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チラシの裏

※ ここは、蒼天のコンテンツになりきれなかった没ネタ墓場です。
基本的に、駄目な文章たちですので怒らないでプリーズ

 

■■■ Chirashi No Ana ■■■
 

落書きその5 バットエンド上等

さて、ここに鉈と鋸と釘がある。
君が挑むのは選択肢だ。 誰を選んでナニをどうすべきかは。
決して、他のヒロインにだけは知られてはいけないのかな? かな?


                                           けけけけけけけけ

■■■ Chirashi No Ana ■■■
 

落書きその4 虎眼追悼

 藤木は一跳びで屋根へ飛び上がると、そこに落ちている虎眼の右顔面を恭しく懐にしまった。
 まだ暖かい。問題無しと庭へ飛び降りそこに横たえた師の身体を直寝の形に整える。
 虎眼流において、肉体の破壊は死ではない。
 その程度で死ぬようであっては無双は名乗れぬ。
「先生・・・」
 呟き、藤木は斬り抉られて空洞となった頭蓋に熟練の料理人がうどんを湯がくが如き鮮やかな手つきで脳を戻し、屋根から拾ってきた顔面を被せる。
「藤木、父上は・・・」
「・・・・・・」
 不安げに語りかける三重に藤木は無表情のまま頷き、袂から取り出した瓢箪を握りつぶした。どろりと溢れ出た白濁した液体は手を伝い、指を伝い目を見開いたままの虎眼の顔へと滴り落ちる。
「それは?」
「・・・涼之介よりこしらえし妙薬」
 呟きと共に老虎の身体へ染み込んでいく白濁。
 このような妖しげな物で、死骸と呼べるその肉体が回復できるというのか?
 出来る筈も無い。
 出来る筈も無いのだ。

 ―――それが、人間であるならば。

 ごぽり。

 音がする。藤木はその音の元を虎眼の喉と判じ、その唇に躊躇無く己のそれを押し当てた。
 強く吸いたてれば、血塊と共に妙薬が藤木の口腔へと吸い溜まる。
 それも数秒。身を起こした藤木は確信と共に虎眼の顔を見下ろし。

「―――藤木、四方膳の用意を」

 岩本虎眼は愛弟子を見上げてはっきりとそう告げた。
 
 人間に黄泉帰りなどという事は出来ぬ。
 しかし。

「はっ・・・」

 藤木の前に居るのは。
 今宵の虎眼は。

 魔神である―――

「やってくれた喃・・・伊良子・・・」
 むしろ静かとも言える声で呟いた虎眼は、伏したままカッとその双眸を見開き左手を閃かせた。
「あッ・・・!?」
 狙う先は三重の髪。そこに刺された鼈甲の簪―――
「ふン・・・!」
 伸ばした二指にて引き抜いたそれを、虎眼は容赦なく己の額へと突き立てた。右眉の上辺りから撃ち込まれた簪は脳を掠めて肉を引き裂き、再度頭蓋骨を貫き後頭部からその先端を覗かせる。
「やってくれおった喃・・・!」
 咆哮と共に虎眼は立ち上がった。斬り飛ばされた右顔面は撃ち込まれた簪に固定され、多少のずれを見せながらもそこに留まっている。

 視界のずれを矯正しつつ虎眼は右の手を見た。かつて六指あった指は、今や一本たりとも付いては居ない。
 虎眼は剣を握れぬそれを眺め。

「要らぬ」

 拾い上げた脇差で右の腕を二の腕からばっさりと切り落とした。
 落下するその腕を空中で掴んだ藤木は一礼し、師の命を果たすべく屋敷の奥へ向かう。

 不屈の精神を持った剣士にあっては、
 自己に与えられた過酷な運命こそかえって若き魂を揺さぶると言う。
 ならば、虎眼にはどうか。
 岩本虎眼にとっては、それは如何なるものなのか。

「掴んだ・・・」
 口元には、若き日に諸国を放浪していた頃の笑み。
 無双の名を失ったことが、その名のもたらす枷から虎眼を解き放ったのか。

「あ・・・」

 不意に三重の口から吐息とも声とも付かぬものが漏れた。
 見下ろせば、着込んでいた血染めの白無垢の足元から胸元までが縦一文字に斬り裂かれ、はだけていた。その肌には傷一本とて付いていない。
 それを為したのは虎眼の独腕に握られた脇差であろう。今までに幾度と無く行われた試し斬りだ。それだけならば驚くには値しない。
 だが、三重は虎眼の右側に居たのだ。にも関わらず、剣どころかこちらへ振り返る姿さえ見せず、
剣鬼は片方しかない腕の逆を斬って見せたのである。
 

 今宵、老虎はその身を盲龍に喰われ伏した。
 だが、臥竜と並べられるは伏虎。目覚めればそれは―――
 
 曖昧でも正気でも無い。剣鬼でも魔人でもない。
 岩本虎眼。
 史上において例える言葉を持たぬ、無比なる存在の誕生であった。


 ・・・っていうか、ぶっちゃけ虎眼ならあれくらいのダメージ平気だろ?


 

■■■ Chirashi No Ana ■■■

 

落書きその3 ミッション・インポッシブル

ありえない光景がそこにあった。
―――ドラえもんとドラミの、往復ビンタ合戦・・・!

 

■■■ Chirashi No Ana ■■■

 

落書きその2 コラボレーションX

「凛、私を頼む。知っての通り頼りないヤツだからな」

ペンウッド卿「いやだ。その頼みは聞けないね」

「!?」

 

■■■ Chirashi No Ana ■■■

 

落書きその1:勇気ある誓いと共に (ギャレオリアロード知名度アップ作戦)

※下記は、勇者王ガオガイガーFINALの結末をネタバレしています。また、知ってる人は知っている情報なのであまし新鮮味もないです。

 GGG憲章、第5条125項 
「GGG隊員は、いかに困難な状況に陥いろうとも、決して諦めてはならない!!」」

賛否両論・・・っていうか否がわりと多かったTV版ガオガイガーFINALことFINALGGGのラストに追加されたカット。この後、「総員、未来に向かって邁進せよぉおおおおおおおおおおっ!」というシャウトで締める。

※ちなみにわたしはFINALGGGは肯定派です。ベターマン好きだし。

知っての通り、ガガガFINALの結末は崩壊寸前の異空間に取り残されたGGGの面々が三重連太陽系と勇気の継承者として護と戒道を地球へ送り出してエンドとなる。
素直に受け取ると全滅エンドな欝展開だが、どっこいそこは勇者。そこで終わるような世界観ではなく、真相をはっきりさせることこそがこの台詞の追加の意図と思われます。
明言されてはいませんが、おそらくGGGのメンバーは地球へ帰還可能です。それを示唆する要素があまりにも曖昧すぎたので、はっきりさせる為に「GGG隊員は諦めてない。ちゃんと帰還しようと頑張ってます」という宣言を入れたのだろうと予想します。

で、具体的にはどうやって帰るかと言うとOVAガオガイガーFINAL最終巻のブックレットにジェネシック・ガオガイガーのスペックが書かれているのですが、その一部、ガジェットツール一覧の最下部に注目。

『Galeollia Road of Gadget Tool』

 ギャレオリア・ロード。ブロウクン・ボルト、プロテクト・ボルトと並ぶ未使用ツールにして唯一何が起こるか明言されていないツールです。ちなみに、ボルトシリーズで唯一使用されたジェネシックボルトはボルディングドライバーに接続して使うものであって射出して敵にぶつける武器ではありません・・・いや、不可能では無いですけど。サルファの戦闘見てちょっと驚いていたり。ついでに、ボルディングドライバーのエフェクトがガトリングドライバー互換だったのであれはプロテクトボルト接続型ということに。

 さて、ギャレオリアロードです。まあ、ここまで書いて考察も何も無いのですが、名称からしてギャレオリア彗星=ESウィンドウを開くツールなのではないか、と。
そもそも、三重連太陽系の技術は赤の星のJアークがES兵器を装備している事からわかる通りESウィンドウを開くことを可能にしています。
 ただ、三重連太陽系と地球のある太陽系は実は別の宇宙である為に基本的にはESウィンドウでは行き来できません。それ故に護達はESミサイル+ザ・パワーの組み合わせで帰還してます。そして、通常不可能である筈のその通行を可能とするの特殊なESウィンドウこそがギャレオリア彗星です。
 自然に発生したものである可能性も捨て切れませんが、カインがギャレオンとラティオ(護)を逃がす際に使っている点、三重連太陽系崩壊と共に消滅した点、上記の通りESウィンドウ展開技術そのものは一般化していたらしいことから、緑の星が生み出したものであると考えても不自然では無いと思います。
 そうであるならば特殊ESウィンドウを発生させたその技術は緑の星の集大成であるジェネシック・ガオガイガーにも搭載されている筈。やはりこれこそが勝利の鍵となるのではないでしょうか。

 まあ、これが使われることがあるとすれば続編が制作された時であり、可能性は極小ですが・・・なぁに、可能性なんて目安に過ぎません。語られることはないと思っていたベターマンとのリンクが公式に語られたんです。ありえないことじゃない。きっと次作は制作されるっ! たとえば、OVA「ガオガイガーvsベターマン」 全8巻とかッ!


んでもっておまけの妄想。


 遊星主との壮絶な決戦から10年。銀河レベルの大災害からようやく復興を遂げた地球ではあったが、その現状はいまだ平穏とは呼べないものであった。
 混乱の中勢力を増したバイオネット。銀河に知れ渡った脅威であるゾンダーの消滅により跳梁し始めた敵性B級異星人。そして再度その存在が囁かれ始めた奇病、アルジャーノン。
 混沌とした情勢を打破すべく国連は全宇宙をあらゆる脅威から守護し悪を戒めるべく全世界から集めた若く優秀な人材と友好的な異星人を中心に、第二世代GGGを結成することを決断。集結したメンバーの中には、立派な青年に成長した護と戒道、華の姿もあった。

 新たな脅威と戦う機動部隊を率いるのは、かつてのガオファイガーをベースに開発された二体の地球製フュージョンマシン。Gパワーを最大限に引き出しあらゆる攻撃から対象を守りぬく防御型メカノイド『GAO-SAVER』そしてJパワーを最大限に引き出しあらゆる敵を射抜く狙撃型メカノイド『GAO-ARCHER』。ガオランサーとかガオライダーとかガオキャスターとかは居ない。


「これはいけませんねぇ・・・GGGが復活していたとなると、我々も本腰を入れなくてはいけませんからねぇ」
「ギムレット! 凱にーちゃんの代わりに、今度は僕たちがおまえを捕まえてやる!」
「出来ますかねぇ? 行きなさい! ギムボーグ106号、107号!」
「させないよ! クーラティオー!」
 両の掌を開き腕を大きく広げて立つガオセイバー。
「逃がさない! テンペルム!」
 そして左の腕を真っ直ぐ前へと突き出し半身になって立つガオアーチャー。
「セネリタース・セクティオー・サルース・・・」
「ムンドゥース・インフィニー・トゥーム・・・」
 ガオセイバーの組んだ両拳にGパワーが、ガオアーチャーの左腕、弓状のユニットにJパワーが凝縮され―――
「コクトゥーラぁあああああああああっ!」
「レディーレッッッ!」
 放たれた緑の浄解波動がギムボーグ106号を共鳴崩壊させ、赤の浄解波動がギムボーグ107号の中枢を撃ちぬく!


 
 護と戒道はかつて自分達を護ってくれた勇者達の帰還を信じ、新造された第二世代勇者ロボや民間協力者の(株)アカマツ工業、そして謎の存在ベターマンと手を組み戦い続ける。
 戦いが続く中、時にぶつかり合いながらもはぐくんできた友情と愛、そして諦めない勇気が新たなる力を生んだ!


「諦めちゃ駄目だ! 僕達が諦めてしまったら、みんなが帰ってくるところが無くなっちゃうッ!」
「わかっている。ラティオ・・・J達が護ってくれたこの命、無駄にはしない・・・!」
「シンパレート100%! フュージョン可能だよ護くん! 戒道くん!」
「わかったよ華ちゃん! ・・・戒道っ!」
「ああ、行くよ!」

「「シンメトリカル・フュージョン!」」

(いつもの声で)GとJ、二つの勇気が最大限に高まるとき、二機のスーパーメガノイドは(以下略)

「「ガオ ・ ライ ・ ガー!」」
「華ちゃん! ゴルディオン・スマッシャーを!」
「デュアルライド出力上昇! ゴルディーマーガGSライド安定・・・長官! 承認をお願いします!」
「じゃあ、発動承認してもいいと思う人、手を上げて」
(ざっとみんなで挙手)
「うんうん、勇者達の判断を信じましょう。発動、承認と(判子ぽん)」
「ゴルディオンスマッシャー、セーフティーデバイス・・・リリーブッ!」
『アブソーバー分離・・・行くわよ、ガオライガー!』
「うん、いくよマーガ! スマッシャー・コネクト!」
「デュアルライド臨界! 時空間干渉開始!」

「「ゴルディオン・スマッシャーぁああああああっ!」」

巨大なフライパン状の武器が振り下ろされる。

「「光に・・・なれぇええええええええええっ!」」


 激戦の中、浮かび上がる第三の災い。宇宙崩壊の危機に抗う2ndGGGだが、徐々に戦況は劣勢になり、オービッドベースも陥落寸前。まさに今、人類は再度滅びの時を迎えようとしていた。

「ガオライガー・・・機能・・・停止・・・天海隊員と戒道隊員の生命反応も微弱デス・・・」
「護くんっ! 護くんっ! 護くんっっ!」

(―――護)

「凱にいちゃんの・・・声・・・」

(―――アルマ)

「・・・J」

(―――護君、戒道君。GGG憲章、第5条125項を思い出したまえ)

「長官さん・・・GGG憲章・・・第5条、12・・・5・・・項・・・」
「勇者は―――」
「どんな困難な状況に陥いろうとも―――」
「決して―――」
 Gストーンが、Jクリスタルが光を放つ。

「「諦めては、ならない!!」」

「デュアルライド再起動! 信じられません! 限界出力を超えて・・・200%・・・220%・・・260%・・・300%!」
『共鳴だ・・・純粋なる生命の力が、呼び合っている・・・』
「ベターマン・フォルテ!? そんな、さっきまで確かに生命活動は停止していたのに!」

(護! 呼んでくれ! 俺達を! ―――勇気ある、誓いと共に!)

「ガオライガー再起動! ああっ! メガゾンダー(仮称)が再攻撃を開始しました!」
「ヒノキ!」
「うんっ・・・! ユーハブコントロール!」
「アイハブコントロール! ガオライガーを守るんだ!」
「・・・緑なす叫び、赤き咆哮。来るよ、来るよ・・・すぐそこに・・・ああアアアアアアあアあああアアアッ!」
「サクラ!?」
「アカマツ工業からの情報受信・・・時空間共鳴線に波動・・・? 綻びが出来てる・・・どういうこと?」
「・・・聞こえた? 戒道」
「ああ。あそこだ。あそこに・・・」
 満身創痍のガオライガー、ぐっと両の掌を合わせる。

「ゲル・ギム・・・」

 赤と緑の力が混ざり合い、金色の輝きとなる。

「ガン・ゴー・・・グフォー!」

<危険度100・・・排除、排除・・・!>
『させるか! 内蔵弾丸Xは姉貴達にだけ搭載されているわけじゃないんだぜ!?』
『ディスクAQ・・・コード、美しい形っ!』
『ガンソードっ! ガンシールドっ! 三位一体! ビッグボルミストッ!』
 活動停止寸前の勇者ロボと覚醒人二号、そしてベターマンの援護を受け、黄金に染まったガオライガーは光と共にその言葉を、生命・・・勇気の源たるそれを意味する言葉を高らかに放つ!

「「ウィイイイイイイイイイイイイイタァァァァァァァッ!」」

 ガオライガーが金色の破壊光を空間の一点に突き立てた瞬間、何も無いはずの空間に、ピシリとヒビが入った。そこから漏れ出すのは緑色の輝き、そして・・・!

      眩い光、GとJ―――平和の願い、照らす為―――今こそ復活だ―――

「よぉっしゃぁああっ!」
 世界中が待ち望んだ、力強い声であった!
「ガジェットツール―――ギャレオリアッ! ロォオオオオオドォオオオッッッ!!」
 

 パリィイン!と澄んだ音と共に砕けた空間は緑色の巨大な彗星となり、異なる宇宙と宇宙を繋ぐ。

(BGM、勇者王誕生)

「・・・大きく、強くなったな。護」
 そして、その光を人型に切り取り聳え立つ、黒きボディーと紅い髪の、勇者!
「後は俺に任せろ! ブロウクン・ボルト―――ボルディング・ドライバァアアアアアアッ!」

「アルマ。おまえが戦いの道を歩むのならば・・・再び集おう。私たちは三人―――」
「こら、四人だろ、Jっ!」
「む・・・四人、一緒だ」
『シリニシカレテイル』
「だ、黙れトモロ! J−フェニックスっ!」

「と、突如現れたギャレオリア彗星から旧GGG艦隊が・・・酷い損傷ですけど、全艦健在ですっ!」
「長官! カーペンターズ2を!」
「うん、すぐに修理してあげないといけませんからねぇ」
「機動部隊各員! 帰還した勇者達を守るんだ!」

で、後は新旧GGG入り混じっての大決戦。ダブルヘルアンドヘブンとか新型Gツールとかバンバン出てくる感じで。

<馬鹿な・・・宇宙の真理が・・・絶対崩壊時刻が覆されるなど・・・>
護「知らないみたいだね・・・ゾルーダ(てきとう)」
J「この世に絶対など存在しない。あるとすれば・・・」
ル「それは、生命の力が生み出す奇跡・・・」
戒「決して尽きることの無い無限の力・・・」
凱「勇気だぁあああああああああっ!」


てなかんじでひとつ。

 

 

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