OL登山委員会7月定例山行苗場山(2145m)
1q四方もある広大で平坦な山頂湿原とお花畑の百名山
2003年7月26日(土)〜27日(日)

26日(土)
越後湯沢→和田小屋→下の芝→中の芝→上の芝→神楽ヶ峰→雷清水→お花畑→苗場山山頂 苗場山自然交流センター泊
前夜は激しい雨。早朝には上がり新幹線の車窓から見る天気もまずまず。けれども、国境の長いトンネルを抜けて〜新幹線で越後湯沢に着くと小雨。
タクシー(ワゴンタクシー9人乗り1台7000円)で登山口の和田小屋まで行く。とりあえず、ここで、レインウェアフル装備で登山開始。
足下は、ドロドロのぬかるみが多く気を遣いながら歩く。(それでも、靴はどろどろ、ズボンの裾も)
途中、上の芝辺りから雨がやんで、雲の切れ間から青空が見え始めた。
ここで、レインウェーを脱いで簡単にランチ。神楽ヶ峰を過ぎ道はいったん下りに。
雷清水で水を補給(冷たくておいしいお水)
下りきったところがお花畑。登りではこの日展望は望めなかったけれど、たくさんの花を見ることが出来た。お花畑を過ぎ、苗場山山頂へ向けて雲尾坂の急登。
急登を終え、登り切ったところで苗場山の山頂湿原の一端に出る。山頂湿原に着いたころは、霧も晴れていて、湿原一帯を見通すことが出来た。しばらくすると濃い霧に覆われてしまった。
木道をこの日の宿、苗場山自然交流センターへ行く。きれいな小屋で暖かい。混雑を覚悟していたが、結構ゆったりスペースで私たちのグループは、2階のカーテンで仕切られた一画が割り当てられた。
小屋の裏手の展望所で雲の中にではあるが、日本海に夕日が落ちるところが何とか見ることが出来た。夜はまた、雨が降った。次の日の天気を案じながら9時消灯。

27日(日)
御来光→山頂湿原散策→苗場山山頂→雷清水→神楽ヶ峰→上の芝→中の芝→下の芝→和田小屋


朝、空は晴れて、雲の間からだったが、御来光を眺めることが出来た。
朝食の前に湿原を木道を歩いて散歩した。霧が出たり晴れたりして幻想的でした。
トキソウの生えている場所を小屋の方に教えてもらって、見に行った。ピンク色のかわいい花でした。
7時半に小屋を出発し、登りのルートと同じ道を下った。下りは、晴れていて気持ちがよかった。景色や花の写真を撮りながらのんびり下った。
和田小屋からタクシーで湯沢駅に戻り、駅の温泉「ぽんしゅ館」で入浴。
そのあと、駅の近くのおそばやさん(中野屋)に行って、へぎそば・マイタケの天ぷら、生ビールで乾杯。
ゴゼンタチバナ、ベニサラサドウダンツツジ、ヒロハウスユキソウ、ヒメシャクナゲ、トキソウ、タテヤマリンドウ、イワイチョウ、ニッコウキスゲ、コイワカガミ、ツマトリソウ、マイヅルソウ、クルマユリ、ウラジロヨウラクツツジ、タカネナデシコ、オダマキ、ハクサンフウロ、…
等、たくさんの花に出会えました。
