飯豊山
(8/21【木】〜24【日】)
1日目・8/21【木】
東京13:08発→( [新幹線]Maxやまびこ117号)→14:30着郡山14:43発→([普通]磐越西線)→15:58着会津若松16:36発→山都17:13着→(タクシー)→川入
川入民宿・しゃくなげ荘泊
8月下旬のこの時期の天気予報は、あまり芳しいとは言えなかった。
この夏は、縦走山行をしていなかったので、雨を覚悟で予定決行。
磐越西線・山都駅下車の頃は大雨、予約していたタクシーで翌朝の出発点川入の民宿へ。(山都から川入までのバス便は、8/18まで。タクシーは1台5390円)
この日、民宿の宿泊者は私たち2名だけ。近くの民宿から翌朝縦走予定の登山者もいないということ、夜中、雨はかなりの降りだったので明日からの縦走に不安を感じつつも、民宿の素朴で美味しい手料理をいただき、この夜の北京オリンピックソフトボールの決勝戦の日、日本の金メダルに盛り上がって就寝。
2日目・8/22【金】
川入→(車)→小白布沢・駐車場登山口5:40→横峰小屋跡→分岐→三国岳・三国小屋/朝食8:50〜9:25→切合小屋→飯豊神社・飯豊山本山小屋/昼食12:50〜13:25→飯豊山→(→御西小屋15:00着(泊)
翌朝も起きると雨。
午後からは快復するも、午前中は雨の予報。
川入の民宿から、民宿泊の場合だけ通行可のゲートを鍵を開けて通り、小白布沢・駐車場登山口へ。
雨の中出発。
今回は、避難小屋泊ということで、普段より荷物が重い。
途中で下山してくる三国小屋の管理人さんに出会う。
三国小屋で朝食休憩。
このころから、少し雨が弱くなり、前日から飯豊に入っていた登山者や大日杉小屋方面から入山していた登山者と出会う。
天候が、あまりよくなくてもそれなりに登っている人はいるのです。
もともと、山深いところからの入山なので登山者は
それほど多くない模様。
剣が峰
切合小屋を過ぎたあたり。
切合小屋前は、水場になっていて、水が豊富に流れていた。
花はきれいでいた。雨のため写真の撮影意欲が低下。写真が少ないです。

草履塚と姥権現
このあとの本山小屋までの御前坂がきつかったです。
本山小屋着の頃に晴れ間が出る。本山小屋から先は、長い登りは終了。午後のお天気も大丈夫そうだということで、
長めにランチ休憩。小屋の前の日なたにぬれた物も干して乾かす。

本山小屋から飯豊本山〜御西小屋まで、晴れ間の中、気分良く縦走

飯豊本山山頂

この日御西小屋泊は、私たち2人と4人組のパーティーの6人だけ。ゆったり宿泊。
水場は、小屋から少し下ったところ。
地下水が湧き出ているところだそうで、美味しい水が豊富に流れている。
小屋の管理人さんに4Lの大きなペットボトルをひとり1本ずつ貸していただき水汲み。
地図上では、御西小屋から大日岳までは、行き2時間、戻り1時間40分となっているが、往復2時間弱で可能とのこと。
明日の天候のことを考えると、この日大日岳までピストンすることも考えたが、大日岳方面はガスの中で展望は望めそうもなかったので、
翌朝、ピストンすることに決定。
飯豊山の地図上のコースタイムは、甘めに設定されているよう?
夕方、新潟市内方面の町の灯りがよく見え、翌朝の天気を期待。
3日目・8/23【土】
御西小屋4:30→大日5:30〜5:40→御西小屋6:30/8:00→烏帽子岳10:50→梅花皮小屋・昼食11:10/12:05→北俣岳→梅花皮小屋12:25→門内岳→門内小屋13:15(泊)
3時半に起床、朝食の前に大日岳をピストン。
ガスはかかっていたが、ちょうど山頂着の頃、ガスが晴れて展望が得られた。
ガスと、朝露でびっしょり。
ちょっとの時間差だけなのに、御西小屋泊の4人パーティーが朝食を済ませてから大日岳ピストンした時は、展望は得られなかったらしい。
大日岳山頂

大日岳山頂から。
御西小屋に戻って朝食を済ませ、出発。
風が強く、雨というより、ガスの中。
小屋の管理人さん曰く、このくらいの風は飯豊ではいつものこと、少し下ると、風はおさまるので大丈夫だ。

御西小屋は2005年に改装され、とてもきれい。断熱材もしっかり使ってるので、寒さからも守られているとのこと。
トイレも宿泊者は建物内のトイレが使用でき、バイオ式トイレ、専用トイレットペーパー付でとてもきれい。

天狗の庭あたり、烏帽子岳が見渡せ晴れ間が出てきた。
草が濡れているので、雨具の下は必要、また、いつ雨が降り出すともしれないので雨具は着用。

ハクサンコザクラの群落もきれい。
御手洗池と烏帽子岳
烏帽子岳山頂
梅花皮岳山頂
梅花皮小屋で昼食。
ここもきれいな小屋でした。ここまで石転び沢を登って来る登山者も。
北股岳山頂
天気は、不安定。雲が来ると小雨。
門内岳山頂
門内小屋に13:15早めに到着。
明日の天候はあまり良くない予報、無理をすれば飯豊山荘まで下れないこともないが…。
ここは、無理せず、翌早朝下山することに。
この日の門内小屋は20人ほどの登山者。
小屋は、やや古いが、外トイレは新しくきれい。バイオ式トイレで使用後、自転車のペダルで前に20回、後ろに10回こいで、かき回す。
飯豊のトイレはどこもきれい。
夕方、新潟方面がよく見えた。
夜は、風雨強し。


4日目・8/24【日】
門内小屋4:40→扇ノ地神→梶川峰5:20→湯沢峰7:00→飯豊山荘8:20
飯豊山荘11:22→(小国町営バス1時間)→ 米坂線・小国駅12:17
小国14:21発→([普通]米坂線)→15:46着米沢16:35発→([新幹線]つばさ122号)→18:48着東京
3時に起床。朝食準備を済ませ出発。
出発の頃は、雨が上がっていた。
梶川峰を下り始める頃から飯豊山荘に下るまでずっと雨の中。
早出したので、早めに下りきり、温泉にゆっくり浸かり、すっかり身支度。
梶川峰へ下る分岐。
米沢からの新幹線で駅弁。
米沢牛・牛肉ど真ん中弁当は食済みなので、今回は、「うしめし」をセレクト。