初夏の花咲く残雪の
苗 場 山 (2145m)
2002年6月29日(土)
越後湯沢駅→(タクシー)→町営駐車場→和田小屋→下ノ芝→中ノ芝→上ノ芝→神楽ヶ峰→雷清水→苗場山山頂 (下りも同じ)

山頂に広々とした湿原が広がり、花の山として名高い苗場山、
どんよりとした梅雨寒の日が続く梅雨のまっただ中、湿原に咲く花を求めて出かけた。
東京駅を上越新幹線が出る頃は、梅雨空だったが、トンネルを抜けると、雲が切れ日も差すお天気だった。
和田小屋下の駐車場までくねくねとカーブの続く道をタクシーで登り、和田小屋から登山開始。
下ノ芝、中ノ芝、上ノ芝と小湿原を通過しながら行く。
イワカガミ、ショウジョウバカマ、マイズルソウ、ミツガシワ、チングルマ、ムラサキヤシオなどの花を見ることが出来た。
上ノ芝を過ぎ、小松原湿原への道を分けて緩やかに登ったところが、神楽ヶ峰のピーク。
ここから苗場山のピークがそびえ立って見える。いったん下り雷清水の水場に出る。(ここの水は美味しいので帰りに汲んで帰る)さらに鞍部まで下る。このあたりはお花畑と呼ばれている。シラネアオイが登山道のすぐ脇に咲いていた。
ジクザグの急登を登ると、急に平坦になって、苗場山山頂湿原の端に出る。
山頂の湿原には、まだ雪がだいぶ残り、草が芽吹き始めたばかりだった。梅雨に入って、気温の低い日が続き、花の開花が少しおそくなっているということだった。天気が良いと、展望も楽しめるのだけれど、この日はあいにくだった。
山頂でゆっくりランチタイムをとり、来た道を下山した。