8月11日(水)
コルティナ ダンペッツオでのトレッキングB
Tofane(トファネ)3244mへ
&
ヴェネチツィアでの宿探し
リベンジどころではなかった、トファネ
と
天下の大観光地・ヴェネツィア
コルティナダンペッツォ→(ロープウェー)→トファネ→コルティナダンペッツォ→(直通長距離バス)→ヴェネツィア
ロープウェーで行くことの出来る展望台としては、コルティナダンペッツォで一番高いのがトファネ。2001年にも出かけたが、山頂は真っ白で何も見えなかった。今回、リベンジ!のつもりだったが…。土砂降りで到着した翌日コルティナダンペッツォでの一日目は晴天で、町から展望台が朝から日没時まで望めた。カナツェイでは毎日降っていた夕立が、コルティナダンペッツォでは、降らなかった。それがいけなかったのか。前日、トファネに登ることをこの日に延ばして、ヴェネツィア移動をバスと列車利用ではなく、直通バスにして出発時間を遅くした。バス列車移動ではコルティナダンペッツォを朝出発しなければならない、昼にはヴェネツィアに到着できるので、ホテル探しの時間に余裕がある。直通バスでの移動では、バス日出発が15時なのでコルティナダンペッツォでの時間はあるが、ヴェネツィア着は19時近くなり、ホテルを探しの時間に余裕がなく心配だ。
3日目のこの日の朝、ホテルの窓から見るとトファネの展望台は雲の中。そのうちに雲が切れたり、また、隠れたり。
ヴェネツィア行きの直通バスの時間までは時間の余裕があるので、様子を見て出かけることにした。
朝、一番始発のロープウェーで登るつもりでロープウェー乗り場に行ったが、その間にもまた、厚い雲に隠された。
下の乗り場で待っていてもしょうがないので、とにかく一番上の展望台に上がって、晴れるのを待つことにした。
一番上の展望台まではロープウェーを3回乗り継いでいく。ロープウェー代もバカにならない。(一番上まで往復24ユーロ)
一番上の展望台に着くと、やっぱりガスの中。レストハウスでかなりの時間を過ごして待ったが、だめ。
あきらめて、一番下の展望台までロープウェーで下り、この日は全く歩いていなかったのでそこから、ハイキングで下ることにした。
ロープウェーの乗り場の辺りを目指して下るつもりで、きちんとした地図を持たずに歩き始めてしまったので、あとで、大変なことになってしまった。
この時は、歩くつもりはなく展望だけを楽しむつもりでトレッキングシューズではなく普通のスニーカーで出かけしまったし。
ロープウェーから見たときには、ロープウェーに沿ってトレースが付いているようにみえたのだが。
ハイキングの標識に沿って歩いたが、なかなか道が下っていかない。コルティナダンペッツォの町からどんどん離れていくように、道は巻いていってしまう。途中で出会ったハイカーに聞いてみたが、その人達コルティナダンペッツォへ行くのだけれども、きちんとした地図を持っていないと言う。
とりあえず、車道に出たが、目指していたロープウェー乗り場からはかなり離れてしまい、谷をひとつか二つ向こうに下りてしまったようだった。
近くにバス停があるので行ってみるが、ちょっと前にバスは出たばかり。次のバスまでは1時間くらいあった。
バスを待っていると、予約してあるヴェネツィア行きのバスまで10分くらいの余裕しかない!
ヒッチハイクしかない!
と、道路に出て車を止めることにした。
幸い2.3台目くらいに車が止まってくれ、コルティナダンペッツォまで乗せてもらった。
若い男の子ひとりだった。途中彼は彼女と携帯で話し、私達に、「タバコはどう?」と進めてきた。
無事にコルティナダンペッツォに着き、ヴェネツィア行きのバスに乗り込んだ。
コルティナダンペッツォ・ホテルイタリア
部屋の窓から(左)と部屋の中(右)
ヴェネツィア行きのバスは、アルプスの山並みを抜け、高速をひた走り、その間標高をぐんぐんと下げていった。
出発の時間から少し遅れたバスは、途中で乗り込んできた女性客が、飛行機の時間に間に合わなかったらしく、最終停車地の空港に先により、ヴェネツィア・ローマ広場へは後回しになり、到着予定が1時間くらい遅れてしまった。
そのことについて運転手から何の説明もなく、他の乗客達も何も言わない。
私達は、ヴェネツィア到着してから、宿探しをしなくてはならないというのに。
約1時間遅れで到着。バスは、ローマ広場に着くので、サンタルチア駅まで行くことに。
見えていても運河に隔てられて到着できないのがヴェネツィア。
階段状の橋を2つスーツケースを引っ張り上げながら渡り、最後に駅前の大運河にかかる大きな階段状太鼓橋ースカルツィ橋を渡り駅前着。
駅前からの道を1つor2つ星クラスのホテルで宿泊の交渉をすることにした。
最初に行ったホテルで聞くと、そこは無いが、近くのホテルを紹介してくれるという。迎えに来たおじさんについて路地を入り案内された部屋は、エアコンはついているもののランドリー室の隣の窓ないじめじめした部屋。ここで、朝食無し70ユーロだという。観光地値段のヴェネツィアでは仕方がないのかも、もう日も暮れているし、疲れているし、とちょっとめげそうになったか、この部屋では納得が出来ない。
荷物を預かってもらい、考えて他をあたるからと告げて、元気を出して身軽になって探すことにした。
最初、路地を入って行くのは恐い気がして通り沿いを探していたが、いったん路地に入ってしまうと平気になり、路地に入った方が安くていいホテルがあることが分かり、そのまま路地をすすんでみることにした。
じめじめホテルの少し奥にあるホテルに聞くとエアコン付き朝食付きで80ユーロの部屋がこの日1泊空いているという。ヴェネツィアには4泊の予定だけれど、1泊だけ決めて、あす、またゆっくり探すことにしてここに決めた。
エアコン付きにこだわるのは、ヴェネツィアは昼間は30℃夜は20℃近くにlきおんが下がるので夜、窓を開ければ何ら問題はないのだが、蚊がおおく夜眠れないと言う情報があったので、エアコン付きを条件に部屋を探した。
次の日、更に奥の、というより、ひとつ奥の隣のホテルに残りの3泊(シャワー付きツインルーム1泊朝食付き70ユーロ)と決めて無事にヴェネツィアのベースが確保できた。