ステイゴールド産駒の好走パターン分析

 

このページではステイゴールド産駒の成績傾向を色々な視点で解析するページです。
「どうせ馬券を買うのなら好きなステイゴールド産駒の馬券を買いたい。でも全部買ってるとお金無くなっちゃうし、なんとか走る馬だけを買うようには出来ないか」と考えた末に、
「それじゃあ産駒がどんな条件だと好成績を残すか調べることにしよう」となったのがこのページを作るきっかけでした。
とは言っても、ただ単に「勝率や連対率が一番いい」だけではダメで、
そこにはオッズとの兼ね合いもあり、一番回収率がいい条件を探る必要があると思います。
なので、ここでは各条件ごとに勝率、連対率、複勝率の他に単勝の回収率(以下、単回収)、複勝の回収率(以下、複回収)を出して分析を行うようにします。
あくまでも「儲かりやすい条件」を探すだけで、必ず儲かるというわけではないのですが、ステイゴールド好きな人達の馬券作戦の参考程度になれば幸いです。

なお、集計期間は2011年1月1日〜2013年12月31日までとしています。
データ自体はいくらでも過去に遡れるのですが、馬場傾向が年々変化していくと共に成績も影響を受けますので、できるだけ直近の数字に絞りたいと思います。
また、牡馬にはセン馬も含まれています。

 

1.馬場ごとの成績

条件 1着 2着 3着 4着 5着 着外 合計 勝率 連対率 複勝率 単回収 複回収
179 165 149 139 156 1217 2005 8.9% 17.2% 24.6% 88 82
ダート 33 31 42 33 25 363 527 6.3% 12.1% 20.1% 54 71
障害 8 7 7 6 3 52 83 9.6% 18.1% 26.5% 55 62
合計 220 203 198 178 184 1632 2615 8.4% 16.2% 23.7% 80 79

芝、ダート、障害で馬場ごとの成績を出しています。
もう既に知られわたっているように芝コースの方が圧倒的に成績が良いです。
基本的な馬券作戦としてはダートでのレースで馬券を買うのは控えた方が良いのではないかと思われます。(当然、例外はありますが)
逆に言うと、芝のレースだけ買い続けただけでも単回収88というのはかなり良い数字だと思いますので、芝のレースであれば積極的に狙っていって良いと思います。
ちなみに芝の1600以上に限れば単回収95、芝2000以上に限れば単回収101という数字を残していますので、
これだけでも十分馬券作戦がある程度、確立できるかと思います。

 

2.性別ごとの成績

条件 1着 2着 3着 4着 5着 着外 合計 勝率 連対率 複勝率 単回収 複回収
牡馬 178 154 158 135 129 1035 1789 9.9% 18.6% 27.4% 77 86
牝馬 42 49 40 43 55 597 826 5.1% 11.0% 15.9% 86 63
合計 220 203 198 178 184 1632 2615 8.4% 16.2% 23.7% 80 79

確実性という点ではやはりというかイメージ通り牡馬の方がいいです。
牝馬の単回収が良いのは人気薄での激走が牝馬に多く見られた点が影響しているのだと思います。
そういう意味では牝馬を全てオミットするというようなことをしてしまうと、美味しい馬券を逃してしまうことにもなるので注意が必要となります。
馬券作戦の上では大きく張るのは牡馬、小金で遊ぶのなら牝馬という形になるかと。

 

3.性齢ごとの成績

条件 1着 2着 3着 4着 5着 着外 合計 勝率 連対率 複勝率 単回収 複回収
牡2 18 27 13 13 23 128 222 8.1% 20.3% 26.1% 63 105
牝2 11 15 11 16 15 129 197 5.6% 13.2% 18.8% 39 62
牡3 84 49 66 62 48 395 704 11.9% 18.9% 28.3% 82 83
牝3 21 16 18 18 25 285 383 5.5% 9.7% 14.4% 137 71
牡4 42 44 43 35 31 191 386 10.9% 22.3% 33.4% 86 87
牝4 5 7 4 2 7 58 83 6.0% 14.5% 19.3% 43 53
牡5 25 21 22 14 16 181 279 9.0% 16.5% 24.4% 63 70
牝5 4 4 5 2 4 55 74 5.4% 10.8% 17.6% 83 60
牡6 2 7 7 8 5 62 91 2.2% 9.9% 17.6% 139 113
牝6 1 3 2 3 4 32 45 2.2% 8.9% 13.3% 35 66
牡7〜 7 6 7 3 6 78 107 6.5% 12.1% 18.7% 32 87
牝7〜 0 4 0 2 0 38 44 0.0% 9.1% 9.1% 0 28
合計 220 203 198 178 184 1632 2615 8.4% 16.2% 23.7% 80 79

性別だけでなく年齢も合わせて区分けをしています。
やはり馬が最も充実する牡3〜牡4あたりの馬が好成績を上げているようです。続いて牡2、牡5あたりでしょうか。
回収率で言えば牡6が一番良いのですが、勝率、連対率はそんなに良くないので狙いどころを間違えると痛い目にあうかも。

 

4.平場・特別ごとの成績

条件 1着 2着 3着 4着 5着 着外 合計 勝率 連対率 複勝率 単回収 複回収
平場 129 117 129 118 115 1100 1708 7.6% 14.4% 22.0% 81 77
特別 91 86 69 60 69 532 907 10.0% 19.5% 27.1% 79 83
合計 220 203 198 178 184 1632 2615 8.4% 16.2% 23.7% 80 79

回収率で言えばどちらもそんなに変わりありませんが、 勝率や連対率は特別戦の方が成績が良いです。
相手が強くなる特別戦の方が成績が良いというのは心強いですね。

 

5.クラスごとの成績

条件 1着 2着 3着 4着 5着 着外 合計 勝率 連対率 複勝率 単回収 複回収
新馬 10 23 20 11 19 128 211 4.7% 15.6% 25.1% 39 86
未勝利 75 55 58 64 65 609 926 8.1% 14.0% 20.3% 96 74
500万下 49 51 62 55 45 470 732 6.7% 13.7% 22.1% 62 74
1000万下 31 35 26 16 20 152 280 11.1% 23.6% 32.9% 95 94
1600万下 15 17 14 15 12 96 169 8.9% 18.9% 27.2% 63 83
OP 6 8 12 5 4 64 99 6.1% 14.1% 26.3% 98 117
G3 7 7 3 6 9 55 87 8.0% 16.1% 19.5% 63 63
G2 14 3 1 2 5 28 53 26.4% 32.1% 34.0% 173 71
G1 13 4 2 4 5 30 58 22.4% 29.3% 32.8% 106 74
合計 220 203 198 178 184 1632 2615 8.4% 16.2% 23.7% 80 79

最も数字が良いのがG2で、次がG1という異様な成績となっているのがステイゴールド産駒の素晴らしいところです。
高額条件になったからといってあまり狙いを下げることはありませんが、重賞に限ると二桁人気のような勝ち目の無い馬は買い目から外した方が率は上がります。
条件戦だと未勝利や1000万下が狙い目で、新馬戦はあまりオススメしません。

 

6.馬場状態ごとの成績

条件 1着 2着 3着 4着 5着 着外 合計 勝率 連対率 複勝率 単回収 複回収
173 158 155 138 149 1266 2039 8.5% 16.2% 23.8% 80 79
やや重 20 24 23 19 20 209 315 6.3% 14.0% 21.3% 73 72
16 12 9 15 10 95 157 10.2% 17.8% 23.6% 103 80
不良 11 9 11 6 5 62 104 10.6% 19.2% 29.8% 71 96
合計 220 203 198 178 184 1632 2615 8.4% 16.2% 23.7% 80 79

数字からも重馬場や不良馬場になっても成績が落ちていないことが分かります。
かと言って両馬場が良くないということもありませんので、天候に関係なく手を出せるということが見て取れるかと。
他の馬で雨が苦手な馬がいれば有利という感じでしょうか。数字が跳ね上がってるわけでもないので馬場状態で馬券作戦を変えるところまではしない方が良いかと。

 

7.枠順ごとの成績

条件 1着 2着 3着 4着 5着 着外 合計 勝率 連対率 複勝率 単回収 複回収
1枠 23 23 17 13 19 177 272 8.5% 16.9% 23.2% 41 72
2枠 26 23 22 23 23 174 291 8.9% 16.8% 24.4% 80 70
3枠 28 17 21 28 27 180 301 9.3% 15.0% 21.9% 70 72
4枠 24 21 25 18 16 201 305 7.9% 14.8% 23.0% 137 118
5枠 22 39 23 21 22 207 334 6.6% 18.3% 25.1% 73 80
6枠 34 21 28 27 25 206 341 10.0% 16.1% 24.3% 71 66
7枠 32 28 38 26 30 237 391 8.2% 15.3% 25.1% 86 85
8枠 31 31 24 22 22 250 380 8.2% 16.3% 22.6% 79 69
合計 220 203 198 178 184 1632 2615 8.4% 16.2% 23.7% 80 79

思ったよりも内枠に偏っているわけではないようです。むしろ回収率で見ると1枠が最低の数字となっています。
ここからは外枠になったからといってそんな悲観することは無いというようなことが言えるかと。
ただ、これは走るコースごとに統計を取ってみるとまた別の傾向が出てきそうではありますが……。
あくまでも参考程度にということで。

 

8.馬体重ごとの成績

条件 1着 2着 3着 4着 5着 着外 合計 勝率 連対率 複勝率 単回収 複回収
〜400kg 3 4 0 4 3 72 86 3.5% 8.1% 8.1% 87 39
401kg〜420kg 9 9 9 12 12 134 185 4.9% 9.7% 14.6% 95 75
421kg〜440kg 28 25 25 33 31 293 435 6.4% 12.2% 17.9% 85 73
441kg〜460kg 69 57 65 49 61 429 730 9.5% 17.3% 26.2% 74 79
461kg〜480kg 60 62 56 54 49 424 705 8.5% 17.3% 25.2% 76 85
481kg〜500kg 32 33 32 18 22 209 346 9.2% 18.8% 28.0% 60 75
501kg〜 19 13 11 8 6 71 128 14.8% 25.0% 33.6% 154 110
合計 220 203 198 178 184 1632 2615 8.4% 16.2% 23.7% 80 79

これも参考程度という形で馬体重ごとの成績を出していますが、あまり差が出ておらずただ単に産駒の馬体重分布図みたいになってしまっています。
ただ一つだけ、小柄な馬が多いステイゴールド産駒の中で、500キロを越す大型馬の成績が割りと良くなっています。
ゴールドシップとオーヴァージョイドだけで稼いでるという点もありますが、それ以外にもちょこちょこ走っていますので一応。

 

9.オッズごとの成績

条件 1着 2着 3着 4着 5着 着外 合計 勝率 連対率 複勝率 単回収 複回収
1.0倍〜2.9倍 51 26 15 13 13 19 137 37.2% 56.2% 67.2% 74 79
3.0倍〜4.9倍 53 47 27 21 29 62 239 22.2% 41.8% 53.1% 86 84
5.0倍〜9.9倍 64 66 58 44 46 176 454 14.1% 28.6% 41.4% 96 91
10.0倍〜19.9倍 29 34 53 44 36 290 486 6.0% 13.0% 23.9% 81 84
20.0倍〜29.9倍 13 12 18 17 23 153 236 5.5% 10.6% 18.2% 130 94
30.0倍〜49.9倍 4 11 14 24 10 236 299 1.3% 5.0% 9.7% 53 80
50.0倍〜99.9倍 5 6 9 8 20 297 345 1.4% 3.2% 5.8% 94 85
100.0倍〜 1 1 4 7 7 399 419 0.2% 0.5% 1.4% 41 43
合計 220 203 198 178 184 1632 2615 8.4% 16.2% 23.7% 80 79

オッズごとの成績ですが、当然勝率や連対率は人気がある馬の方が走るに決まっているため高くなります。
ここで注目したいのは回収率で、この数値が高いところを馬券では狙うようにしていきたいです。
見ていくと、3倍未満では単回収が74と低く、積極的に狙いに行く理由はありません。(これはステイゴールド産駒に限らず競馬というギャンブルに対して言えることですが)
3倍から4.9倍になると多少上がり、5倍〜9.9倍でようやく単回収が96になってトントンというところです。
20倍〜29.9倍も単回収が良いですが、20回に1回しか当たらないので馬券を買ってる間に心が折れてしまうかもしれません(笑)
なので、狙い目としては単勝が5倍以上ついて後述するコース条件に合うような馬を狙い打つような形が良いと思います。

 

10.コースごとの成績

ここからがこのページのメインになるのですが(ここまではステイゴールド産駒の傾向に関する前知識)、
各競馬場の距離別にステイゴールド産駒の成績をリストアップしています。
今の競馬はとにかくコース相性が大事ですので、基本的にはここで好成績を残しているコースに出てくるステイゴールド産駒を狙い打つようにしましょう。

 

札幌競馬場

条件 1着 2着 3着 4着 5着 着外 合計 勝率 連対率 複勝率 単回収 複回収
芝1000 出走なし
芝1200 0 0 1 0 1 4 6 0.0% 0.0% 16.7% 0 115
芝1500 0 0 0 0 0 3 3 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
芝1800 2 3 3 3 6 15 32 6.3% 15.6% 25.0% 11 35
芝2000 2 3 1 2 2 6 16 12.5% 31.3% 37.5% 34 117
芝2600 1 1 0 1 1 6 10 10.0% 20.0% 20.0% 94 39
ダ1000 0 0 0 0 0 1 1 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
ダ1700 1 1 1 1 0 6 10 10.0% 20.0% 30.0% 44 66
ダ2400 1 0 0 0 0 0 1 100.0% 100.0% 100.0% 400 190
合計 7 8 6 7 10 41 79 8.9% 19.0% 26.6% 34 62

2013年が改修工事のため開催なしなので、サンプル数が若干少なめです。
芝2000の連対率、複勝率が優秀なので狙うとしたらここでしょうか。
人気で飛んでいる馬も結構いて、ちょっと馬券を買うのが難しい印象があります。

  

函館競馬場

条件 1着 2着 3着 4着 5着 着外 合計 勝率 連対率 複勝率 単回収 複回収
芝1000 出走なし
芝1200 3 2 1 3 3 11 23 13.0% 21.7% 26.1% 86 89
芝1800 4 4 0 3 1 13 25 16.0% 32.0% 32.0% 84 56
芝2000 2 1 4 2 5 20 34 5.9% 8.8% 20.6% 24 42
芝2600 1 2 2 1 4 6 16 6.3% 18.8% 31.3% 10 68
ダ1000 1 1 1 1 0 5 9 11.1% 22.2% 33.3% 58 82
ダ1700 2 3 1 2 1 14 23 8.7% 21.7% 26.1% 26 78
ダ2400 0 0 0 0 0 3 3 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
合計 13 13 9 12 14 72 133 9.8% 19.5% 26.3% 46 64

2013年のレッドリヴェールの札幌2歳S(レースが行われたのは函館競馬場)の活躍もあり、芝1800の成績が良いです。
4番人気以内の馬に限れば単回収190という数字を残していますので、ある程度人気している馬であれば買いと言えるでしょう。
いかにも合いそうな芝2000、芝2600の回収率が良くないのが意外です。
内訳を見るとこちらも人気馬だけは来て、人気薄は全く来ないという状況ですので馬券作戦の上ではあまり旨みの無いコースともいえます。
逆に意外と良いのが芝1200。7番人気以内の馬だけに限れば単回収125、複回収128の数字を残していますので、こちらはぜひとも狙っていきたいところです。
ただし、来ているのは未勝利戦が多いので、あまり高条件のレースでは手を出すべきではないかと。

  

福島競馬場

条件 1着 2着 3着 4着 5着 着外 合計 勝率 連対率 複勝率 単回収 複回収
芝1000 出走なし
芝1200 0 1 0 1 0 14 16 0.0% 6.3% 6.3% 0 10
芝1700 出走なし
芝1800 4 2 3 3 2 32 46 8.7% 13.0% 19.6% 98 62
芝2000 5 1 1 2 5 26 40 12.5% 15.0% 17.5% 82 37
芝2600 4 3 1 2 1 10 21 19.0% 33.3% 38.1% 114 82
ダ1000 出走なし
ダ1150 1 0 1 0 1 4 7 14.3% 14.3% 28.6% 64 51
ダ1700 0 2 3 0 0 15 20 0.0% 10.0% 25.0% 0 72
ダ2400 0 0 0 1 0 1 2 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
障害 0 0 0 0 0 2 2 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
合計 14 9 9 9 9 104 154 9.1% 14.9% 20.8% 69 52

芝2600での好成績が目立ちます。特に6番人気以内の馬は、勝率36.4%、連対率63.6%、複勝率72.7%、単回収219、複回収158という好成績。出走してきた場合は必ず買いましょう。
芝1800は9番人気以内の馬に限れば単回収151なので、ラジオNIKKEI賞のケイアイチョウサンのように勝ち目のありそうな馬は狙っても良いかもしれません。
また、芝2000についても5番人気以内の馬であれば単回収206ですので、こちらも十分狙い目です。

 

新潟競馬場

条件 1着 2着 3着 4着 5着 着外 合計 勝率 連対率 複勝率 単回収 複回収
芝1000 0 0 0 1 0 12 13 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
芝1200 0 0 0 0 0 6 6 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
芝1400 0 1 1 0 2 12 16 0.0% 6.3% 12.5% 0 28
芝1600 1 1 3 2 4 36 47 2.1% 4.3% 10.6% 18 85
芝1800 2 6 6 7 5 34 60 3.3% 13.3% 23.3% 65 115
芝2000(内) 1 3 1 4 4 13 26 3.8% 15.4% 19.2% 232 76
芝2000(外) 3 5 5 7 4 23 47 6.4% 17.0% 27.7% 22 88
芝2200 2 3 2 0 1 13 21 9.5% 23.8% 33.3% 49 54
芝2400 5 2 1 3 1 11 23 21.7% 30.4% 34.8% 194 69
ダ1200 0 0 0 1 0 13 14 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
ダ1700 0 0 0 0 0 1 1 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
ダ1800 4 3 2 2 3 23 37 10.8% 18.9% 24.3% 109 59
ダ2500 0 0 0 0 0 1 1 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
障害 0 0 0 1 1 7 9 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
合計 18 24 21 28 25 205 321 5.6% 13.1% 19.6% 66 70

オススメは全馬買っても単回収194の芝2400。8番人気以内であれば、単回収298までいくので単勝勝負でいきたいところ。
内回りの芝2000の回収率が良いですが、2011年のマイネオーチャードの未勝利勝ち(単勝6,050円)一発で上がっているだけで、それ以外は0勝です。
芝2200に関しては、5番人気以内の馬に限れば勝率22.2%、連対率55.6%、複勝率77.8%、単回収115、複回収126なので人気次第なら狙っても。
ダート1800は単勝勝負であればまずまずですが、そんなに積極的に狙いに行くほどでも……。

 

東京競馬場

条件 1着 2着 3着 4着 5着 着外 合計 勝率 連対率 複勝率 単回収 複回収
芝1400 1 1 0 0 0 21 23 4.3% 8.7% 8.7% 196 65
芝1600 6 7 7 4 5 33 62 9.7% 21.0% 32.3% 392 211
芝1800 6 3 7 1 2 64 83 7.2% 10.8% 19.3% 40 80
芝2000 9 8 2 3 10 44 76 11.8% 22.4% 25.0% 173 79
芝2300 0 1 2 1 1 1 6 0.0% 16.7% 50.0% 0 106
芝2400 6 7 7 7 5 36 68 8.8% 19.1% 29.4% 72 75
芝2500 0 0 0 0 1 1 2 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
芝3400 0 0 0 0 0 1 1 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
ダ1300 1 0 0 0 0 6 7 14.3% 14.3% 14.3% 75 22
ダ1400 0 0 0 0 0 18 18 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
ダ1600 2 1 2 3 1 22 31 6.5% 9.7% 16.1% 17 108
ダ2100 2 3 2 1 3 18 29 6.9% 17.2% 24.1% 127 90
ダ2400 出走なし
障害 1 2 0 0 1 12 16 6.3% 18.8% 18.8% 86 43
合計 34 33 29 20 29 277 422 8.1% 15.9% 22.7% 133 94

根幹距離の成績が目立つ東京競馬場ですが、その中でも芝2000の成績は大変優秀。
9番人気以内であれば、勝率14.5%、連対率27.4%、複勝率30.6%、単回収212、複回収97という数字なのでぜひとも単勝・馬連で勝負したいところ。
芝1600はとにかく人気の無い馬の激走が目立つコースで、全く勝ち目のなさそうな馬でも勝ちきってしまうことがあります。(メイショウモーレンの未勝利勝ちは単勝174倍)
芝2400も悪くないですが、勝率が良くないせいか買い方が難しいです。
他ではダート2100も7番人気以内の馬であれば、単回収217を残しており悪くありません。
芝1400は人気薄1頭の激走だけで単回収が上がっているだけで、全体的には良くないです。

 

中山競馬場

条件 1着 2着 3着 4着 5着 着外 合計 勝率 連対率 複勝率 単回収 複回収
芝1200 0 0 0 0 0 11 11 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
芝1600 4 7 5 5 2 49 72 5.6% 15.3% 22.2% 28 72
芝1800 3 2 3 4 4 23 39 7.7% 12.8% 20.5% 31 43
芝2000 6 6 3 8 9 56 88 6.8% 13.6% 17.0% 115 65
芝2200 7 3 3 3 3 29 48 14.6% 20.8% 27.1% 139 120
芝2500 10 5 4 1 4 18 42 23.8% 35.7% 45.2% 107 140
芝3600 0 0 0 0 0 1 1 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
ダ1200 0 0 0 0 1 21 22 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
ダ1800 4 5 6 2 3 39 59 6.8% 15.3% 25.4% 57 64
ダ2400 0 0 1 0 1 3 5 0.0% 0.0% 20.0% 0 74
ダ2500 0 0 0 0 0 1 1 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
障害 2 1 1 1 1 13 19 10.5% 15.8% 21.1% 35 61
合計 36 29 26 24 28 264 407 8.8% 16.0% 22.4% 70 72

もはやある程度の競馬ファンであれば周知の事実となっているステイゴールド産駒の中山芝2500での強さですが、
出走した馬全てを集計しても複勝率45.2%という驚異的な数字を残しています。
問題はレース数が少ないため、1レースに産駒が2頭、3頭とまとめて出てくるケースが多く、取捨選択を間違えると儲けを取り逃すことになることになりがちです。
来る馬の傾向を見ると牡馬、3歳〜4歳、10番人気以内という当たりが目立ちますが、これでもあまり絞りきれないと思うので単勝勝負であれば出ている馬全て買ってしまってもいいかもしれません。
芝2200は6番人気以内に限れば勝率22.6%、連対率32.3%、複勝率38.7%、単回収216、複回収98の好成績でこれも狙い目。

 

中京競馬場

条件 1着 2着 3着 4着 5着 着外 合計 勝率 連対率 複勝率 単回収 複回収
芝1200 0 0 0 0 1 3 4 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
芝1400 3 0 0 3 0 11 17 17.6% 17.6% 17.6% 139 41
芝1600 2 0 2 1 2 10 17 11.8% 11.8% 23.5% 85 47
芝2000 5 5 4 3 4 35 56 8.9% 17.9% 25.0% 188 98
芝2200 1 3 3 3 0 16 26 3.8% 15.4% 26.9% 48 145
ダ1200 0 0 1 0 0 2 3 0.0% 0.0% 33.3% 0 306
ダ1400 2 2 1 0 0 4 9 22.2% 44.4% 55.6% 128 156
ダ1800 0 2 1 2 1 6 12 0.0% 16.7% 25.0% 0 42
ダ1900 0 1 1 0 0 2 4 0.0% 25.0% 50.0% 0 612
ダ2500 出走なし
障害 0 0 0 0 0 1 1 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
合計 13 13 13 12 8 90 149 8.7% 17.4% 26.2% 112 107

全競馬場の中で唯一、出走馬全て買っても単勝、複勝どちらも儲けが出るという素晴らしい競馬場。ただし、良績がバラついていて買い方が難しい。
芝2000は勝率こそ低いものの、穴馬の激走があり回収率自体は悪くないので単勝で遊ぶ程度なら面白いかも。
ダート1400は好成績だがサンプルが少なく、あまり飛びつくのも……。

 

京都競馬場

条件 1着 2着 3着 4着 5着 着外 合計 勝率 連対率 複勝率 単回収 複回収
芝1200 1 1 0 0 1 8 11 9.1% 18.2% 18.2% 76 144
芝1400(内) 0 0 5 0 1 6 12 0.0% 0.0% 41.7% 0 126
芝1400(外) 1 1 1 1 1 13 18 5.6% 11.1% 16.7% 37 77
芝1600(内) 2 3 2 4 2 26 39 5.1% 12.8% 17.9% 12 36
芝1600(外) 2 3 1 0 0 11 17 11.8% 29.4% 35.3% 58 115
芝1800 2 1 8 2 4 24 41 4.9% 7.3% 26.8% 84 141
芝2000 11 7 4 5 4 32 63 17.5% 28.6% 34.9% 115 74
芝2200 2 2 3 4 1 18 30 6.7% 13.3% 23.3% 64 86
芝2400 1 1 3 2 2 14 23 4.3% 8.7% 21.7% 27 49
芝3000 2 0 0 0 1 2 5 40.0% 40.0% 40.0% 56 44
芝3200 1 0 0 0 1 4 6 16.7% 16.7% 16.7% 103 50
ダ1200 1 1 0 0 0 10 12 8.3% 16.7% 16.7% 53 97
ダ1400 4 1 1 3 2 10 21 19.0% 23.8% 28.6% 161 95
ダ1800 1 1 5 4 1 32 44 2.3% 4.5% 15.9% 8 33
ダ1900 0 0 3 0 1 5 9 0.0% 0.0% 33.3% 0 132
障害 2 3 6 2 0 10 23 8.7% 21.7% 47.8% 57 111
合計 33 25 42 27 22 225 374 8.8% 15.5% 26.7% 61 82

直線の短い内回りコースである芝2000での好成績が目立ちます。5番人気以内の馬に限れば勝率31.0%、連対率48.3%ですので単勝・馬連で勝負しましょう。
あまり良さそうに見えない京都1600外回りですが、7番人気以内に限れば勝率22.2%、連対率55.6%、複勝率66.7%、単回収111、複回収218の好成績。
芝1800と芝2200も人気上位馬(5番人気以内)に限ればそんなに数字は悪くありません。
また数字を見るとダート1400が良さそうですが、セイカプリコーンが一頭で頑張っているだけなのであまり数字を鵜呑みにしない方が良いかと思われます。

 

阪神競馬場

条件 1着 2着 3着 4着 5着 着外 合計 勝率 連対率 複勝率 単回収 複回収
芝1200 0 0 0 1 0 5 6 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
芝1400 1 1 5 2 3 19 31 3.2% 6.5% 22.6% 19 80
芝1600 6 9 1 2 2 27 47 12.8% 31.9% 34.0% 236 137
芝1800 2 4 3 4 5 30 48 4.2% 12.5% 18.8% 12 40
芝2000 7 15 4 4 7 23 60 11.7% 36.7% 43.3% 108 118
芝2200 3 0 2 2 1 10 18 16.7% 16.7% 27.8% 53 60
芝2400 5 1 5 2 0 14 27 18.5% 22.2% 40.7% 151 226
芝3000 1 1 0 0 0 0 2 50.0% 100.0% 100.0% 55 105
ダ1200 0 0 0 0 0 9 9 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
ダ1400 1 0 4 4 0 17 26 3.8% 3.8% 19.2% 14 39
ダ1800 1 2 3 2 6 25 39 2.6% 7.7% 15.4% 12 87
ダ2000 0 1 0 0 0 0 1 0.0% 100.0% 100.0% 0 260
障害 2 1 0 1 0 7 11 18.2% 27.3% 27.3% 62 53
合計 29 35 27 24 24 186 325 8.9% 19.7% 28.0% 78 94

ここも根幹距離での成績が目立ちます。芝1600、芝2000、芝2400は全馬ベタ買いでも儲けが出るオススメコース。
芝1600、芝2400に関しては特に問題ありませんが、芝2000は7番人気以内に絞った方がより戦跡が安定します。
宝塚記念の強さで知られる芝2200は人気馬以外での激走が少ないため馬券的な妙味はあまり無いかも。

 

小倉競馬場

条件 1着 2着 3着 4着 5着 着外 合計 勝率 連対率 複勝率 単回収 複回収
芝1200 2 1 1 0 3 42 49 4.1% 6.1% 8.2% 14 24
芝1700 0 0 0 0 0 2 2 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
芝1800 5 6 2 5 3 31 52 9.6% 21.2% 25.0% 50 60
芝2000 11 5 8 4 5 52 85 12.9% 18.8% 28.2% 94 74
芝2600 0 1 3 1 4 15 24 0.0% 4.2% 16.7% 0 57
ダ1000 1 0 0 1 0 5 7 14.3% 14.3% 14.3% 935 208
ダ1700 3 1 2 3 0 18 27 11.1% 14.8% 22.2% 45 91
ダ2400 0 0 0 0 0 3 3 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
障害 1 0 0 1 0 0 2 50.0% 50.0% 50.0% 275 90
合計 23 14 16 15 15 168 251 9.2% 14.7% 21.1% 78 64

今一つパッとしない数字が並びますが、芝2000に関しては9番人気以内に絞れば
勝率20.0%、連対率27.3%、複勝率41.8%、単回収146、複回収88のまずまずの数字で単勝であれば勝負する価値があります。

 

結論:どのステイゴールド産駒を買えば良いのか?

ここまでの分析結果を踏まえて、オススメする条件を箇条書きしていきたいと思います。

■コースは以下のうちのどれか。
 ・札幌 芝2000
 ・函館 芝1200(7番人気以内)、芝1800(4番人気以内)
 ・福島 芝1800(9番人気以内)、芝2000(5番人気以内)、芝2600
 ・新潟 芝2200(5番人気以内)、芝2400
 ・東京 芝1600、芝2000(9番人気以内)、ダ2100(7番人気以内)
 ・中山 芝2200(6番人気以内)、芝2500(10番人気以内)
 ・中京 芝2000
 ・京都 芝1600(外)(7番人気以内)、芝1800(5番人気以内)、芝2000(5番人気以内)、芝2200(5番人気以内)
 ・阪神 芝1600、芝2000(7番人気以内)、芝2400
 ・小倉 芝2000(9番人気以内)

■性齢は牡2〜牡6、牝3

■新馬戦以外のレース

■単勝オッズが5倍以上つく

以上の条件を満たすステイゴールド産駒を買い続ければある程度馬券で損はしなくて済むようになるのではないかと予測します。
(※あくまでも予測なので、馬券の購入は自己責任でお願いします)

と言っても予測だけでは無責任なので、実践編として実際に2014年1月5日以降の競馬でどの程度効果があるのかは今後見ていきたいと思います。
以下のページに随時、結果を更新していくつもりですので、興味のある方はご覧ください。

ステイゴールド産駒の馬券作戦(実践編)

 

もしこのページを見ていて「それはおかしい」や「いや、もっとこういう解析を行うべき」と言うような意見があれば、
メールか、もしくはTwitter宛にメッセージいただけると嬉しいです。(感想とかでも嬉しいです)

 

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