最高!快晴のGW涸沢
2003年5月2日(金)夜行〜4日(日)
新宿夜行バスさわやか信州号→上高地バスターミナル→河童橋→明神→徳沢→横尾→本谷橋→涸沢→涸沢ヒュッテ(泊)
涸沢ヒュッテ→穂高岳山荘→涸沢岳→穂高岳山荘→涸沢ヒュッテ
涸沢ヒュッテ→本谷橋→横尾→徳沢→明神→河童橋→上高地温泉(入浴)→上高地バスターミナル
今年のGWは、お天気が最高!雲一つない快晴の山行となった。
今回はメンバー7人、前夜新宿の都庁駐車場バスターミナルに集合して出発。バスターミナルは各方面に向けての出発客でごった返していた。
上高地行きもこの日は8号車まで。
早朝の上高地も快晴で、気温もいつもの年より高い。バスターミナルで出発の準備を整えてお馴染みの河童橋へ。
ここからの穂高岳の眺めも最高。梓川もエメラルド色の水の流れが速い。
この辺りはすっかり除雪されて、遊歩道には雪はない。山桜が咲き始めているが、木々は芽吹きが始まったところ。雪の溶けた林の中からはフキノトウがたくさん顔を出していた。
動物たちも暖かさに活発に活動を始めたようで、カモやサルが大勢の人たちにも動じることなくゆったりとしていた。
徳沢を過ぎると登山道に雪が残っているところもあり、約3時間で横尾着。
横尾大橋を渡っていよいよ本格的な登山道となる。
夏には本谷橋の架かる辺りまでは雪も少なく、溶けてぬかるみもある。本谷橋から涸沢に入ると雪道となるが、夏の時期とはだいぶ雰囲気が違っている。
この日は天気がいいので、雪面からの照り返しもきつく、半袖でもいいくらい。
この雪の道を大勢の登山者が列をなして涸沢を目指している。
2時過ぎに涸沢ヒュッテ着。雪の上に色とりどりのテントのテント村が出来上がっている。
これぞ涸沢!
さっそく生ビールで乾杯!
2日目は、涸沢のカールを穂高岳山荘まで行くことに決定!
雪の急斜面を登っていく。朝、4時に4時に起床。5時出発。
途中、傾斜のきつい斜面もあったけれど休憩を取りながら、穂高岳山荘到着。
奥穂高岳は次回に回すことにして、一番近い涸沢岳(3102m)に登ることにした。
涸沢岳からは、奥穂高岳・前穂高岳、反対側には槍ヶ岳が間近に眺められる。
涸沢のテント村は真下に小さく見える。テントは、小さな点に。
涸沢を隔てて、蝶ヶ岳、常念岳の山並み、その後に八ヶ岳、南アルプス。そして富士山。
涸沢ヒュッテまで急斜面を下る。下りは雪も緩くなって滑り降りる感じで速い。
本当に滑り落ちてしまった。(意志に反して。こわかったけれど楽しかったことも確か。)
ヒュッテで荷物を回収して来た道を上高地まで戻る。
本谷橋までの雪道はこれも半ば滑り降りるようで速い。その反対に横尾から上高地までの平らな道は、重登山靴で歩くのは長くて疲れた。
上高地温泉で疲れを少し癒して帰路に。