8月12日(火)
チェルビアニ・ベック・デル・ピオ・メルロ(Bec Del Pio Merlo)2617mへハイキング
チェルビニア→ベック・デル・ピオ・メルロ(Bec
Del Pio Merlo)2617m→ラーゴ・ブルー→チェルビニア
チェルビニア泊・ホテルGorretA
この日は、チェルビニアの町から、南東側にあるベック・デル・ピオ・メルロ(Bec Del Pio Merlo)2617mへのハイキング。この日は利用交通機関は無し。
ハイキングコースbP7の道しるべに従って歩いていく。
最初は、草付きの道を緩急繰り返しながら行き、最後は、岩の道を登った。
ベック・デル・ピオ・メルロ(Bec Del Pio Merlo)2617m
岩の道で、少し迷いそうになったとき、ひとりでハイキングをしていたイタリア人のおじさんと一緒になった。
このあと、しばらく一緒に歩いた。
この方は、英語も流ちょうに話し、日本にも仕事で行ったことがあると言っていた。豊田市に行った、と言っていたから、自動車関係の仕事をしていたのでしょうか?
60歳を越えて引退し、今はミラノに住んでいて、チェルビニアには毎年来ている、とも言っていた。カメラバックのリュックに、ニコンの一眼レフのカメラを持ち、今は写真を撮ることも趣味にしているようだった。
私たち二人の写真も撮ってあげるよ、と言ってくれ、私のカメラを渡すと、頼んだわけではないけれど、縦と横、引いた物と寄った物の2枚ずつの写真を撮ってくれた。
このおじさんに、エーデルワイスがたくさん咲えている場所に案内してもらった。
めざしていってもなかなか出合うことのないエーデルワイスを、それも一度にこんなにたくさん見たのは初めてだったので、感激して写真を撮りまくってしまった。
牧草地のような斜面一面に咲いていた。
エーデルワイス
おじさんとは、午前中一緒に歩き、そのあとわかれた。
私たちは、モンテチェルヴィーノが水面に映るという、ラーゴ・ブルーを経由して戻った。
ラーゴ・ブルーは湖というよりは、小さな池で、水面にモンテチェルヴィーノが映るのだけれど、周りに観光客が多く、この日は、風があって水面がゆれてあまりきれいな「逆さモンテチェルヴィーノ」を見ることは出来なかった。
それに、遊びに来ていた子どもが、石を投げて湖面を揺らしていたし…。
ハイキングを一緒にしたおじさんも、「ラーゴ・ブルーへは、観光客が少なくなる夕方行った方がいいよ」と言っていたっけ。
「逆さモンテチェルヴィーノ」と言えば、1997年にツェルマットのリッフェルゼーでの「逆さマッターホルン」を素晴らしいタイミングで見ることが出来たっけ。