Fate/Prototype視聴雑記

１．CharacerMaterial
　まさかのFate/Prototypeがダイジェストとはいえ映像化。
　こうなってくるとCharacerMaterial序文の「これらの断片が次回作を暗示している事もない」が空々しく思えてくるよ！

　■作品になったもの
　　蒼崎青子&久遠寺有珠＆橙子（若）　　 →　　商品化（魔法使いの夜）
　　旧セイバー＆旧主人公　　　　　　　　　→　　映像化（Fate/Prototype)
　　ロード・エルメロイ２世　　　　　　　　　　　→　　小説＆アニメ化（Fate/ZERO）
　　アインツさん家のイリヤさん　　　　　　　→　　漫画化…のようなもの（プリズマ☆イリヤ）
　　セラお母さんとリズお姉さん　　　　　　　→　　漫画化…のようなもの（プリズマ☆イリヤ）
　　ファンタズムーン　　　　　　　　　　　　　　→　　既出（TakeMoon）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　であったが後にゲームにも出演（たいコロ）

　■作品になってないがどんな作品に出るかはわかっているもの
　　バルトロメイ・ローレライ　　　　　　　　　　→　　なし（月姫２）
　　ミスター・ダウン　　　　　　　　　　　　　　　→　　なし（月姫２）
　　グランスルグ・ブラックモア　　　　　　　　→　　なし（月姫２）
　　メレム・ソロモン　　　　　　　　　　　　　　　→　　なし（月姫２）

　　ゴドー＆天使　　　　　　　　　　　　　　　　→　　なし（鋼の大地）
　　斬撃皇帝　　　　　　　　　　　　　　　　　　　→　　なし（鋼の大地）

　■作品名？？？でよくわからんもの
　　ORT　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　→　　なし　(？？？)

　■既存作品の延長線
　　帽子の少女　　　　　　　　　　　　　　　　　→　　なし
　　有間都古（成長後）　　　　　　　　　　　　→　　なし
　　パンダ師匠　　　　　　　　　　　　　　　　　→　　なし
　　カレイドルビー重装型　　　　　　　　　　　→　　なし？

　■既出
　　洗脳探偵　　　　　　　　　　　　　　→　　既出（MeltyBlood)
　　マジカルアンバー　　　　　　　　　　→　　既出（MeltyBlood)
　　石杖アリカ＆カイエ　　　　　　　　　→　　既出（DDD）
　　三枝由紀香　　　　　　　　　　　　　→　　既出（Fate/Staynight)
　　モードレッド　　　　　　　　　　　　→　　既出　(Fate/StayNight)

　月姫２と鋼の大地はいずれ出る可能性を秘めているだけに、本当に作品登場などがないだろうものは都古ちゃん関連だけだという。
　いや、帽子の少女＝都古女子高生verは魔法少女カテゴリなだけにいつかプリズマ☆イリヤに出てくる可能性が…ないか。

２．完全版出るや否や？
　きのこ先生曰く「１０分だから出来たこと」。
　実際、ダイジェストとしておいしいところをガンガン使っちゃってるのでこの状態から完全版を作る気はないと見ていいだろう。原型は、あくまでも原型だもんね。
　もしも作るならプロトタイプの物語を第一シナリオにして構成をガラッと変えた第二シナリオを付ける形になるのだろうが…既出情報から物語を一通り組み立ててみてわかったが、かなり厳しい。キャラクターはみんな本性現しちゃうし、聖杯の秘密も全て暴かれている。
　美沙夜の呪いを解く方向にいったりギルガメッシュと共闘する方向へいったりすると面白い気はするが、そうするにはそうするで別の敵が居ないと物語が纏まらない。
　結論としては、ここまで明かした、という事実をもって完全版を出すことは無いだろうと結論づける。
　尚、六法的に組み立ててみたあらすじは箇条書きだがこのページの最後に載せたので気になったら見てみてほしい。

３．沙条綾香
　旧主人公。士郎のへぼ魔術師遺伝詞と凛のツンデレ遺伝詞の元。
　キャラクターマテリアルでは「眼鏡っ子である」としか書かれていなかったが、プロトタイプマテリアルにて眼鏡を取ると眼の色も髪の色も明るくなり（この記述が比喩か魔術的に変わるのか不明だが、少なくとも映像ではそう見える）とっても美人さんであると判明した。
　その美貌たるや、セイバーが女でないprototypeにおけるギルガメッシュの求婚相手となってしまう程である。彼の審美眼は信用できるので、実際かなりのものなのだろう。
　呪詛中心の黒魔術を親から継いでるが生贄に鳩を殺すのさえ躊躇ってしまう善性故に向いておらず、セイバーの勧めで元素変換なる単純明快な魔術に切り替え才能を開花させるとのこと。
　残念ながら映像化された部分ではカラスの羽を媒介に魔弾を撃つ黒魔術行使のシーンしかないのだが、ワンカットだけ屋根裏から大きな杖を引っ張り出すシーンがあるので、おそらくこれを使って魔力を四大元素に変換して撃ち出す砲撃魔女になるのではないだろうか。
　胸に聖遺物が埋めこまれているとの説明があるので、おそらく士郎同様アヴァロン持ちであると思われる。
　まあ、剣の鞘っていったら普通は女性キャラの属性だもんね。

４．プロトセイバー
　型式番号ZGMF-YX21R。後に核エンジン積んでリジェネレイトと合体したりで大騒ぎ。違う。

　旧セイバー。昔から知られていたが、原型では男だったセイバーその人。セイバーの能力遺伝詞とアーチャーの性格遺伝詞の供給源。記憶喪失を装っているという設定もアーチャーへ受け継がれたものと見るべきか。
　青黒白赤黄で構成される既存セイバーたちをはらぺこ戦隊ゴーセイバーとするならば追加戦士枠、ストマックキャッチ！　プリセイバーとするならば伝説の妖精枠か。
　８年前の聖杯戦争で故国救済から解放されている事とヒロインとヒーローではやっぱり立ち位置が違う事から青セイバーより余裕のあるキャラクターをしており、綾香を時に優しく、時にいじめっことして護り導く大人であるようだ。その割に童顔だが。
　
　ステータスを見ると、
　
　本編セイバー
　筋力　B　魔力　B　耐久　C　幸運　B　敏捷　C　宝具　C

　旧セイバー
　筋力　B　魔力　E　耐久　A　幸運　C　敏捷　B　宝具　C（EX）

　と、魔力と幸運で劣り耐久と敏捷で勝るピュアファイターである模様。
　魔力の低さを見るにおそらく魔力放出スキルとかは無いと思われる。そもそも魔力放出自体が「少女の体で英雄の身体能力」という設定のエクスキューズだったのだろうし。
　宝具はご存知約束された勝利の剣を映像内で使用。ステータスの宝具Ｃは本編同様風王結界の事だろうから（EX)の部分はカリバーではなくアヴァロンの事を指すと思われる。
　ってことは、クライマックスでは「そのまま飲み込んで。僕のエクスカリバー」を地で行くのだろうか。
　中盤でサンクレイド牧師（バーサーカーのマスター、言峰ポジション）に奪われて黒化するわけだが、その姿が映像化されなくて残念。見た目本編ギルガメッシュらしいが。

　尚、本作におけるエクスカリバーには風王結界以外に円卓拘束なるものがかけられててセイバーの意志だけでは使えない模様。
　あれか。王の軍勢の事を考えると円卓の騎士は全員英霊の座に登録されてるだろうからそいつらが投票して使用していいか決めるのか。
　全員一致が条件だとランスロットやモードレッドあたりが心配だな…

５．玲瓏館美沙夜
　すごい名前だ…。凛ポジションだが凛のようなお人好し成分は入っていないらしく結構きっつい感じ。
　おそらくプロトタイプから本編になるにあたりセイバーが主人公の導き役でなくなったのを受けて新たな導き役として面倒見の良さが付与されたのだろう。
　なんでも中盤で死亡、ゾンビ化して徘徊させられてしまうのだとか。悲惨だ…

６．ランサー
　今も昔もランサーはクーフーリン。本編ランサーよりやや若く、青いらしい。映像でもセイバーに槍折られてうわっ、みたいな顔したり叫んだりとちょっと余裕が無い感じ。
　宝具はきのこ先生曰く「おなじみ当たらない必中の槍、因果逆転のゲイボルク」とのこと。確かに即死武器だけに当たらないけどさあ…でもほら、バゼットさんのハートはぶち抜いたじゃないか。
　ステータスを見ると、

　本編ランサー
　筋力　B　魔力　C　耐久　C　幸運　E　敏捷　A　宝具　B

　旧ランサー
　筋力　A　魔力　B　耐久　C　幸運　D　敏捷　A+　宝具　B

　とまあ、全般に本編より強い。特に幸運がD。幸運がDである。大事なことなので二回言いました。まさか幸運Eでないランサーが存在しうるなんてなあ。
　全体的に一回り強いが、これは本編ランサーが魔術師としては凡庸な言峰をマスターとしているのに対し旧ランサーは凛ポジションの一流魔術師と契約しているからかもしれない。
　そう考えてみるとこの能力値、バゼットさんと契約している間はこんな感じかなあ、という気もする。その場合確実に幸運はEだろうけど。
　マスターである美沙夜の使い魔であるワンちゃん達を引き連れて襲撃してくるとのことで、ちょっとラブリー。
　

７．ギルガメッシュ
　セイバーと綾香が教室でいいムードになってる所にいきなり入ってきて教壇で英雄論を演説し始める愉快な兄ちゃんという印象。本編より軽い感じで好感が持てる。なんかこいつなら上手く乗せればセイバーと組んで巨悪と戦ってくれそう。
　中盤で毒に犯された綾香の為に例の倉庫から薬出してくれたりもする。セイバーを煽る為だったりするし綾香を后にしようとしてるから死なせる筈もなかったりだが。
　プロトタイプマテリアルにも本編ほど王様気質でもないし空気読めなくもないと書いてあるが、まあギルガメッシュはギルガメッシュなのでギルガメッシュだろう。

　本編ギルガメッシュ
　筋力　B　魔力　B　耐久　C　幸運　A　敏捷　C　宝具　EX

　旧ギルガメッシュ
　筋力　C　魔力　A　耐久　C　幸運　B　敏捷　B　宝具　EX

　いまいちよくわからないステータス。筋力Cはアーチャーであることが重視されてたのだろうが、魔力Aが少し首を捻る。プロトタイプでは単独行動スキルが存在してなくて魔力が高いからマスターから供給されなくてもいいという理屈だったのだろうか？
　筋力もCとあるが、映像を見るかぎり普通に接近戦でセイバーを押してるようにも見えるのだが…

　本編同様、王律鍵バヴ＝イルという刺青（＝王の財宝）による宝具射出を行うが、両肩に装備された終末剣エンキを固定兵装として持ち接近戦を行うあたりが本編ギルガメッシュと違う部分。
　というか、双剣＋剣の射出＋ときどき弓っていう構成、本編アーチャーのプロトタイプでもあるのか？

　終末剣エンキはおそらく本編の乖離剣エアにあたる切り札であり、多分これがEX宝具。効果は発動後７日で大津波を起こして全てを飲み込むというもの。うん、範囲は狭くとも気軽に世界割りができるエアの方が強い気がする…
　ちなみに、エンキという名前は多分エンキ・ドゥのことなのでプロトギルガメッシュも本編同様、大事な武器には人名を付ける主義である模様。

　マスターはプロトタイプマテリアルによれば「高層ビルを所有する社長」であり、ビジュアル的にはメガネの優男らしい。言峰は言峰で別に存在しているらしいのだが（バーサーカーのマスターであるレ○プ牧師とは別にエセ神父という存在が確認されている）、どうやらギルガメッシュとは関係ないようだ。
　綾香が毒を食らったのを受けて自滅するまで静観の指示を出してギルガメッシュにつまらん奴扱いされてるあたり、ｼｬﾁｮｰさんは時臣タイプな模様。

８．ライダー
　主人公と同じ学園に潜むチャラ男遺伝詞だけ慎二に受け継がれた…のか？
　唯一本編と全く違うサーヴァント。真名はペルセウス。ギリシャの英雄でいろんな神様からチート武装を貰ってさっくりメデューサを退治した人。
　Fate/StrangeFakeで主人公が召喚できるサーヴァントの一人として名前があがっていたが、まさかプロトタイプで存在していたとは…と思ったが、キャラクターマテリアルを見るとライダー（テセウス）とあるのでどうやら映像化に際して差し替えられた模様。
　っていうか、テセウスってミノタウロス倒した奴の筈だけど、どこがライダーなんだろう…何かに乗るような逸話はなかったような…アルゴー船には乗ってるけどあれは別にテセウスのもんじゃないしなあ。

　本編ライダー
　筋力　B　魔力　B　耐久　D　幸運　E　敏捷　A　宝具　A+

　旧？ライダー
　筋力　D+　魔力　B+　耐久　E+　幸運　A+　敏捷　B+　宝具　ABCDE

　別人なので比べても無意味だが、＋だらけの変なステータスである。瞬発力に長けたタイプということになるのだろうか。
　宝具が特殊な表記だが、６つ持っている宝具のランクがA～Eのである、という意味だろう。
　Aは本編ライダー同様ベルレフォーンを持ってるのでそれとして、鏡像結界キビシスが本編ライダーの結界同様B、蛇狩り鎌ハルペー（不死阻害。本編でギルガメッシュが所持）がC、レーダーになる盾がD、被ったものの姿を変えるマントと履いたら飛べるサンダルがE、といったところか？
　
　ちなみに、キャラクターマテリアルではライダーのマスターは女性となっていたが、映像化されたプロトタイプでは少年となっていたり。
　ライダーは学生に扮して綾香の学校に潜り込んでおり、キャスターが校舎に作った結界を壊したりするとのことで、本編（学園にブラッドフォートを展開したライダーをキャスターと葛木が殺して解除）とは逆の展開。

９．バーサーカー、キャスター、アサシン
　本編と変わらないので登場もしなかったサーヴァントたち。ステータス不明。
　プロトキャスターはやっぱりプロト葛木と組んでいるそうで、葛木とエセ神父（プロト言峰？）は同じ孤児院出身の知り合いであるようだ。
　プロトバーサーカーもそのまんまだが、マスターはおかっぱ頭の胡散臭い牧師である。綾香の最大の敵だったり、でも中ボスだったりするあたりがバーサーカーの運命か。
　アサシンは例によって山門勤務とのことだがプロトキャスターが呼んだのかはわからない。アサシンのマスターの設定がないところをみるとその可能性は高いとみるべきか。
　他の可能性としては存在だけ示唆されてて立ち位置がわからないプロト言峰がマスターかもしれないが…お寺の山門と神父のコラボはちょっと異色すぎるだろう。

１０．サンクレイド・ファーン
　バーサーカーのマスターだがその権利は本来のマスターを殺して奪ったものであったり、教会に陣取っていたり、綾香をいじるのが大好きだったりと多くの遺伝詞を言峰に残す変態牧師。
　ビジュアルが強烈でなんというか爬虫類っぽい。キャラクターマテリアルによると倒した敵は即レイプの伝奇モノのお約束的な敵、プロトタイプマテリアルによれば殺しすぎで表向き処刑された事になってる異端審問官とのこと。
　綾香は彼をマスター第一位（本編と違いプロトタイプではマスター、サーヴァント共に１～７の順位が振られている。綾香は７位マスター、美沙夜が２位マスター。セイバーは１位サーヴァント、バーサーカーが２位サーヴァント、ギルガメッシュが３位）だと思っていたが実は番外８位であり、真の一位でありラスボスである愛歌の出現を仄めかせて死ぬ。

１１．沙条愛歌
　年下姉遺伝詞をイリヤに、ヤンデレラスボスが聖杯の泥っとした奴を召喚しようとする遺伝詞を桜に残すプロトタイプラスボス。…多分。
　前回の聖杯戦争でセイバーを使い勝利するも悪魔の召喚を目指して少女多数を生贄にし、しまいには妹の綾香をも才能ないんだからその位しか使い道がないと殺しかけた為、セイバーに見限られ殺された幼女。
　例によって魔術師の家は子供を二人以上作るんだなあ。
　自称、産まれながらに根源と繋がってるとの事で、もし本当ならそれは両儀式と同じ万能の存在、それこそ願望器として機能しうる事になるが…
　月姫の某ピアニストさんの事を考えると、案外何かを勘違いしてるだけかもしれない。なんか違うところに繋がってるとか、実は綾香が繋がってて愛歌は妹と繋がってるだけとか。

１２．階梯
　プロトタイプにしかない要素、階梯。サーヴァントとマスターにそれぞれ一位～七位までの階梯が振られており、令呪もそれに沿ったものとなっている。具体的には、七位が一枚羽、六位が二枚羽～というように羽が増えていくデザイン。
　Fate/Prototypeのロゴの／部分は羽になっており、これは綾香の第七位令呪の一枚羽である。また十字教ベースの世界観であることから、マスターの位階にはそれぞれ天使の名前が振られている模様。

１３．ストーリー
　既出情報から想定されるプロトタイプの物語はこんな感じか。
　【推測】ってしてるのは情報がないけど多分発生するだろうイベント、何も書いてないやつはマテリアルからの引用。

・八年前、聖杯戦争開催
・綾香、姉の愛歌が召還したセイバーと語り合い、過去のやり直しという願いは間違いだと悟らせる
・愛歌、セイバーの一位ペアが勝利
・聖杯洞らしき所で愛歌がビーストのサーヴァントの召還開始(本編のアンリ・マユに相当、プロトタイプは十字教ベースなので黙示録の獣、ビーストになっている)
・綾香たちの父(根源を目指す真っ当な魔術師)、聖杯をそんなことに使うなどと愛歌に挑むも瞬殺される
・綾香すら生贄にされそうになるに至り、セイバーが愛歌を殺す。聖杯戦争は勝者無しで中断
・現在。亡き父から教えられて聖杯戦争がまもなく始まるのを知っているにも関わらず、戦いへの怯えなどからサーヴァントを召喚できずにいる綾香
・墓参りをしている所にサンクレイドが訪れ、今夜0時に聖杯戦争が始まると告げる
・家に逃げ帰り結界を張り身隠しのケープにくるまってガタガタ震える綾香。
・日付が変わると共に結界が吹き飛び、犬を連れた槍男登場。魔弾を撃ちまくり犬は倒すもののランサーには通じず逃げ惑う
・ランサー、マスターから１０分で片を付けろと言われて肩をすくめる
・いざという時はここに逃げ込めと父が言っていた一番強固な結界のある植物園に逃げ込むもランサーはそこにも押し入ってくる
・だいたいこれで１０分だと心臓に槍を突き立てるランサー。しかしその瞬間綾香の胸（ちっぱい）の谷間に光の模様が浮かび、周囲にも魔法陣らしきものが現れる
・吹き荒れる風にランサーが押し戻されると共に、綾香と彼の間に銀の鎧に金の髪のイケメンが降臨
・イケメンの猛攻にランサーの槍がへし折れ、舌打ちしてランサー退場。
・イケメンが名乗る。君を助けにきたサーヴァントだと。
・退却したランサーの襲撃失敗報告に美沙夜「いつから私のサーヴァントは番犬以下になったのかしら！」と大憤慨
・ランサー答えて「あんな適当に作った木の槍じゃしょうがねえさ」
・翌日。なし崩し的にセイバーと綾子の同居始まる。「そのメガネ、外したほうが元気なんじゃないか君は」とメガネっこ属性の人々を的に回す発言をするセイバー
・サンクレイドからの情報提供でセイバーと綾香は工場地帯へ。あったのは死体の山。そしてそこに腰掛ける鉄仮面のサーヴァント。本編の彼女同様、パッと見アサシンっぽいが実際にはライダー
・マスター狙いで戦うライダーに綾香絶体絶命になるもなんとかセイバーが逆転、撤退させる
・サンクレイドにマスター権放棄の誘惑をされたりを挟みつつランサー組と再戦。マスターの差でセイバー押される
・「他人の痛みを聞くのが大好きなの」などとサド全開の美沙夜にセイバー思わず「ハズレを引いたな、ランサー」応じてランサー「おまえに言われちゃおしまいだ」
・ただし、ランサーが言っているのは現マスターの綾香じゃなく前マスターの愛歌のほう
・戦いの中、風王結界の風を使用したことで黄金の刀身が露出。相手がアーサー王と気づいてランサー大ハッスル。結局決着はつかないまま戦いは終わる
・しばし後、学校で良い感じになってるセイバーと綾香のところにギルガメッシュ来襲。綾香に求婚し、セイバー超むっとする。ひとしきりバトるも決着つかず
・【推測】学園でキャスターが結界を張り綾香を襲う。一緒に巻き込まれたライダーの暗躍で窮地を凌いだ綾香、キャスターを撃破？
・【推測】美沙夜にかけられていた呪い発動。ゾンビと化して脱落。サンクレイドの謀略？
・【推測】なんやかんやでライダー脱落。ランサーに敗北？
・【推測】セイバー、バーサーカーと戦う。
・【推測】穏健派と思われたサンクレイドが本性を現し綾香に毒を撃ちこんで撤退。
・綾香の毒を消すためにサンクレイドを探していたセイバー、サーヴァントの気配を感じ終電後の地下鉄ホームへ
・現れたのはアーチャー。狙いと違う相手に苛立つセイバーに対しアーチャーは自らの財の一つ、万病に効く薬を提示。「欲しければ、奪うがよい」
・激戦の末ビルからたたき落としたセイバーにギルガメッシュは終末剣エンキを使い大海嘯が出現。しかしセイバーが発動した約束された勝利の剣が大海嘯もろともギルガメッシュを消し飛ばし、英雄王は敗退した
・薬は、戦闘開始時に渡されていたのでそのままセイバーの元に残った
・【推測】毒から脱した綾香、セイバーと共に教会を襲撃する
・バーサーカーにセイバーは破れ、そのマスターであるサンクレイドは再度マスター権の譲渡を要求。セイバーの命と引き換えにという言葉に騙され綾香は令呪を譲ってしまう
・サンクレイド、セイバーの改造と綾香を殺す事を宣言。怒った綾香の攻撃はサンクレイドの移動結界という護りに阻まれる
・【推測】防戦一方。一度は家まで逃げ帰った綾香
・セイバーの導き、美沙夜の叱咤。この数日の出来事をかき集めて覚悟を決めた綾香、くじけそうになる心を叩き直して戦いを決意する
・【推測】元素変換用の礼装を持ち出し、マスターを失いつつもまだ残留していたランサーとゾンビと化して彷徨う美沙夜の解放…破壊を手伝うことを条件に契約を結ぶ
・【推測】美沙夜の成れの果てをあるべき姿に戻し教会へ再襲撃。ランサーがバーサーカーと戦っている間に中へ。ランサーバーサーカー、相打ちで消滅
・【推測】元素変換でサンクレイドと渡り合い、そして。

「来て！　セイバー！」

・【推測】令呪を取り戻した綾香、セイバーを取り戻してサンクレイドに打ち勝つ
・しかしサンクレイドは自分が一位ではなく番外八位であると告げてから死ぬ
・【推測】全てのマスターが倒れた筈だが戦いは終わらない。死んだはずの姉、綾香よりも何もかも優れていた彼女のコンプレックスの原因である姉。愛歌があの頃のままの姿で出現。圧倒的な力でセイバーを奪ってしまう
・【推測】黒い鎧を纏い雰囲気を一変させたセイバーを従えた愛歌に蹂躙される綾香
・【推測】しかし諦めない綾香はセイバーの奪還に成功。全て遠き理想郷が発動してセイバーの黒化解除？
・【推測】狂乱する愛歌がビーストを召喚して全てを壊す為聖杯洞へ。
・【推測】８年前の事をセイバーから教えられ、沙条の人間として姉を止めることを決意。セイバーのエクスカリバーを飲み込んだり色々してから決戦
・【推測】色々あったがとにかく勝利し愛歌消滅。エクスカリバーで聖杯を壊し、それによりこの世にとどまれなくなったセイバーと黄金の別れを交わす
・【推測】聖杯を求めた魔術師と英霊は尽く去り、変わらず一人の綾香だけが残った。しかし、彼女はもう眼鏡をかけていない。

　マテリアルには終盤の話は書かれていないので、最終的な展開はどうなるのか不明だが、Fateの物語はセイバーと出会い別れるものであるときのこ先生は言っているので、おそらく最後はセイバーが元の時代に戻って死を迎え、マスターが一歩成長して終わりなのだと思われる。

　尚、セイバーの黒化はサンクレイドに奪われた時かもしれないが、反撃するまでの期間が短いらしいこと、映像の中にセイバーが白のままで眠っており、そのまま令呪を取り戻してるっぽいので黒化＝アンリマユ＝ビーストの関連性から考えると愛歌にもう一度取られるのかなあ、と。
　　