黒部五郎岳(2837m)・鷲羽岳(2924m)・水晶岳(2986m)
2008年10月9日(木)夜行〜13日(月)
秋の連休、黒部五郎岳を目指す計画をしてはみたものの、富山側の登山口・折立へのバス便はなく、タクシー利用では費用がかさんでしまう。
黒部五郎小舎の営業は、9/30で終了。
もう一つの登山口新穂高へは、週末は夜行バスが運行されているが、木曜の運行はない。
上高地行きの夜行バスを利用し、中ノ湯バス停下車、早朝のタクシーを利用して、安房トンネルを抜け、平湯バスターミナルまで行き、平湯から路線バスを利用して、新穂高に入る。というアクセスで決行!となりました。
1日目・10月10日(金)
新穂高8:00→わさび平→秩父沢→鏡平分岐点→鏡平小屋12:00 →弓折岳 →双六小屋14:30→(巻道経由)→三俣山荘16:30
新穂高スタートは、8時過ぎ。
コースタイムからすると、この日の宿泊は、双六小屋?
翌日、黒部五郎岳を目指すとすると、三俣小屋まで行っておきたい!
天気は、最高の快晴!(翌11日土曜は、お天気崩れてくる予報)
夜行バス明けでハードな行程だけれど、三俣小屋まで行く予定で出発。
16:30には、無事、三俣山荘着となりました。
わさび平辺りの紅葉が見頃でした。
鏡平・鏡の池
紅葉が池に映えていました。槍ヶ岳もすっきり。
写真愛好家の皆さんが、思い思いにカメラを構えていました。
鏡平から弓折岳に登ったあたり。
槍ヶ岳をバックに鏡平を見下ろす。
弓折岳を越えて。
双六小屋が見えてきた。バックには、鷲羽岳、水晶岳。
双六小屋14:30だったため、三俣山荘までは行ける!と出発。
ここは、巻き道を選択。双六小屋から先は、誰にも会いませんでした。
16:30三俣山荘着。この日の宿泊者は7名だけでした。
2日目・10月11日(土)
三俣山荘8:00→(巻道経由)→三俣蓮華岳→黒部五郎小舎→(カール経由)→黒部五郎岳11:50→黒部五郎小舎→三俣山荘15:30
この日は、予報通り雨。
三俣山荘から、黒部五郎岳をピストン。
夜から風が強くなり、小屋の屋根に雨がたたきつける音が大きかった。
午後からは、お天気回復の予報、この日も三俣山荘泊まりなので、荷物を最低限にしてぎりぎり遅め雨が小降りになった8:00に出発。
黒部五郎小舎に着いた10:00頃に雨は止みました。
カールを通過している頃には青空も見えましたが、山頂に着いた時には、ガスがかかってしまい展望を得ることは出来ませんでした。
稜線上は、風が強く写真を撮って早々に、カールに下り、ランチ休憩。
午後もまた少し雨に降られてしまいました。
行きも帰りも同じ辺りで雷鳥の家族?(3羽)に会いました。
黒部五郎小舎から登り返したところから、黒部五郎岳。
この日は、2人にしか会いませんでした。
三俣山荘に戻った夕方からは、お天気は回復しましたが、気温がぐんぐん下がりました。
この日の三俣山荘の宿泊者は前日よりかなり増えて20名以上でした。
乾燥室にも火が入りました。

夕方、三俣山荘前からの鷲羽岳と水晶岳、槍ヶ岳
3日目・10月12日(日)
三俣山荘6:30→ 鷲羽岳→岩苔乗越→水晶小屋 →水晶岳→水晶小屋 →岩苔乗越→(黒部源流経由)→三俣山荘12:00/12:40→三俣蓮華岳→(中道経由)→双六小屋 →弓折岳→鏡平小屋16:30
夜に気温が下がり、小屋の中の水道も、バケツにためてあった水も凍りついていました。
天気は快晴。
この日は、三俣山荘から、鷲羽岳・水晶岳をピストンして、いったん三俣山荘に戻り、荷物をピックアップして、翌日の下山を鏡平まで下る。
5:30に小屋の朝食。6:30に出発。
小屋のすぐ前から鷲羽岳への急登。
眺めは最高。
朝の気温はかなり下がり、フリースの帽子、手袋がは必携。
鷲羽岳への途中、三俣山荘が下の方に小さく見える。

鷲羽岳への途中から黒部五郎岳

鷲羽池

鷲羽岳山頂
遠く富士山まで見ることの出来る最高のお天気でした。
鷲羽岳から割物岳を越え、水晶小屋から水晶岳へ向かいました。
鷲羽岳からの黒部五郎岳
水晶岳山頂。
水晶岳
水晶岳からの戻りは、黒部源流の道を行きました。
黒部源流から黒部五郎岳。
ここから、三俣山荘まで登り返します。
三俣山荘前で、ランチ休憩。その後、鏡平小屋を目指して下山。

帰りは、三俣蓮華岳を経由して中道経由で双六小屋、弓折岳、鏡平小屋へ。
三俣蓮華岳山頂
4日目・10月13日(月)
鏡平小屋6:00→鏡平分岐点→秩父沢→わさび平→新穂高8:50
鏡平小屋から新穂高へ下山。
平湯から松本までのバス、11;45発に乗るため、新穂高9時のバスに乗るために6時過ぎに下山開始。
ぐんぐんと下り、8:50新穂高着。9時のバスに間に合いました。
平湯でのんびり温泉。早めに帰ることが出来ました。
朝の鏡池
