8月10日(日)
展望台・プンタ・エルブロンネル(Punta Helbronner)3642mへ
クールマイユール→(バス)→ラ・パリュド(La
Palud)→(ロープウェー)→
パビヨン(Pavillon)2173m→(ロープウェー)→
トリノ小屋(Rif. Torino)3321m
→(ロープウェー)→プンタ・エルブロンネル(Punta
Helbronner)3642m
クールマイユール泊C・ペンションヴェネチア
クールマイユールで二日間ハイキングをしたので、この日は、間近にモンブラン山群と氷河を眺められる展望台「プンタ・エルブロンネル(Punta Helbronner)3642m」へ出かけた。
ここも、1998年にシャモニーを訪れたときに、シャモニー側からクールマイユールに抜けてきたときにも訪れことのある場所。
展望台としては、シャモニー側から行く、エギューユ・デゥ・ミディ(Aiguille
de Midi)3842mの方が高く、訪れる観光客もだんぜん多く、(アルプス観光の団体ツアーの日本人が、大勢訪れる)派手な感じがする。やはりアクセスの面で、シャモニーからの方が便利だからなのだろう。
展望台「プンタ・エルブロンネル」へは、クールマイユールからバスでラ・パリュド(La Palud)まで行きここから、パビヨン(Pavillon)2173m、トリノ小屋(Rif. Torino)3321mとロープウェーを3回乗り継いでいく。プンタ・エルブロンネルのある稜線がフランスとイタリアの国境になっていて、展望台のある建物の中に税関もある。
ここから、見るモンテ・ビアンコは、フランス側から見るより丸い山頂よりはやや、尖って見える。展望台からモンテビアンコまでは、西南西5qの至近距離である。
これが、プンタ・エルブロンネルから見るモンテ・ビアンコ
この日も天気はよく360°大展望。
広大なジョアン氷河(Glacier du Geant)、ダン・デゥ・ジェアンの岩塔、グランド・ジョラスのピーク、イタリア領では、グラン・パラディーゾも望める。
エギューユ・デゥ・ミディ(Aiguille de Midi)とプンタ・エルブロンネルは三連のゴンドラリフトで結ばれている。
また、氷河の上を歩いて、エギューユ・デゥ・ミディ(Aiguille
de Midi)、プンタ・エルブロンネル間を行く登山者も大勢いる。
私たちも氷河の上に下りて、少し歩いた。
標高も高く雪と氷の世界のプンタ・エルブロンネルだから、気温は下界よりも低いが、日差しは、かなり強いので、展望台では、日光浴を楽しんでいる人がたくさんいる。
裸になって日光浴する人たちの隣で、私たちは、紫外線対策をしっかりとして(長袖・帽子・サングラス・手袋・紫外線防止のメーク)、ランチをした。