黒 夢


●メンバー・・・清春・・・Vocals 人時・・・Bass

●経歴・・・91年名古屋にて結成。94年メジャーデビュー。精力的なライヴ活動を行うも、99年1月で活動停止。

●ディスコグラフィー

アルバム 「中絶」「生きていた中絶児・・・」(インディーズ)「迷える百合達」「Cruel」「Feminism」「FAKE STAR」
「DRUG TREATMENT」「CORKSCREW」「黒夢LIVE AT 新宿ロフト」
(ベストアルバム)「EMI」
シングル 「For Dear」「ICE MY LIFE」「優しい悲劇」「Miss MOONLIGHT」「BEAMS」「SEE YOU」「ピストル」「Like@ANGEL」「NITE&DAY」「Splay」「少年」「MARIA」
ビデオ 「短命の百合達」「Fake Star Circut」「LIVE AT 新宿ロフト」「LIVE OR DIE」(データがまだ不完全・・・)

※SADSのディスコグラフィー

アルバム 「SAD BLOOD ROCK‘N ROLL」「BABYLON」
シングル 「TOKYO」「SANDY」「赤裸々」「ストロベリー」「忘却の空」「NIGHTMARE」

初めてこのバンドを目にしたときは思いっきり偏見の目で見てました(^^;)なんやこいつらーB−Tのぱくりっぽいお手軽なお耽美バンドかい、と(その時はかなり音楽嗜好がかたくなだった・・・)しばらくは特に気にもとめてなかったのですが、メンバーが一人抜けて二人になってからのアルバム「Feminism」を聞いて、「おっ」と思いました。ビジュアル的にも音楽的にもすごく洗練されてて。そのあと「BEAMS」でブレイクして、初めてファッショナブルさと音楽のクオリティーの高さを両立できるバンドが出てきたな、という感じでした。その後はお化粧路線をかなぐりすてて、ますますパンクかつアグレッシブな傾向へ突き進んだことで男の子ファンも増えてきました。(実際後期のライヴは男女の比率がほぼ同じだった)そしてよりテーマ的に「少年」という面が強く打ち出されてきて、本当に男の子としては憧れるだろうなぁってスタイルでした。あたしがもし男だったらもっと清春のファンになっていたかもしれません。実質上最後のアルバムになってしまった「CORKSCREW」では、もう血管がちぎれて死んでもかまわない、くらいのテンションがほとばしってます。イエローモンキーとはまた違う、ライヴの「激しさ、熱さ」ってのをびしびし感じさせてくれました。結果的に二人のバンドに対する姿勢の違いから活動停止になってしまい本当に残念ですが、清春は今は新しい自らのバンド「SADS」を結成して活動しています。心残りなのは実質上のラストツアーでライヴハウスでのライヴを怖がっていかなかったこと・・・(TT)


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