蒼天恋歌
第一話 緋色ってつまり何色? |
最初に言っておくが、これはオス、リュミの一生やってろストーリー。単に二人がイチャイチャふにふにしている話である。ホニョホニョふかふかでも可。←徐々に意味不明。 「おっと」がすっっ!→NG。オスカーの勢いなら、危うくどころか絶対蹴り飛ばしていると思う。 謝るリュミにイラつくオスカー。一場面の会話でリュミの「すみません」4回。そりゃイラつく。 なにげに作者、{肩を強引に引かれるリュミ}という描写をしたが、つまりは肩を抱かれている訳で。いつツッコミが入るかと、内心ビクビクしていた。 リュミが寝込んだまま目を覚まさないのは、実はマルセルの『鉢植え』のせいだったりして。え?不可抗力?じゃあ、リュミが目を覚まさないと確認してから、ルヴァが撤去したんだろうか。 「病床に鉢植えは良くありませんからねー」「ルヴァ様、そんなあ!!」 しかし、寝込んだのがリュミだから良かったが、もしこれがゼフェルやランディあたりだったら、絶対にまる二日くらい気付かれない。←寝汚いのは日常茶飯事。 |
第二話 遥かな星の、座標はいまだ不明。 |
出ましたお子ちゃま三人組。基本的にお子ちゃまは興味の範疇外のはずなのだが、こいつらの会話シーンは書いててとても楽しかった。ランディの「いつもおげんき」っぷりも披露できて、大変有意義でございました。 ルヴァ様の書斎。守護聖同士なら不法侵入も可?>オリヴィー。 「何か知っているなら、いくらあいつでも陛下に報告するでしょうよ」→他が考えているよりも、オリヴィーの方がオスカーよりずっと常識家らしい。でも予想、大ハズレ。まあ、ちょっとは当たってたか? うなされてオスカーの名を呟くリュミ。そのリュミにずっと付き添うオスカー。……はっきり言って、なんだかもうこの二人の関係って(自主規制)なんじゃないか? 「なぜ、おまえなんだ……!」←原因はお前だお前。(ちょっとネタばれ) あああ、髪掻きあげてるし、梳いてるしいぃぃ!!見ている方がごにょごにょ。 「そんなにリュミエールの事が心配?」「……そうだ」「違うでしょォー」 ちがくない、ちがくない、るっか的には。 「私知ってるよ。時々リュミエールがうわ言であんたの名前呼んでるの。それってつまり、あんたが関係してるって事なんじゃないの?」←考え方が、やっぱり常識家。「あんたらデキてんじゃないの?」などと突っ込まれなくて良かった。どうでもいいが、この二人の会話も書いてて楽しいぞ。 それにしても、早く調子のいい時のリュミを書きたい。 |
第三話 おいおいダイヤモンドダストだよ…死ぬよリュミその格好じゃ… |
オスカー、エキサイト。白昼夢は見るは、いやな奴に頭は下げなきゃならないは、挙げ句にどこぞの星に吹っ飛ばされ、今回の散々クン(←何でこんなの一発変換できるんだ?)に決定。 ていうか、この間からあちこちなだめにかかってるディアも災難。まさに補佐官の実力発揮といったところ。 ディアがリュミの事を「彼」と連呼するのが、かなり違和感。 「リュミエール以外の人間はすべて珍しいんじゃないのか、あんたの場合」←いや、ジュリーも珍しくないだろう。始終説教しに来てるだろうから。 「藁は、藁でしかないのだがな……」名ゼリフ。 オスカーが水晶を見て苦しんでいた時、クラヴィスからはどう見えていたのかとても気になる。 どうでもいいがクラ!大変なんだよあんたの台詞はっ!!「……」が多いんだよ……。 しかし、リュミ台詞少ない(泣)。だがここでしゃべらせてしまうと、独り言大王になってしまう。 あのクソ寒い場所で獣に遭った場合、普通はどうなるかなど、彼は考えていないらしい。 あ〜んぐり、ぱっくん。……もぐもぐ……とか……。 あまりに無防備なのも許してやってくれ。リュミだから。 毎回密かに一番悩んでるのはジュリアス。出てくるたびに悩んでいる。口許に手をあてるのは、癖か? それに比べてクラヴィス、余裕じゃん。 |
第四話 『聖』をつけりゃいいってもんじゃないけどね |
守護聖同士はサクリアで相手の生死とか、わかっちゃうんです。オスカーがリュミを見つけ出したのは別に『愛の力』じゃありません。……おそらく。 今回は、ランディ、エキサイト。しかし、その熱血ぶりもむなしく、あっさりとゼフェルがおいしいところを横からかっさらっていってしまった。 「ゼフェルが行くんですか!?」→「俺の出番がっっ!!」 しかし、一体リュミの何が、ゼフェルをここまで変えたのか。リュミって、ゼフェルの何? ……おかあさん? 「あなたが来てしまうなんて……」オスカーに危険な場所で、自分なら何とかできると思っているのだろうか。いや、実はオスカー限定の危険な場所なんだけどね。 「突っ込みたい気持ちは、しかしかろうじて押え込んだ。」←どこぞの18禁小説で見かけそうな表現ですね。ふふ、罪作りなリュミエール(撲殺)。 クラヴィス、静かに大奮闘。思えば毎回大奮闘。まあ、彼の楽師リュミエールの危機だし。これからの、彼の居場所が大変気になるところ。 聖獣の心臓。これをオスカーが取り出す様をビジュアルで想像してしまい、気分の悪くなるリュミ。しかし当初の予定では、こんなもんじゃなかった。ついでに皮まで引っぺがし、リュミに与えてやるつもりだった。当然リュミは大泣き。結局、道徳的にやばそうだとかネオロマンスにふさわしくないとか、そこまでやりきるまでにオスカーの体力がもたないだろうといった理由から、却下。 これを『鳥は食えても鳥の形をしていると食えない甘ちゃんリュミリンの偽善者的精神を叩き直す計画』とるっかは密かに名付けていた。愛あるがゆえに凶悪。 ついでに言うと、聖獣は最初、ユニコーンのように頭に一本角がついているデザインだった。しかし、今回の奥さんの方のシーンの構想が最初からあったため、これも却下。もしこのままのデザインで、今回の話の進行だったらリュミがどうなっていたかは、本文参照。オスカーの行動理由も『リュミエールのように、串刺しにされてはかなわない』になっていたに違いない。 それにしてもさむいさむい。早くあったかいところに行ってくれ!頼む!! |
第五話 タイトルというかテーマの由来は「勇●ひとつを友にして」 |
出たぞ、オリジナルキャラエオナ。彼女はなかなかいい位置にいるらしいが、もし彼女が現代の日本に生息していたとしたら、間違いなく同人女。しかもやおい作家決定。そのくらい彼女の行動は侮れない。 リュミエールに気がある?それとも実はオスカーか?実はどっちでもいいんだ。いい男だから。 読者の親近感大(笑)。 昔、音楽の授業で習った歌で、高く飛びすぎたイカロスのロウの翼が溶けてしまった、というくだりがかなりうそっこである事の決定版(爆)。 ジュリアスとクラヴィスの今回の会話は、書いてる本人が一番怖かった。一触即発でなければ彼らじゃないような気がしてしまうのはアンジェリーカーの宿命か。 「○○○」「**××」「●##……」「@@**」「*×@¥¥¥〜〜ッ!!」 ……みたいな。 今回思い出したようにリュミエールに対し軽口を叩くオスカー。 いや、忘れていたよ、彼らはあまり仲がよろしくないんでした。すまんすまん。 しかし、歌詞に対し真剣に論じあう姿は、リュミエールはともかくオスカーはかなり違和感。一度も茶化さないのがかなり不気味。 ゼフェル登場〜〜!という事で今後の展開が期待できる訳だが、やはり聖獣に乗せられてくるあたりは、この星での守護聖のステータスだったりするのだろうか。 ランディあたりなら大喜びだろうに、残念だったね。 聖獣。またの名を馬印守護聖宅配便。守護聖御用達タクシーでも可。どちらにせよ無料。 |
第六話 この場合、人ではなくて星の、だね |
今回の『独り言大王』はゼフェルに決まり。石が小さいだけに、傍から見たら、かなり怖い。この星に来てから、リュミエールに対し色々と苦労しているのに、その辺の事は全てはしょられてしまった。まさに縁の下の力持ち。 リュミエールが素直なものだから、オスカーよりも何気にいい雰囲気。お? ゼフェルもまんざらじゃなさそうだ! 火様ピーンチ! でも第二話から伏線引いてるんだよ、実は。 星間のクラヴィス……と言われてもねえ……。どこにいるんでしょうねえ、この人。無理矢理ビジュアルで表すとしたら、宇宙にゆらゆらと漂っている、という感じですか。何か、ヤバそうな人だなあ。自分だけ色々知ってたり、役目がアンテナ、というところからして、かなり電波系。 ところで、星にも思春期ってあるんすか。他の星に恋して突進したあげくに惑星衝突、とかやるのか。かなり迷惑な話じゃあないか。 星の民の心がひとつになる、というのは、もちろんエオナ達の村だけの事ではない訳で。星全体の人々が示し合わせずして『寒い、寒い、暖かくしてくれ』と願っているという事。それは……よくよく考えると、ちょっと、怖い。なるほど、聖地まで届くはずだ。 しかしこの場に来ていきなり『歌え』ときたもんだ。中でもオスカーのしつこさったら、忘年会あたりの酔っ払いのオヤジ並み。リュミエールは『できません……!』とかぶりを振っているが、カラオケとか行ってもこうなんだろうなあ。『リュミエールも何か歌えよー!!』『できません……人前でそんなこと』とか。竪琴は平気で弾くんだけどなー。 ところで、オスカー声だけ。オイシイとこはみんなゼフェル。遥か彼方の高みから、麗しい人の姿は見えていますか? あ、別に麗しい人じゃないか、すまんすまん。 しかし、なにげに訳知りっぽいオスカー。もしかして、邪神と面突き合わせてお話でもしてたんだろうか。 『もー、聞いて下さいよ守護聖さん〜』『お前も大変な出生の秘密があるんだなあ』……てか。 |
第七話 アリア……というより、水と炎のデュエット |
星の消滅よりも民の暴走よりも、何が怖いって……歌ってやがるよ、オスカー(笑)。 しかも、リュミエールはオスカーを見詰めつつ、オスカーはリュミエールの肩を後ろから抱きながら。 ビジュアルで想像してみましょうよ、ヅカどころの話じゃないっす、うすらサムいっすよ。 アドリブでここまでやっちゃうあたり、宴会芸も真っ青ですな。良くぞ書いたよ、自分(爆)。 しかし、空を見上げて泣くエオナ。初めて空と太陽を見る場合、何か、こんなもんじゃ済まないような気もする。目、つぶれなかったか? オスカーの炎で燃えちゃったり、太陽が顔を出してみたり。氷の星エアローデの地上は、大層ぬかるんだんじゃなかろうか。言わなきゃ誰も気付かないだろうと思って黙ってたけどさ。 聖獣によって地に降ろされ、意識を失ったオスカーとリュミエール。さて、ゼー君困ったぞ。 このふたつの巨体を、エオナと二人でどうやって運ぶんだ? とりあえず担ぐか。ひきずるか。どちらにせよ、50mともたないぞ。きっと、村から誰かが来るのを待っていたんだろう。 「言っとくけど、俺が小さいんじゃないからな、この二人がでかいんだからな!!」 リュミエールにオスカーのような男性を薦められ、何でだろうと首を傾げるエオナだが、この場合 「美しく、繊細な感性を持った男性と恋をして下さいね……私のような」 などとリュミエールが言った日にゃ、シャレにならんだろうが。自薦は、オスカーだから許されるんだい。 「伝えて下さい、あの素晴らしい愛の歌を」……自分で言うな、リュミエール。そして鯨波。 ルヴァ様ルヴァ様。そうでなくても落ちこんでるのに、何もそんなあっさりキッパリ追い討ちかけんでも(笑)。 しかし、うちのオスカーはよくよく散歩が好きらしい。蒼天に限らず、いつでもどこでもふらふら歩いてる気がするぞ。 リュミエールが散歩コースにいるんじゃなくて、オスカーの行動範囲が広すぎるんじゃないか?聖地全体ナワバリ(笑)。 暴走を始めたものにしか効き目のない蒼天恋歌。まるで事件にならないと動かない某機関のようですな。とすると、聖獣はさしずめそんな上層部にイライラしつつ動けないジレンマに駆られる下っ端役員といったところか。 「お前の歌った歌も」……アンタも歌ったんだよ、アンタも。 せっかくジュリー、珍しくリュミちゃんの執務室に顔を出したのに、お留守。ジュリリュミ好きの人にはクロスチョップものですな。 しかし、そんなあなたまた、人の物を勝手に(笑)。ちゃんと、ネジは巻き直しておくように。 |