5月2日
宮 之 浦 岳 (1936m)

安房→(タクシー)→淀川登山口→淀川小屋(朝食)→花之江河→黒味岳分岐→投石平(なげしだいら)→翁岳→宮之浦岳 (復路同じ)

4時に起床。宿を4:50タクシーで出発。朝食・昼食の2食分をお弁当にして持っていく。島に50台しかないというタクシーはこの日はフル回転。タクシー会社は宿の向かい。ワゴンタクシーで同じ宿の2人組と別の宿の3人組との相乗り。山道へ入り走ること約1時間で淀川登山口着。大勢の登山者が出発の準備でごった返していた。
天気は霧雨のため、レインウェアーの上着を着て出発。途中下山してくる人に聞くと上に行くと晴れているとのこと。昨日もそんな天気だったらしい。

淀川小屋まで約40分。ここで朝食のお弁当。
お弁当は、こんな感じ。朝用・昼用おにぎりとおかずが変えてある。




屋久島の山小屋は全て無人小屋。寝具、食材全て持ち込みとなる。小屋はあまり大きくなく、GWのこの時期は、大変な混雑で、小屋到着が遅くなると小屋に入れないこともある。屋久島では1・2泊の縦走で珠歩きする場合が多いようだが、今回私達は、日帰り登山で行くことにした。

 
花之江河の湿原地帯・ここはいろいろな方面へ登山路の分岐となっている。あいにくの霧で近くしか見えない。

花之江河から黒味岳分岐、投石平への登り辺りから雲が切れだして、展望が開けてきた。

  先を行く登山者の列が霧の間に見え隠れしていた。

翁岳への分岐を過ぎて宮之浦岳への最後の登りとなった。

  寝顔のような模様の岩。

11:00山頂着。大勢の人で大混雑。山頂の標識で記念撮影するために順番待ち。ランチタイムのための座る場所を探すのにも一苦労。幸いお天気はよく、正面に長田岳。縄文杉を経由して荒川登山口方面への登山道もよく見渡せた。

   
山頂の三角点                                        
  
山頂は登山者で大混雑                                             バックは永田岳

  
 

山頂で長居をして展望をゆっくり楽しみ、往路を下山。
帰りのタクシーの迎えの時間待ちのため、淀川小屋まで下山して、時間調整。
帰りはヤクスギランド近くの紀元杉で途中停車。帰りのタクシーの中からヤクシカとヤクザルに会えた。
屋久島は古くから「サル二万、シカ二万、人二万」と言われるほど、サルやシカの多いところ。ここのサル・シカは少し小さめ。


森の中の世界遺産登録地域を示す看板。
森は深く暗い。


4日間お世話になった「ビジネスホテルかしま」のこの日の夕食。
昨年10月から工務店だった自宅の二階を改造してビジネスホテルを始めたばかりだと言うlこと。
奥さんも旦那さんも親切で、早朝の出発にも対応してくれた。
普段は朝食だけだが頼むと1500円で夕食も出してくれる。夕食提供はまだ始めたばかりだと言っていた。お料理は、手作り家庭料理で美味しい。