護婦が
「あら、これは重症。すぐに手術。」なーんて
いうので、急に痛くなりました。
ストレッチャーのようなものにうつぶせになって
患部を消毒しながらその部屋へ。
そのあいだは、麻酔をせずに拭くのでいたいこといたいこと。
それが一番痛かったです。看護婦は
「協力してください。」とか言うし・・・。
協力じゃーないでしょう。
そして、先生登場。第一声
「あらー、すごいね。あなぁあいてるねー。」
「人差し指、第２関節まで入りそうだー。」
なにも、そんなときに言わなくても・・・。
でも、やさしい先生だったので、
麻酔をたっくさん打ってくれ、その後は
ぜんぜん痛くなかったです。
でも、「歯ブラシ」とか言って、中にガラスが
入ってないように、患部を歯ブラシで
ゴシゴシしている様子。
「わーーーー、本当は痛いんだろうな・・・。」と、
聞かないふりしました。
消毒液も１本使い切ってしまい、グスグス縫って終わりました。
破傷風も心配なので、注射もして、痛み止め、化膿止めをもらいました。
松葉杖を借りたら、「あら、うまいのね。」とか言われました。
（実は、「ｓｐｉｋｅ結成」の日にもかかとの靭帯を伸ばして、
無理して埼玉まで車で行って救急で松葉杖を借りたことがあったので
松葉杖は上手なのです。）
結局帰ってきたら１１時半をまわっていて、疲れてしまいました。
夜に痛いかな、と思ったら、いつまでも痛くなくて、なぜなんだろうと
考えたら、
「普段、お酒を飲まないし、お酒には弱いので、麻酔が異常に効いたのだろう。」
と思いました。
そういえば、お酒に強い人は、麻酔があんまり効かないって効いたことがあります。
あー、夢のような夜でした。（悪夢？）
昨日から、１０日間（土日の２回を入れて）の夏休みのはずでした。
おかげで、来週一週間、山形へ行くはずだったのが
自宅安静になってしまいました。
まあ、上半身元気だし、パソコンできるし、音楽できるし・・・。
がんばって、安静にして早く治したいです。
長々と読んでくれてありがとうございました。
毎年、何かしてるようなきも・・・。
（去年は、トイレで倒れたりしてたりしてます・・・。）
みなさんも、お気をつけ下さい。
[2002年8月10日 8時3分3秒]