秀麗富岳12景・笹子雁ヶ腹摺山(1357.5m)

2002年2月23日(土)

笹子駅→登山口→小ピーク→笹子雁ヶ腹摺山山頂(下山同じ)

山梨にある、秀麗富岳12景のピークの一つ、笹子雁ヶ腹摺山を訪ねた。
12景と言っても実際は12景より多くあるらしい(?)
12景のうちのいくつかのピークは、既に訪れとことがあり、まだのところは、アクセスが悪く行きにくいところばかりになってしまった。
この笹子雁ヶ腹摺山は、その中でも中央線の笹子駅から往復することが出来る山であるので今回のコースに選んだ。
「雁ヶ腹摺山」と名前の付く山は、この近くにあと二つある。いずれも秀麗富岳12景にもなっている。
一つは、雁ヶ腹摺山で、500円札に描かれた富士山の撮影地で、もう一つは、牛奥ノ雁ヶ腹摺山、いつかは訪れてみたいが、こちらは登山口までタクシー利用となってしまう。
「雁ヶ腹摺山」と名の付く山が、いくつかあるのは、このあたりが、雁の飛行コースであったことを意味しているようだ。

2月のこの日、もちろん富士の展望を期待して出かけたが、この日もそしてこの日の前、数日間、春のような暖かな陽気で、それはいいのだが、春霞がかかったようで、近くにありながら「秀麗な富士」の姿を望むことは出来なかった。

暖かな日であったけれど、日陰には、また雪も多く残っていた。登山道はそれほどでもなく、念のためアイゼンも用意して出かけたが、必要はなかった。

笹子駅からの登山口を往復するコースを行ったが、山頂から旧甲州街道の笹子峠へ下り笹子駅に戻るコースもある。こちらは、笹子峠に下ってからの車道歩きが長いので、やめた。
また、山頂から東へ進む縦走コースもあるが、コースタイムがかなり長くなってしまう。

この山のピークはは、中央高速道路の笹子トンネルの真上にあり、登山口から山頂まで林の中の道を、かなりの急勾配をほとんどまっすぐに登っていく感じだった。