「こもれびに揺れる魂のこえ」の「布引ハーブ園」舞台探訪レポート
「こもれびに揺れる魂のこえ」の舞台となった神戸の布引ハーブ園に先週の11日、つまりはゲームの発売日に行ってきました。
新神戸駅から5分ほど歩くとロープウェー乗り場があるので、それに乗って布引ハーブ園駅へ。
駅から降りるとまずは展望広場が。
そばには展望レストハウスもあり、1階にはハーブグッズの店「グリーンショップ」が、2階にはレストランの「ハーブガーデン」が。
「グリーンショップ」には紅茶、アロマテラピー、ドライフラワーなど豊富な種類のハーブグッズがたくさん売られており、
店内にはお土産を買おうとグループで来ているらしきオバちゃん集団が「これめっちゃかわええ」などと言いながらハーブグッズを買い求めていました。
そして、展望広場を抜けると森のホールが。
2階建ての建物になっており、1階には「香りの資料館」、2階には「大ホール」が。
「香りの資料館」にはハーブや香りに関する資料があり、中には好きな香りと嫌いな香りから性格判断が出来るコーナーなども。
すぐそばに20代半ばの女性集団がいたので、20代半ばの男性一人がそれをやるのはさすがにためらわれ、やりはしませんでしたが(ぉ
森のホールを出て広場に戻り、逆方向に行くと香りの庭園の入り口が。ここからは有料ルートになります。
入り口の料金所には特に誰かいるということもなく、「200円入れてけれ」という録音音声がスピーカーから流れてきます。
200円を料金投入口に入れてパンフレットを一枚手にとって中へ。
まず最初に僕を出迎えてくれたのはハーブの見本園。約70種のハーブが植栽されており、
1種ごとに説明書きの付いた立て札が置いてあるため、非常に勉強になります。
例えばマシュマロウというハーブの根の粉末を水で溶いたゼリー状のものがマシュマロで元来、喉の痛みを和らげる効果を持っていたとか(今は作り方が全く違う)、
カーネーションという言葉は中世の頃ピンクという意味だった、などなどトリビアっぽい知らなくてもいい知識を色々と手に入れることが出来ます。
ハーブの見本園の先には4つのドームからなるグラスハウスが。
一つ目のドームにはスパイスの歴史や資料が展示してあり、実際に作ることも体験できる「スパイス工房」があります。
少しだけ作ってみましたが、ちょっと「エリーのアトリエ」気分。
二つ目のドームにはハーブや熱帯果実が楽しめる「香りの温室」が。
下の写真にある枝からぶら下がるダチュラ(朝鮮アサガオ)の花にはちょっと感動。
三つ目のドームにはハーブのある家庭が紹介されている「ハーブの家」が。
ここにはハーブのある生活風景ということで、とあるヨーロッパの一家庭の風景が見られるんですが、その写真がこちら。
ゲームの特別版特典であるイラストBOOKを見た方はご存知でしょうが、これらの部屋が3人娘の部屋やキッチンなどのモデルになっているようです。
あのベッドでアヤナたんと……(;´Д`)ハァハァ
そして、四つ目のドームにはハーブティーを飲んで一息落ち着くことが出来る「カフェ」があります。
グラスハウスを出て、林の中に出来た小路を抜けると、そこにはラベンダー園が。
また、更にその先には青系のハーブが揃った「ブルーガーデン園」や「ワイルドフラワー園」などの庭園がありますが、
行った時期が微妙な時期だっただけに全体的に緑が多く、ラベンダーの紫もちょっと薄かったかなと。
その先には一息できる滝のレストが。
こんなところで紅茶でも飲みながらスイたんと絵本でも読んでみたいものです。
とりあえず現状の自分では妄想でスイたんハァハァしながらコーラ飲むのが精一杯ですた。
滝のレストで一息ついてからしばらく歩くと「風の丘・芝生広場」に。
なんとなく青空教室を思い起こさせるような芝生が広がる広野で、思わずその場で寝っころがって昼寝でもしたいなぁというような気分に。
でも横にコハルたんがいなきゃ意味がないので辞退させていただきました。
「風の丘・芝生広場」を出て少し歩くと、ハーブ園出口へ。もちろん特にお見送りがあるわけでもなくそのままハーブ園の外へ。ちょっと寂しい。
出口を出たところにあるロープウェー乗り場には小さ目のお土産コーナーがあり、そこでは一人ポツンと女の子がレジに立っていました。
儚げな物売り少女というややツバキたんちっくなおにゃのこの存在に、一瞬、なんかお土産買って帰ろうかと思いましたが、
男一人でハーブ園という設定になんとなく同情されるのが怖くて逃げるようにロープウェーに乗り込みました。同情するならょぅι゙ょくれ!(古い上に変態です)
とまぁこんな感じで布引ハーブ園を見ていきましたが、だいたい頭からここまでゆっくり写真も取りながらで2時間ほどかかったでしょうか。
普通に見て歩けば30分から1時間ぐらいで見終わることが出来るんじゃないかと。
さて、布引ハーブ園の感想ですがこういっちゃあなんですが意外と面白かったです。
ただ、それはやはり「こもれび」の舞台となった場所という意識があってのもので、何の感慨もないとちょっと観光として訪れるのにはキツイかも。
それでも少しでも雑学に興味がある人にとっては何かしら興味を引くような物が見つかるはずだと思います。
ハーブに関する資料だけはホントに揃っているので。ここで興味を持ってアロマテラピーに挑戦するというのもいいんじゃないですかね。
それにいつも部屋の中でイジイジとPCばっか触ってる人にはこの緑の大自然というものはなかなか新鮮だと思いますよ。
もちろん「こもれび」が好きな人なら行ってみて損はしないはず。神戸に立ち寄った際には立ち寄ってみることをオススメします。
男一人とか男だらけとかで訪れるのはちょっとツライけどね!
ちなみに客層についてはオバちゃんの2〜3人グループ、外国人観光客、家族連れ、カップル、写真愛好家のオジサン連中といったところがほとんどで、
3人とも性格が全く違う三つ子や、それを世話するお姉さんなどは絶対にいないので探すだけ無駄です。
なお、そんな客層である為、20代半ばの好青年(と自分で錯覚している)がデジカメ片手にフラフラしてる姿はかなり場違いだったかと。
あぁ、それにしてもこういう場所を手でもつなぎながら一緒に歩くことが出来るおにゃのこが欲しい(会長のAAで)。
最後に上に挙げた写真以外でちょっと「こもれび」っぽいなと思った写真をいくつか挙げてレポを終了にしたいと思います。