タ行

 

      竹上流無手武技<用語>(CS)

      読み方はタケガミリュウムデイブギ。
      衝撃を自在に通すことをその奥義とする格闘術。
      本来は神楽坂無双流の体術体系だったものが長い歴
      史のなかで分家したもの。

      竹上は武神の意であり、人で無いものに人の身で対抗
      したもの達が好んで学んだという。
      一子相伝の無双流と違いかなり広くに流布しているが
      マスターしている人間はほぼ皆無。
      神八式という武術体系の一つであり、非殺征圧という
      目的を持つ。

 

      竹中正太郎(タケナカ ショウタロウ)<人名>(WA)

      六合学園生徒会副会長を務める少年。六合生徒会唯
      一の常識人。
      一応選挙があるものの実状としては謀
略・政略合戦で
      ある生徒会役員選抜において、何の後ろ盾も仲間も居
      なかった瑞穂・ロゼ・舞園が腹心として選んだ優秀な事
      務屋なのだが、それ以上にその気弱でパニクりやすい
      キャラクターが気に入ったらしい。
      実際、実務面においてはもう一人の副会長である倉山
      定信の方が優秀であり正太郎の役目は瑞穂のわがまま
      や奇行につきあうことだと言える。

      喧嘩や荒事には弱いがアウトドア好きの両親に小さな頃
      からさまざまなサバイバル知識をたたき込まれているた
      め、生存能力と運動能力はそれなりに高い。特に瑞穂
      のピンチには通常の3倍の力を発揮する。 

      瑞穂が時折もらす「大好きだよ」などの台詞が本気なのか
      からかわれているだけなのかに悩む健全な16歳。

      「際限なく人聞きの悪いことを言わないで下さいっ!」
 

      龍実町<地名> 

       神奈川県内、東京都の境目あたりに存在する人口12万ほ
       どのベッドタウン。小田急線龍実駅と国道により、東京への
       アクセスはわりと軽快。
       奇人変人が集まる町としてその筋では有名だが、実はとある
       事情で『そうなっている』町である。

 

      七月(チィユェ)<人名>(DF) 

       名前は出てこなかったがDoubleFakeに出てきた『暇つぶ
       しの達人』の男のことである。
       その名からわかるとおり浅野景子の元仲間。景子は日本
       に来て犯罪行為をしなくなったが七月は平和な日本を見て
       より凶悪になった。香港時代から奇跡的な運の良さで危機
       をくぐり抜けてきた男で、へたに気孔や能力者の存在を知っ
       ていたためにそれが能力なのかただの運なのかが判断でき
       ない状態に・・・幸運にとりつかれた状態になり無謀な賭を繰
       り返していた。そしてその結末は・・・ごらんの通り。
       ちなみに作品冒頭に出てきた新聞の記事の強盗とはこいつ
       のこと。

       「実は私、暇つぶしの達人でして・・」

 

       散月と黒月<アイテム>(KG) 

       鹿島双月の所持する刀。読み方は『チリツキ』と『クロツキ』。
       普段使っている長太刀が散月で『無影』発動中に使ってい
       るのが黒月。
       散月は双月自身がオーダーしたものだが黒月は本来四神刀
       『青龍』と呼ばれる筈の本陣ゆかりの一品。

 

      つっこみ<その他> 

       日本独自のお笑い概念。「ボケ」と一セットで扱われる。
       基本的には「あり得ないこと」や「わけのわからないこと」に対
       して「なんでやねん」とか「違うだろ」、「○○○かよ!」などと
       入れる。
       応用編としてはボケに同意しておいて切り返す「ノリつっこみ」
       や自分のボケに自分でつっこむ「一人ボケつっこみ」がある。
       龍実町のつっこみ使いとしては三上友美や天野美樹がおり、
       友美は打撃技による強引なつっこみ、美樹は関西仕込みの
       多彩なつっこみスキルを使いこなす。

 

      天地人の木刀<アイテム>(DtH) 

       神楽坂雄大が若い頃作らせた4本1組の木刀。
       「天を支え地を踏みしめ刃をかざして人となる」という無双流
       に伝わる言葉から命名されている。
       恭一郎が無双流に入門した際に『人』が恭一郎に渡され、
       同時に『地』が貴人に譲られた。
       
『天』は思いつきで二刀流に挑戦した恭一郎が黙って持ち出
       し、うやむやのうちにそのまま彼の愛刀となっている。
       『人』はその後エレン・M・マクライトに譲られた。
       最後の一本、『刃』はその名の通り内に刃を秘めた仕込み刀
       で、恭一郎が無双流を継承する際に所持刀となる。